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自社サイトのSEO対策はどのくらいできてる?チェック・診断方法や必要なツールをご紹介!

自社サイトの流入が増えない。企業名・サービス名などの指名キーワードでしか、検索結果に上位表示されない。このような場合、正しいSEO対策ができていないのかもしれません。

今回はそもそもSEOとはなにか、SEOのチェック・診断方法はどうすればいいのか、また、チェックに役立つツールはあるかをご紹介します!

そもそもSEO対策とは?

SEOはSearch Engine Optimizationの頭文字をとったもので、日本語では「検索エンジン最適化」と呼ばれています。検索エンジンでユーザーがなにかを検索した際、対象サイトを上位表示させるため、各企業ではSEO対策を進めています。

検索エンジンは、Google・Yahoo!・Bing・DuckDuckGo・百度・NAVERなど世界各国に様々なものが存在しますが、日本で使用されている検索エンジンの9割はGoogleとYahoo!になっています。また、Yahoo!の検索アルゴリズムはGoogleのものを借りているため、日本での「検索エンジン最適化」はGoogleにおけるSEO対策をすれば良いということになります

参考:201908-202008 日本の検索エンジン市場|statcounter

Googleの検索結果には、リスティング広告とSEOが表示されます。掲載場所は下記の画像の通りです。

Google Yahoo! 検索結果画面

リスティング広告はお金をかけて表示の場所を確保しますが、SEOはお金をかければ上位表示されるわけではありません。また検索ワードにもよりますが、1位に比べ10位のクリック率は7分の1ほどになり、11位以下はほとんどクリックされない状態となっています。

参考:Google検索のクリック率と掲載順位の関係が気になるから、海外の3つの調査結果と国内のサイトを比較してみた|Web担

そのため、多くの企業がSEO対策を行っているのです。

Googleの理念について

上記でも述べた通り、日本ではSEO対策≒Google対策となるので、Googleの理念に準拠することが大切であると言えます。

Googleの理念として、Googleの共同創業者・元最高経営責任者(CEO)のラリー ペイジは「完璧な検索エンジンとは、ユーザーの意図を正確に把握し、ユーザーのニーズにぴったり一致するものを返すエンジンである」と述べています。

つまり、わたし達はユーザーニーズに沿った良質なコンテンツを用意し、それをGoogleに評価してもらう必要があります

内部SEOと外部SEOについて

Googleはサイトを内部要素と外部要素の2面で評価し、順位付けを行っています。そのためSEO対策では、内部要素を高める内部SEOと外部要素を高める外部SEOの2つの施策が行われます。内部施策、外部施策はそれぞれ下記のようなものが挙げられます。

内部施策

  • コンテンツの用意
  • TDの最適化
  • 内部リンクの最適化
  • ユーザビリティ など

外部施策

  • ソーシャルメディア対策
  • 自然リンクの獲得
  • サイテーション対策
  • グループサイトリンク

サイト外部の施策は、いずれの対策もサイト運営者だけで行うことは難しいものばかりです。十数年前には、自作自演でサイト外部からのリンクを集める「外部リンク対策」という施策が行われていましたが、近年では自作自演のスパム的なSEO手法の取り締まりが強化されました。

加えて、ページの価値や検索ユーザーの検索意図を理解するGoogleアルゴリズムの性能が飛躍的に向上したため、内部施策が重要視されています。
そのため自社サイトのSEO対策をチェックする際には、まず内部施策ができているかを確認しましょう

次に、自社サイトのSEO対策がどのくらいできているのかを確認するためのチェックポイントをご紹介します。ご紹介するポイントに沿って、弊社では無料SEO診断を行っておりますので、ご興味がありましたら、ぜひ下記リンクからお申込みください。

自社サイトのSEO対策をチェック

自社サイトのSEO対策がどのくらい出来ているのかをチェックする際に見るポイントとして、下記の7つが挙げられます。

  • キーワードの最適化
  • タイトル・ディスクリプションの確認
  • コンテンツの質
  • リンク導線
  • URLの構造
  • スマートフォンの対策
  • クロールの促進や表示速度

それぞれ詳しくみていきましょう。

キーワード(KW)の最適化

SEO対策においてはまず、ユーザーがどの「キーワード」で検索した時に、上位表示させたいかを考える必要があります

各ページにおいてユーザーが検索するキーワードが用いられているか、逆に過剰にキーワードを詰め込みすぎていないかなど、様々な視点からキーワードの最適化がされているかを確認する必要があります。

タイトル・ディスクリプションの確認

Google(検索エンジン)はサイト内をクロールする際、タイトル・ディスクリプションを取得しページの内容を判断する要因とします。タイトル・ディスクリプションに適切なキーワードを使用しているか、各ページでユニークなものを設定できているかなどの確認が必要です。

コンテンツの質

検索エンジンは、数ある順位決定アルゴリズムの中で、「検索ユーザーの検索意図を満たしたページであるかどうか」を一番重要視します。そのため、コンテンツの内容はユーザーの利便性を最優先に考慮したページである必要があります。取り扱うトピックによっては、E-A-Tと呼ばれる専門性・権威性・信頼性の高いページをGoogleは評価します。

E-A-Tについて詳しくは下記をご覧ください。
【徹底解説】サイト評価基準のひとつである「E-A-T」とは?

また、検索ユーザーが求める情報が網羅的に掲載されているかどうか、重複のコンテンツはないかなども確認する必要があります。

他社のテキストを無断転載している、誤った情報を提供しているなど、不正と思われる行為はもちろんNGです。

リンク導線

検索エンジンはサイトユーザーと同様に、リンクをたどってサイト内をクロールするため、サイト内部では、関連するページや同カテゴリー同士のページにはリンク導線を設置することで、検索エンジンがサイト内をクロールしやすくなり、評価が向上することもあります。サイト内を回遊しやすいことは、ユーザビリティーの観点でも重要です。

さらに、アンカーテキストはaタグを用い、遷移先のテキストを適切に含むことで、リンク先ページの評価向上につながる可能性があります。

URLの構造

URLはコンテンツ毎にディレクトリで区切り、正しい階層にすることでユーザー・検索エンジンどちらにとっても認識しやすい状態にしておく必要があります

また常時SSL化ができているか、canonicalタグを使用し正しく正規化できているかなどを確認します。

スマートフォンの対策

スマートフォンやタブレットの普及により、近年Googleはモバイル端末でのユーザビリティを重要視しています。2015年にはモバイルフレンドリーアルゴリズムを導入し、モバイルフレンドリーなサイトが検索上位に表示されるようになりました。

さらに検索エンジンの評価基準をPCサイトからモバイルサイトにするという「モバイルファーストインデックス」も発表され、順次適用とされています。

自社サイトがモバイルフレンドリーなサイトになっているか、モバイルサイトが存在するかといった確認をしておく必要があります。

クロールの促進や表示速度

検索エンジンがスムーズかつ正確にサイト内をクロールできるように、サイトマップXMLの設置、ページの適切な構成、構造化マークアップの実施、ファイルの軽量化などが行われているかも確認します。

特に表示速度の高速化はユーザーの回遊・離脱に直接影響する要素です。ネットショップでは、表示速度が1 秒遅延するごとにコンバージョンは 20% 低下するというデータもあります。

出典:NEW FINDINGS: THE STATE OF ONLINE RETAIL PERFORMANCE|the akamai blog

SEOの診断や現状分析に役立つツール

自社サイトのSEO対策ができているかチェックする際、「現状流入がどのくらいでどのページがよく見られているのか」「どのようなキーワードでユーザーが訪れているのか」「現状順位はどうなのか」などを確認しておくとスムーズです。

それぞれに役立つツールをご紹介します。

Googleアナリティクス

「Googleアナリティクス」はGoogleが無料で提供している、アクセス解析のためのツールです。サイト開設の際には必ず導入し、データを取得・計測しておくと良いでしょう。

データは「ユーザーがどこからどのくらいきているのか」「サイト内でユーザーがどのような行動をとっているか」「各ページにどのくらいの流入があるのか」などを確認できます。

現状の流入状況を把握し、改善の余地がどこにあるのかを把握しましょう。

弊社では、Googleアナリティクスの使い方、活用方法などの無料セミナーを行っております。お気軽に下記からお申込みください。

Search Console

「Search Console」はGoogleアナリティクス同様、Googleが無料で提供しているサービスです。Googleアナリティクスと一緒に導入しておくと良いでしょう。

Googleアナリティクスはユーザーがサイト内に訪れてからのデータを取得できるのに対し、Search ConsoleはユーザーがGoogleの検索結果画面からサイト内に訪れるまでのデータを取得できます。「どのようなキーワードで流入したのか」「クリック率はどのくらいか」「平均掲載順位はどの程度か」などを確認しましょう。

順位チェックツール

自社サイトの現状を分析する際に、各キーワードにおいて検索結果上何位にランクインしているのかを確認したいところです。

順位チェックツールは無料から有料のものまで様々あります。使用目的に合わせて選ぶようにしましょう。

ここではいくつか順位計測ができるツールをご紹介いたします。

GMO順位チェッカー

GMO順位チェッカーはクラウド型ツールで、「ずっと無料プラン」を提供しています。登録したURLやキーワードを指定すると、毎日自動的に検索順位を取得し、保存してくれます。

GMO順位チェッカーはこちら

SEOチェキ

SEOチェキは1URLに対して、3つのキーワードまでを同時にチェックすることができます。気軽にいつでも確認できるツールです。

SEOチェキはこちら

GRC

GRCは、ボタン1つで検索順位をチェックすることができ、年間払いであれば約5,000円から利用できます。日々の検索順位の変動を追うことはもちろん、アルゴリズムアップデートがあった時にも競合サイトの動向をチェックすることができます。

GRCはこちら

弊社のSEO診断について

弊社では今回ご紹介した、チェック項目を中心に無料にてSEO診断を行っております。
「流入の増えない原因を知りたい」「Googleに評価されているのか不安」「現状順位はどのくらいなのか」といったお悩みを解決できます。

SEO対策にお困りの企業様は、ぜひ下記リンクよりSEO診断にお申込みください。

まとめ

自社サイトのSEO対策がどのくらいできているのかを確認するために、抑えておきたいチェックポイントをご紹介しました。これらを参考にSEO診断・チェックを行ってみてください。そして、正しいSEO対策を行い流入・CVを増していきましょう!

当サイトではこの他にもWebに関するお役立ち情報を多数ご紹介しています。
Web担当者の方、デジタルマーケティングに興味がある方はぜひご覧ください。


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