メディアの流入・売上をダッシュボードで可視化

ご相談のきっかけ

メディアを運営しており、売上の大半が広告掲載収益です。

広告掲載の方法として、複数のSSP・ASP事業社を使っており、各社データの提供方法や形式が異なるため、売上の進捗確認のための集計に大きな工数がかかっていました。

そのために進捗の確認や、異変の発生への気づきに時間がかかり、速やかに次の打ち手を考えるために改善が必要でした。


課題解決のプロセス

  1. 要件定義:データフォーマットの確認と見たいレポートのすりあわせ
  2. データの取込み・計算ロジックの構築
  3. ビジュアルダッシュボードの構築

要件定義:データフォーマットの確認と見たいレポートのすりあわせ

各社が提供するデータの形式や、データ取り込みの自動化が可能な仕様かの確認をおこないました。また見たいレポートを見るにはどうのような粒度・形式でデータを取り込む必要があるかの整理をおこないました。

データの取込み・計算ロジックの構築

例えばアフィリエイト広告であれば、日付型:日付ごとに各指標の合計値が掲載されているデータ形式のものと、ユーザー型:ユーザーごとの流入・アクション日が掲載されているデータ形式のものがありました。日付型のデータはそのまま取り込み、ユーザー型のデータはアクション日を軸にユーザー数を足し上げてから取り込むといったように各社の仕様にあわせて取り込めるよう取込みロジックを構築しました。

またアフィリエイトの場合、承認がされたかどうかで売上に計上してよいかどうかが変わるため、承認済みの売上であるかを判定するロジックを構築。また先の数値のヨミをたてるために、直近3ヶ月の平均承認率を暫定売上にかけて、見込の精度をあげるロジックを組みました。

ビジュアルダッシュボードの構築

よく見る重要指標を上部に大きく確認しやすいよう指標ごとのグラフをデザイン。

その後にデイリーやASP・SSPごとなど細かい粒度で確認するためのテーブルを設置。

中長期の推移がわかるグラフを最下部に配置。

見たい頻度・順序にあわせて、掲載箇所や順序、大きさをデザインしました。

アウトプットイメージ・納品物

ダッシュボードイメージ

売上の可視化
流入の可視化

システム全体図

システム全体の概要です。

システムの概要

成果

売上実績および売上見込を確認するたまでの時間および手間が大幅に削減されました。また異常値など変化に早期に気づけるようになり、次の打ち手を考えるなどメディア運営・施策の高速化につながっています。

課題
サービス
支援期間 1ヵ月

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