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【MA導入×サイト制作】MAツールを導入するサイトで気を付けるべきこと

MA導入×サイト制作

私がご紹介します

Matsubara Yoshiko

matsubarayoshiko Creative Div. Webディレクター

大学卒業後、医療業界勤務を経てシステムインテグレータに制作アシスタントとして入社。
コンテンツ編集作業などからWebデザインへ興味を持ち、社会人スクールへ通い学ぶ。コンテンツ編集とそのWebデザインなどを経てWeb制作会社へ転職。様々な業種のWebサイト制作を担当し2009年人材サービス企業へ転職。10年に渡りインハウスデザイナー兼ディレクターとして自社WebサービスのUIUXデザイン、多業種の新卒採用サイト、コーポレートサイトのデザインディレクションなどを担当。現在はデジタルアイデンティティでWebディレクターとして新規制作、新規サービス創出に取り組む。

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昨今BtoBサイトのゴール設定はMAツールに集約されることが多いですが、社内でMAツールとサイト管理をおこなう担当部署が異なっていたり、MAツールを効果的に活用するという視点でサイト設計に課題を感じる部署は別担当だったりと、Webサイト制作、サイトリニューアルの検討シーンにおいてMAの設定や導線も一緒に検討される機会は少ないのではないでしょうか。本記事ではサイト制作、リニューアル時に必要なMAツールを効果的にするサイト制作とそのポイントをまとめます。

MAツールを使いこなせていないサイトとは?

MA(マーケティングオートメーション)ツールを導入し集客や顧客管理・販売促進など複雑化していたマーケティング業務を一部自動化する企業が多い中、自社サイトやサービスサイトとの連携がうまく機能しない、していない例もみられます。
多くはMAツールの導入時もしくはWebサイト制作のタイミングでMAツールを利用する導線設計になっていない、活かすWebサイト設計がされていないことが原因です。

MAツールを活用したWebサイトリニューアルのポイント

WebサイトとMAツールをうまく連携させ、MAツールの特性を活かしたWebサイト制作(リニューアル)のポイントは以下2点になります。

  1. Webサイトと連携させMAを活用することでマーケティング成果を最大化する
  2. 今後のMA活用を見越したサイト設計をしたり、プロジェクト中に必要な作業をもれなく実施できる

1. Webサイトと連携させMAを活用することでマーケティング成果を最大化する

まず、MAツールが導入されるメリットを確認しましょう。MAツールが導入されることで企業のマーケティング活動が強化されます。
スコアリングによる各アプローチ段階の課題点が把握できることで製品・サービスへの興味関心度や理解度別に精度の高いアプローチができるようになり、またその課題から状況に応じた施策を検討することが可能です。その他には顧客情報がIT化されることによりマーケティング部門の業務効率化も望めます。

MAツールの具体的な活用については以下の記事を参考にしてください。

「MAツールが活用できない…」その原因と改善策をプロが解説!

MAツールは属性や行動によるスコアリングでタグ付けとセグメントをおこなうことでOne to One施策を展開できることからWeb集客と連携されることが多いのですが、その代表的なものの1つがBtoBサイト(製品サイト、サービスサイト)のWebフォームになります。
具体的には、お問い合わせや資料請求、セミナーの申し込みなどで設置されるWebフォームをMAツールと連携させることでマーケティング成果を最大化させることが期待できます。

2. 今後のMA活用を見越したサイト設計をしたり、プロジェクト中に必要な作業をもれなく実施できる

MAツールをすでに導入されている場合、Webサイトリニューアルのタイミングではサイトゴールの設定やWebサイト設計といった場面で課題と事前検討が可能なことから、リニューアルの機会にMAツール活用を見越した制作が可能になります。
例えば、CVポイントへの導線が少ない、ターゲットユーザーを呼び込むコンテンツがない、フォームの項目が最適ではないなどがそれにあたります。
また、MAツール(や計測ツール)のタグの移管やWebフォームの最適化などの技術面でも効果的な施策がプロジェクトの中で一度に対応することが可能です。

MAツールを導入するWebサイト制作での課題と解決策

WebサイトリニューアルでMAツールを最大限に活かすためには、自社のWebサイト理解をもとにしたシナリオ作りが必要になりますが、これには自社のマーケティング全体像を把握し、かつMAツール利用に習熟したメンバーが必要になります。

特にMAツールの導入時に外部ベンダーが初期構築をおこなった場合やはじめてツールを活用する企業では導入したものの、マーケティング活動におけるMAの位置づけがはっきりしないままの企業も少なくありません。

また、社内でWebサイト制作やサイトリニューアルの検討シーンにおいて、MAの設定や導線も一緒に検討されるべきものと認識される機会が少ないことも課題といえるでしょう。

MAツールを管理する部署はマーケティング部門、Webサイトを管理するのは総務や広報部門、実際のMAツールを使用するのは営業部門といったように、MAツールをメインで管理・利用する部門とWebサイトを管理する部門が、日々個別に運用をおこなっていることが多いからです。

つまり、MAツールを最大限活かすWebサイト制作やリニューアルをおこなうためには、MAツールを熟知しており、Webサイト制作やリニューアルにおいてその企業のマーケティングに関する戦略設計ができ、さらにそれを実際のWebサイト設計に落とし込んだ実装が可能な制作ができることが重要になります。
デジタルアイデンティティではMAツールの活用健全度を無料で診断しています。

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まとめ

MAツールを導入しているけれどサービスサイトとうまく連携できていない、実際のマーケティング活動に利用できていない、見込み客との接点から問い合わせの増加には直接つながらないといった課題は、Webサイトの導線設計やMAツールの実装に問題があるかもしれません。

デジタルアイデンティティでは、Salesforce認定のコンサルタントが在籍し、MAツールを効果的に導入し
UIUX視点からの導線設計を含めたWebサイト制作、リニューアルのご提案が可能です。

またコンサルタントとエンジニアによるマーケティング観点と技術的な観点、両方を踏まえたMA施策のご支援も可能ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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