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【徹底解説】サイト評価基準のひとつである「E-A-T」とは?

E-A-T–

E-A-Tという用語をご存知ですか?
E-A-Tとは、Googleの「検索品質評価ガイドライン」で示されているWebサイトの評価基準です。
Google検索アルゴリズムのアップデートにより、E-A-Tを重視したコンテンツが求められています。
そこで今回は、E-A-Tとは何か、E-A-Tを向上させるポイントまで詳しく解説いたします。

E-A-Tとは?

E-A-Tとは、Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、 Trustworthiness(信頼性)のぞれぞれ頭文字をとって省略した呼び方で、Googleが示す検索品質評価ガイドラインで定義されているWebサイト評価基準のひとつです。

Expertise、Authoritativeness、Trustworthinessについてそれぞれ詳しく説明いたします。

Expertise(専門性)

コンテンツは、ひとつの内容に特化している方が高く評価されるということを指します。そのため、その分野のエキスパートが記事を書くと、専門性が上がり、評価が高くなる可能性があります。

E-A-Tは3要素からなりますが、特に意識すべきなのがこの「Expertise」です。専門性が高いWebサイトを作り、情報を発信すれば、Googleはそのサイトを高く評価するため、順位の上昇が期待できます。順位が上昇すればその分ユーザーの目に自然に止まるので、信頼性や権威性が高まっていきます。

Authoritativeness(権威性)

権威性があるサイトというのは、「誰が見てもこのコンテンツの内容は正しい」と思えるサイトのことです。
権威性はコンテンツの内容だけではなく、サイト外部からみたそのサイトの評価や、長期間のWebサイト運用実績が必要になります。

Trustworthiness(信頼性)

Webサイトの信頼性を判断するものです。
Webサイトを運営している人の情報やプロフィールを充実させ、見る人に信頼感を与えられることが大切です。

E-A-Tが重要視されるようになった背景

続いて、GoogleがE-A-Tを重要視するようになった背景をご説明いたします。

現在ほどGoogle検索エンジンの精度が高くなかった2000年代は、その精度の低さを逆手に取ったスパム的な施策が高い効果を生み出していました。例えば、検索キーワードを多く詰め込んだコンテンツや、他のサイトからの被リンクが多いコンテンツがその一例です。その結果、中身がないのにキーワードを多く含んだだけのコンテンツなどが上位表示されるようになりました。

しかし、徐々にGoogle検索エンジンの精度が高くなり、2010年ごろから以前のようなSEO対策が通用しなくなりました。これらのアップデートにより、現在ではユーザーの信頼に足るサイトを評価高く評価することができるようになっています。

ページ品質評価との関係

E-A-Tは、Googleの品質評価ガイドラインで重要視されている項目です。
品質評価ガイドラインはもともとGoogleの内部資料として非公開にされていたのですが、2015年に公開され、それ以降はGoogleが公式に公開しています。

いわゆるYMYLなコンテンツは、E-A-Tが特に重要とされています。YMYLというものがどんなものか、また、品質評価ガイドラインにおいてどのようなページが高く評価され、低く評価されるのかを解説いたします。

Googleの検索品質評価ガイドラインで言及されているYMYLページ

YMYLとは、「Your Money or Your Life」の略で、具体的には以下の分野があります。

  • 金融情報を扱うページ
  • 医療の情報を扱うページ
  • 法律の情報を扱うページ
  • ニュース記事や国民に対する公式な情報を扱うページ

低品質なYMYLページは、YMYL分野でないページに比べ、個人的もしくは社会的に損害が大きくなる可能性があります。そのためYMYLに関係するWebサイトは、特にE-A-Tが重視されます。
もちろん、YMYLページでない場合であってもE-A-Tは考慮されますが、分野ごとに必要となるE-A-Tのレベルは異なります。

高品質ページの特徴

以下は、高く評価されるページの特徴の一例です。

  • E-A-Tが高い
  • ページの目的が達成できている
  • 更新が定期的に行われている
  • ウェブサイトの情報が充実している
  • 質と量が十分である
  • タイトルがメインコンテンツを十分に表している

低品質ページの特徴

以下が、低く評価されるページの特徴の一例です。

  • E-A-Tが低い
  • ユーザーの役に立つコンテンツではない
  • メインコンテンツが複製されたものである
  • 広告などによりメインコンテンツが阻害されている

E-A-T向上のポイント

E-A-Tは定量的なものではなく、ユーザーなどが受ける印象といった定性的なものを改善していく必要があります。
そこで、E-A-Tを満たしたコンテンツに繋げるためにどのようなことを行えばいいのでしょうか?

公的機関から引用・参照する

情報ソースが不透明なサイトや、その事柄に詳しくないことが明らかである素人のサイトブログから引用・参照をすることは信憑性があまりありません。
そこで、信頼に足る公的機関や団体が運営するサイトや文献から引用・参照することで、コンテンツ内容の信憑性が上がります。

また、公的機関のウェブサイトからであっても無断で引用することは禁止です。引用する場合は、必ず出典先を記載するようにしましょう。

テーマに特化したWebサイト作り

Webサイトを作成する際、雑多なテーマを中途半端に書き連ねていくのではなく、ある特定のテーマに沿って、網羅するようにコンテンツを整備するように心がけましょう。これは、E-A-Tの専門性に当たります。

運営者・著者の情報をしっかりと入れる

E-A-Tの信頼性を得るために、運営者の情報を記載するようにしましょう。
主に、以下の情報をWebサイトに記載するといいでしょう。

  • 著者ページを作成する
  • 著者の専門性を示すプロフィールを記載する
    専門性を示すためのメリットになり得るようであれば、ドメインのWhois情報を正しいもの(ドメイン管理会社の代行サービスを使わない)に変更することも1つの手です。
  • コンテンツに関連する資格を保有していれば必ず明記する
  • 著者のSNSなどのリンクを貼る
  • 構造化データのauthorプロパティにも情報を記載する
  • 著者が自分で持っている外部サイトからリンクを貼る

定期的にWebサイトを更新し、公開日・更新日を記載する

コンテンツ内容が正しくても、月日が経ち、今までの常識が変わる可能性があります。
このように今までのコンテンツがユーザーに誤った情報を与えてしまう前に、内容を確認し、定期的にアップデートしましょう。
また、公開日や更新日を公開することによりユーザーに信頼感を与えることができます。

Googleマイビジネスに登録し、運用・管理をする

店舗型ビジネスの場合、Googleマイビジネスに登録することをおすすめします。Googleマイビジネスとは、無料でGoogle検索やGoogleマップなどにお店の情報を表示させることができるサービスです。

Googleマイビジネスに登録することにより、ビジネス情報を正確に表示することができたり、ユーザーをサイトに誘導することができます。
また、Googleマイビジネスは、ユーザーが口コミを投稿することができます。
店舗がある住所や電話番号、営業時間といったビジネス情報を表示することができ、訪れたお客様が書き込んだり、これから訪れようと思っている方が参考にできる口コミ機能もついているので、権威性・信頼性を得ることができるサービスです。ぜひ登録しましょう。

構造化データ

構造化データとは、HTMLで書かれた内容をわかりやすく検索エンジンに伝えるためにタグ付けしたものです。
詳しくは、以下のブログ記事をご覧ください。

【初心者向け】構造化データとは?メリット・書き方・種類・ツールまとめ


構造化データを用いることで、検索エンジンはその文章やページ、HTML内の要素がどのような意味を持ち、何について書かれているのかをより的確に認識することができるようになります。

URLのSSL化

SSLとは、ウェブサイトを安全に閲覧してもらうための仕組みのことです。SSL化されたサイトはURLが「http://」ではなく「https://」で始まるようになります。
SSL化すると、サイト情報やユーザー情報がハッキングされるリスクが減ります。しかし、万全ではないので、他のセキュリティ対策を行うことをおすすめします。
このURLのSSL化はE-A-Tを高めるというよりは、下げないためのポイントとして考えておきましょう。

以上がE-A-Tを向上させるポイントです。しかし、E-A-Tを満たすためには、Webサイトを長期間運営することが必要になります。なので、これらのポイントを意識しつつ良いコンテンツを定期的に発信しましょう。

サイト分野別の施策

YMYLページとそれ以外のページで、どのようなコンテンツ作りを心掛ければ良いのでしょうか?

YMYLページの場合

YMYLの中でも医療・健康の分野は、アップデートの際に大きな変動が起きています。このことから、Googleはこの分野における検索結果の改善をとても重視しているように伺えます。
この分野は、実際に資格を保持している専門家の執筆が最低条件であり、それに加え、他者に評価してもらうことが重要になります。
もし変動の際に下落してしまった場合、権威性や信頼性を取り戻せるよう、専門性の再確認を行いましょう。

それに対しYMYLの中の医療・健康以外の分野は、アップデートの際、極端な変動は多く見られません。しかし、ウェブサイト訪問者からの信頼を失わぬよう、定期的に専門性・権威性・信頼性が満たされているかの確認を行うようにしましょう。

YMYLページ以外の場合

YMYLページ以外の分野の専門性は、Google品質評価ガイドラインの中で「everyday expertise」と呼ばれています。
この分野は、YMYLページほどE-A-Tが重視されません。なので、専門家などの評価はあまり必要なく、ユーザーにどの程度好かれているコンテンツかが重要になります。

まとめ

E-A-Tという指標は、数値化しにくく、対策をするのが難しいと思う方は多いかもしれません。
しかし、今回ご紹介したE-A-T向上のポイントを実践し、専門性・権威性・信頼性を重視したコンテンツ作りを心がけることができれば、高品質ページと判定される可能性が高くなります。
E-A-Tを高めるためには、長年のWebサイト運営が重要になってきますので、定期的なコンテンツ確認を行い、検索順位向上とユーザー満足度向上を目指しましょう。

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