【初心者必見】オーガニック検索とは？対策のメリットから流入数やキーワードのチェック方法までご紹介

SEO
2020-11-27
更新日: 2024-4-11
ayaka.yaguchi

WEBサイトにユーザーが流入する際のひとつの経路である「オーガニック検索」。
今回はそもそもオーガニック検索とはなにかというところから、オーガニック検索からの流入を増やすメリット、流入数やキーワードの確認方法、オーガニック検索からの流入を増やす方法をご紹介します。

>>【大好評】キーワード調査でSEOの課題を可視化！無料のSEO診断はこちらから

1 オーガニック検索とは？
2 SEO対策するメリット
3 オーガニック検索からの流入数と流入キーワードをチェック
- 3.1 Google Analyticsでオーガニック検索の流入を確認
- 3.2 サイトに訪れているキーワードの確認
4 オーガニック検索を増加させるには？
5 まとめ

オーガニック検索とは？

オーガニック検索とは、検索結果画面の広告枠を除いた部分のことを指します。GoogleやYahoo!でユーザーが検索を行った際、検索エンジンがアルゴリズムによって評価したサイトをランキング形式で表示させています。

別名、自然検索とも呼ばれます。ここでは、「検索エンジンとアルゴリズムについて」「リスティング広告との違いについて」「SEO対策について」の3つの視点からオーガニック検索を解説します。

検索エンジンとアルゴリズム

検索エンジンとは、キーワードを入力するとそれに関連するインターネット上の情報を一覧表示してくれるシステムのことです。例えば、GoogleやYahoo!、Bing、百度、NEVERなどが挙げられます。

検索エンジンはクローリングと呼ばれる作業を行いインターネット上にアップされたWEBサイトやWEBページを認識します。次に、認識した情報をインデックスとよばれる作業で検索エンジンのデータベースに登録します。

インデックスされたWEBサイトやWEBページは、検索エンジンの独自のアルゴリズムによって、検索結果に表示するランキングが決定されます。

日本で最も使用されている検索エンジンであるGoogleのアルゴリズムでは、200以上の項目があり、詳細については公表されていません。またアルゴリズムは日々改善が行われています。

とはいえ、一定の品質を保つためのガイドラインは公表されています。少なくともガイドラインに沿った形でコンテンツを用意する必要があります。違反した場合には、検索結果に表示されなくなるといったペナルティーもありますので、注意しましょう。

参考：Webmaster Guidelines｜Google検索セントラル

リスティング広告との違いについて

検索結果には、オーガニック検索(自然検索)の他に広告も表示されます。
表示される広告はリスティング広告(検索広告)といわれ、表示個所は下記の通りです。

リスティング広告にはユーザーが広告であることがわかるように、検索結果画面に「広告」というフラグがつきます。

オーガニック検索は検索エンジンのアルゴリズムにより順位が決まりますが、リスティング広告は広告主側で費用(広告費)をかけ、対象キーワードや掲載内容をコントロールすることができます。リスティング広告の順位は「広告ランク」にて決定されています。詳しくは下記の記事をご覧ください。

掲載順位｜リスティング広告とはいったい何？-仕組みや強みをご紹介-

SEO対策について

特定のキーワード(以下、KW)でのオーガニック検索において、なるべく高い順位に表示されるための施策を実行していくことをSEO対策といいます。SEOはSearch Engine Optimizationの頭文字をとったもので、直訳すると「検索エンジン最適化」となります。

GoogleとYahoo!が、日本で使用されている検索エンジンの9割を占めています。Yahoo!はGoogleのアルゴリズムを借りて使用しているため、日本でSEO対策をする場合は、Googleのアルゴリズムに最適化するための施策を行うということです。

参考：201908-202008 日本の検索エンジン市場｜statcounter

自社サイトがどのくらいSEO対策ができているのかを確認したい場合には、下記の記事をご覧ください。
自社サイトのSEO対策はどのくらいできてる？チェック・診断方法や必要なツールをご紹介！

SEO対策するメリット

上記で解説した通り、オーガニック検索において特定のKWで高い順位に掲載されるためにはSEO対策を行う必要があります。では、SEO対策をするとどのようなメリットがあるのでしょうか。

ここでは3つのメリットをご紹介します。

サイトに訪れるユーザー数の増加
上位表示によるブランディング効果
継続的な流入が見込める

それぞれ詳しく見ていきましょう。

サイトに訪れるユーザーの増加

SEO対策をすることによって、オーガニック検索での順位が上昇するため、ユーザーがサイトを目にする機会が増えます。そのため、サイトに訪れるユーザーが増加し、コンバージョン数の増加も期待できます。

KWによって異なりますが、検索結果1位のサイトのクリック率が約20％なのに対し、11位以下のサイトはほとんど0に近い割合です。上位に表示されることが、流入にどれだけの影響を与えるかがうかがえます。

上位表示によるブランディング

多くのKWで上位表示されるようになると、その分ユーザーがサイトを見る機会が増えるため、ブランディングにも繋がります。

例えばスキンケアに関する「ハンドクリーム」「洗顔料」「クレンジング」といったKWで同じブランドが上位にランクインしていたとします。それぞれのKWで検索をしたユーザーは、上位にランクインしているサイトを見て、スキンケアに関することならこのブランドがいいかもしれないという認知をすることができますね。

ブランディングができれば、指名KW(会社名や商品名)での検索からの流入増加も期待できるでしょう。

継続的な流入が見込める

さきほど、リスティング広告とオーガニック検索の違いを解説しましたが、リスティング広告はコストをかけることで検索結果に表示されています。つまり、コスト(広告費)をストップすると検索結果に表示されず、ユーザーの流入は獲得できなくなります。

一方で、SEO対策を行ったWEBサイトやコンテンツは、資産として残すことができます。リスティング広告と違い、すぐに効果を出すことは難しいですが、半年～1年かけサイトの土台を作りをすることにより、その後はコストを投下しなくても一定の効果が見込めます。
※定期的なチューニングやコンテンツの追加は必要です。

とはいえ、デジタルマーケティングにおいてオーガニック検索からの流入のためのSEO対策だけではなく、目的に応じてリスティング広告との使い分けも重要です。

>>【大好評】キーワード調査でSEOの課題を可視化！無料のSEO診断はこちらから

オーガニック検索からの流入数と流入キーワードをチェック

オーガニック検索からサイトにどのくらいの人が訪れたか(流入数)と、ユーザーがどのようなKWで流入しているかを確認できるツールがあります。

SEO対策をするためにももちろん必要ですが、現状オーガニック検索からどのくらいの流入があるのか、どのようなKWで流入しているのかを確認してみましょう。

Google Analyticsでオーガニック検索の流入を確認

Googleが無料で提供している「Googleアナリティクス(GA)」というツールでは、WEBサイトのアクセス解析を行うことができます。オーガニック検索からの流入数を確認できるだけでなく、どのくらいのユーザーがどこから流入しているのか、流入した後にどのような行動をとっているかなど、ユーザーのサイト内での動きまで確認できます。

GAについて詳しくは下記の記事をご覧ください。
【GAとは？】Googleアナリティクスとは何か分かりやすく解説します！

また、弊社ではGAの使い方に関するセミナーを開催しています。お気軽にお問合せください。