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2021年4月7日にYahoo!広告 検索広告では、自動入札機能について2つのアップデートが行われました。
今回はそのひとつである、新しい自動入札タイプ「ページ最上部掲載」の追加について、概要と使用メリットや目的を解説します。
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目次
新しい自動入札タイプ「ページ最上部掲載」
Yahoo!の検索広告の自動入札タイプに新しく「ページ最上部掲載」が追加されます。
「ページ最上部掲載」は、目標とする割合から、検索結果のページ最上部に広告が表示されるように、自動で入札価格を調整する仕組みです。
※ページ最上部以外にも「ページ上部」「任意の位置」の選択ができます。
参考:【検索広告】自動入札タイプの追加など機能改善のお知らせ|Yahoo!広告
ページ最上部とは、下記画像の赤枠部分にあたり、特にユーザーの目に留まりやすい広告掲載箇所となります。
「ページ最上部掲載」を使用するメリットと目的
検索結果のページ最上部に広告が掲載されることの最大のメリットは、インプレッションシェア※を高められることで、「ページ最上部掲載」の使用目的は、主に認知度の向上やサイトへの流入の増加が考えられます。
※インプレッションシェア:広告表示機会の総数に対して、実際に広告が表示された回数(インプレッション数)の割合。
ページ最上部に掲載されれば、当然インプレッションシェアやクリック率を高めることができ、他の箇所に掲載されるよりも高いパフォーマンスを発揮することができるでしょう。
「ページ最上部掲載」利用のタイミング
では、どのような状況の場合に自動入札タイプ「ページ最上部掲載」を使用すれば良いのでしょうか。
主に下記の3つが考えられます。
ページ最上部への掲載が重要である商品やサービス
緊急度の高い修理など、検討時間が短い商品やサービスは、他に比べページ上部に掲載される重要性が高いと言える為、「ページ最上部掲載」を利用するメリットは大きいです。
認知度を向上したい
先述した通り、ページ最上部の掲載によりインプレッションシェアを高め、認知度の向上が期待できます。
現在のインプレッションシェアを確認し、最上部への表示がほとんど確認されなかった場合には、「ページ最上部掲載」の利用を検討しても良いでしょう。
オーガニック検索で上位がとれていないキーワード
オーガニック検索は広告に比べ、サイト側でコントロールするのが難しくなっています。
重要なキーワードで、オーガニック検索に上位表示がされていない場合は、最上部掲載を使用することで、流入数の増加が期待できます。
関連記事
【初心者必見】オーガニック検索とは?対策のメリットから流入数やキーワードのチェック方法までご紹介
【補足】Yahoo!の自動入札タイプについて
「ページ最上部掲載」が追加され、現在、Yahoo!検索広告の自動入札タイプは、下記の6つが利用可能となってます。
- クリック数の最大化
- 予算内でクリック数を最大化するように調整。サイトアクセスの増加が主な目的。
- コンバージョン数の最大化
- 予算内でコンバージョン数を最大化するように調整。予算を最大限に使用しコンバージョンを獲得することが主な目的。
- 拡張クリック単価
- 手動で設定した入札価格をもとに、コンバージョン数を最大化するように調整。コンバージョン数の増加が主な目的。
- コンバージョン単価の目標値
- 目標のコンバージョン単価(CPA)でコンバージョン数を最大化するように調整。コンバージョン単価(CPA)は一定保ちながら、コンバージョンを獲得することが主な目的。
- 広告費用対効果の目標値
- 目標とする平均広告費用対効果(ROAS)を維持しつつ、出来るだけ多くのコンバージョンの価値を獲得するように調整。コンバージョンごとに異なる価値を加味しながら、目標とする広告費用対効果を達成することが主な目的。
- ページ最上部掲載 NEW!!
- 目標とする割合から、検索結果のページ最上部に広告が表示されるように、自動で入札価格を調整する。認知度の向上が主な目的。
※目的に応じて、必要な自動入札タイプを選択するようにしましょう。
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まとめ
今回Yahoo!の検索広告に新しく追加された自動入札タイプ「ページ最上部掲載」については、主に認知度の向上を目的として適切に使用するようにしましょう。
また、自動入札を利用する際には、その目的に沿って機能しているかも合わせて確認するようにしましょう。
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