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こんにちは、SEOの高林です。
インターネットを利用している方なら、誰でも一度は見たことがあるWebフォーム。
ネットショッピングの購入やサイトへのお問い合わせはもちろん、リクルートページなどでも使われています。
Webサイトの担当者の方やECサイトを運営している方は、このWebフォームの作成や最適化で悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
「フォームの仕様を変更したいけど、社内リソースが足りなくて変更に時間がかかる」「お問い合わせがあっても、その後を細かに終えていない…」といった課題を抱えている人は少なくないでしょう。
ですが、今回ご紹介するPardotのフォーム機能を活用すれば、そんな悩みも簡単に解決できます。フォームでの離脱が多くて困っている方は必見です。ぜひご覧ください!
まだPardotやMAに馴染みが薄い方は、ぜひ下記の記事をご覧ください。
MAの概要からPardotでできることなど、基礎的な内容をご紹介しています。
Salesforce Pardotとは?MAツールの決定版【使い方・仕組み・機能】
Pardotのフォーム機能ってどんなもの?
そもそもPardotのフォームにはどのような機能が備わっているのでしょうか?
まずは、ざっくりと機能の概要について確認してみましょう。
このようにPardotでは新たにPardotを活用して新規にフォームを作成することもできますし、既存のフォームにつなぎ込んで活用するフォームハンドラーを利用することもできます。
Pardotのフォームを利用することで、匿名のビジターを身元が分かる見込み客(プロスペクト)に変換することができます。
名前やメールアドレスはもちろん、会社や役職といったユーザーの属性情報を収集することでグレーディングやセグメンテーションに活用することができます。
また、Pardotのフォームを活用すると下記のようなメリットも得られます。
- サイトへの変更せずに、Pardotのサーバー上にフォームを設置する
- 「プログレッシブプロファイリング」「依存項目」などが利用でき、ユーザーの負荷を減らす段階的なフォームを表示できる
- メール検証などの高度な機能が利用できる
- 仕様変更が簡易にできる
ではそれぞれの機能について、もう少し詳しくみてみましょう。
プログレッシブプロファイリング
プログレッシブプロファイリングは、時間をかけて段階的にユーザー情報を取得する機能です。
例えば、初回に「名前」「会社」「メールアドレス」などの登録項目を入力した場合、次回以降の入力項目は「メールアドレス」と「役職情報」のみでOKなど、ユーザーの入力負荷を減らすことができます。
段階的に情報を集めることで、入力項目が冗長になってしまったり、離脱率を減らしたりすることができます。繰り返し入力が行われる、コンテンツダウンロードやWebセミナーページの登録などにピッタリの機能です。
依存項目
ユーザーが入力した情報にもとづいて、質問項目を変更できる機能です。
リアルタイムで変更されるため、ページをリフレッシュする必要がありませんし、複数個のフォームを作成する必要もありません。多数のユーザーに合わせて、フォームを調整できるのが特徴です。
フォームの導入について
Pardotのフォームを導入する方法は3つあります。
- ランディングページビルダーのドロップダウンメニューを活用して、Pardotランディングページにフォームを追加する
- フォーム作成時に生成されるHTMLコードをコピーして、Webサイトに直接フォームを埋め込む
- フォームに紐づく共有可能なリンクを活用する
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Pardotのフォームはドラッグ&ドロップで簡単に作成できるほか、フォーム入力をトリガーとして各種通知や内部スコアの加算のトリガーとして設定することができます。
フォームのレポート
フォームレポートではユニーク登録数や登録した見込み客などが確認できます。
また、ランディングページに埋め込んだフォームの場合は、LPのレポートから成果を確認できます。
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