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TrueViewとは?YouTube動画広告を出したい方必見!徹底解説!

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みなさんはYouTubeの動画広告「TrueView」をご存知ですか?
TruwView広告は、YouTubeなどで動画を見る際に、見る前や動画の途中などで挿入される動画広告のことです。
近年は、ご自宅での自分の時間や通勤中などのちょっとした時間でも、YouTubeを見て楽しむという方は多いのではないでしょうか?

2018年の動画広告の市場規模は、およそ1,800億円にも登るとされており、動画広告市場は大きな盛り上がりを見せています。
その中でも利用者数が多いYouTubeの動画広告を活用すれば多くのユーザーにアプローチすることが可能ですよね。
今回は「TrueView」について、概要から設定方法、活用テクニックまで徹底解説します!

YouTubeの動画広告「TrueView」とは?

「TrueView(トゥルービュー)」とはYouTubeのサイト上に掲載される動画広告を指します。
YouTubeユーザーにはお馴染みの、動画の前後や中盤に流れる広告のことです。
YouTubeはGoogleが運営しているため、TrueViewもGoogle広告の管理画面で設定、編集をすることができます。

広告のクリックや、一定数秒以上の視聴により料金が発生するので、費用対効果が高い動画広告といえます。

YouTube動画広告のフォーマットの種類

TrueViewにはフォーマットの種類がいくつかあります。
今回はその中でも代表的なフォーマットを3つご紹介します。

TrueViewインストリーム広告

インストリーム広告とは、動画本編が再生されるディスプレイの中に配信される広告です。
インストリーム広告での動画広告を流すタイミングは動画視聴前(プレロール広告)、視聴中(ミッドロール広告)、視聴後(ポストロール広告)に流すことができます。

その中でもミッドロール広告とポストロール広告は動画尺が10分以上でないと使用できず、ポストロール広告に関しては動画視聴後に配信する形式です。
そのため、よほど興味のあるコンテンツか、本編動画との親和性が高い広告でない限り、離脱率が高くなってしまう傾向があります。
こういった理由から、現在の主流はプレロール広告で、動画広告で目にする8割はプレロール広告だといわれています。動画視聴前に配信するため、視聴率が高く、効果的だとされています。

強制視聴型とスキッパブル型

動画再生中に流れる広告の中でスキップできる広告とできない広告を目にすることがあると思います。
これはスキッパブル広告とノンスキッパブル広告といって、形式が違うものです。
それぞれの特長は下記です

  • スキッパブル広告
  • 5秒間の広告視聴後、右下に現れるスキップボタンを押せば本編の再生が始まる仕組みです。
    ユーザーが最後まで広告を視聴した場合や、画面内のリンクをタップした場合のみ料金が発生する「CPCV 課金制」が取られています。広告全体の尺に限度はありません。
    広告がスキップされると料金は発生しないため、費用対効果が高いのがメリットですが、スキップボタンにユーザーの注目が奪われ、広告への意識が薄れてしまう原因になる可能性があります。

  • ノンスキッパブル広告
  • ノンスキッパブル広告は尺が15秒と30秒の形式があり、広告の視聴を強制されるタイプの広告です。
    動画が表示された時点で料金が発生するCMP課金制が取られており、広告が1,000回表示されるごとに課金されます。
    ユーザーに広告を最後まで視聴してもらい訴求できることがメリットですが、一方でユーザーへのストレス・ユーザビリティの低下といったネガティブな要素を誘発させてしまう恐れもあります。
    そのため、Googleは「2018年に30秒の強制視聴型の TrueView インストリーム広告を廃止する」と発表し、2016年に「バンパー広告」という新しいフォーマットの提供を開始しました。

TrueViewインストリーム広告

ディスカバリー広告とは、トップページや検索結果、関連動画の横の部分などに表示される広告のことです。YouTube内でユーザーが検索したキーワードや視聴した動画に関連する内容が表示されます。
サムネイル画像+テキストという形で表示され、それをユーザー自身がクリックすることで再生される仕組みです。
ユーザーがサムネイル画像をクリックし、広告を視聴した場合にのみ料金が発生します。ユーザーが能動的に広告を視聴するためコンバージョンにつながりやすい広告であるといえます。

バンパー広告

バンパー広告とは、先ほどTrueViewインストリーム広告のノンスキッパブル広告で少し触れた、2016年に提供が開始された新しいフォーマットの広告です。
動画本編再生中に表示される6秒以下の広告で、ノンスキッパブル広告と同じく広告をスキップすることができないのが特徴です。
料金体系はCMP課金制(広告が1,000回表示されるごとに課金される)となっています。

Googleはバンパー広告を「動画広告の俳句」と表現しており、6秒間のわずかな時間内にアピールポイントを的確に盛り込み、ユーザーに強い印象を与えより多くの人に見てもらって認知度を高めるという使い方ができます。

TrueViewのメリット

TrueView広告のメリットを5つ紹介していきます。

幅広いユーザーにリーチが可能

世界最大の動画配信サイトであるYouTubeの視聴者数はかなり多く、日本においても2018年時点で各世代での利用率が60%以上、男女比率にもそこまで偏りがないため、YouTube上に掲載されるTrueView広告は幅広いユーザーに対してアプローチすることができます。

コストパフォーマンスが高い

TrueView広告における課金の原則はCPCV 課金制(ユーザーが最後まで広告を視聴した場合や、画面内のリンクをタップした場合のみ料金が発生)のため、ユーザーがある程度興味関心を持っている場合にのみ料金が発生する仕組みです。
5秒間視聴したら広告をスキップすることができるスキッパブル広告がこの課金制です。
他の形態の広告に比べて、費用対効果が高い広告手法といえます。

インストリーム広告のノンスキッパブル広告や、バンパー広告ではCMP課金制(広告が1,000回表示されるごとに課金される)を取っていますが、動画をスキップできない分広告の印象を強く残すことができます。
獲得目的の場合は確度が高いユーザーに対し料金が発生するスキッパブル広告、認知目的の場合は強く印象に残りやすいノンスキッパブル広告や、バンパー広告というふうに商材や、目的に合わせて使い分けることで費用対効果を最大化することが可能です。

年齢、性別、興味など細かいターゲティングが可能

TrueView広告はGoogle広告で管理するため、配信ターゲットとなるユーザーを年齢や性別、興味関心、地域などのユーザー属性を細かく設定することが可能です。
属性に応じて異なる内容の広告を配信すれば訴求効果の向上も期待できます。

年齢、性別、興味など細かいターゲティングが可能

TrueView広告では、ユーザー属性に応じた細かいターゲティングのほかにリマーケティング機能があります。
リマーケティング機能とは「特定の動画を視聴したユーザー」や「特定のチャンネルに登録しているユーザー」に対して広告を配信するという機能です。
この機能を使うことで自社広告と親和性が高い動画を視聴しているユーザーに広告を充てることができ、コンバージョンにつながりやすいユーザーにアプローチすることが可能です。
また、ディスプレイ広告を運用しているという方は、後でディスプレイ広告を配信してサイトへの流入を促すという使い方もできるため、TrueView広告を合わせて使うことで効率の良い集客が実現します。

自社サイトに直接ユーザーを誘導できる

TrueView広告はTVCMと違い、広告をクリックすることで直接自社サイトへ誘導することが可能です。「広告を見て、調べてから自社サイトに訪れる」というユーザーの手間を省くことができるため、ユーザーへのストレスが非常に少ないです。

TrueView広告の設定方法

TrueView広告の設定方法を紹介していきます。

1:広告用動画の作成

まず広告用の動画を作成します。
ターゲットや配信フォーマットを想定してから作成しましょう。
動画が完成したらYouTubeにアップロードしますが、全体に公開されないよう設定しておきます。

2:キャンペーンタイプの選択

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「新しいキャンペーン」を選択してキャンペーンタイプは「動画」を選択します。
キャンペーンのサブタイプのいずれかを選択して「続行」をクリックし、キャンペーン作成のページに移動します。

3:キャンペーンの設定

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ここでは上から順に

  • キャンペーン名
  • 予算
  • 開始日と終了日
  • 入札戦略
  • ネットワーク
  • 言語
  • 地域
  • コンテンツの除外

が設定できます。
各項目設定を行い、次の広告グループの設定に進みます。

4:広告グループの設定

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広告グループの作成では上から順に

  • 広告グループ名
  • ユーザー設定(属性、オーディエンス)
  • コンテンツ設定(キーワード、トピック、プレースメント)
  • 入札単価

が設定できます。
こちらも各項目を設定します。

5:広告グループの設定

最後に作成した動画に関する設定です。

  • 対象の動画のURLを入力
  • 広告フォーマットを選択(インストリーム広告、ディスカバリー広告、バンパー広告)
  • 広告に表示されるWebサイトのURL、広告のクリック先のWebサイトのURLの入力
  • プレビューの確認

上記を行い、確認の上保存すると広告の設定が完了になります。

TrueViewを有効活用するためのテクニック例

ここまで、TrueView広告の概要から設定方法までを紹介してきました。
最後にTrueView広告を有効活用するためのテクニック例を2つ紹介します。

オーバーレイ広告の活用

オーバーレイ広告(Call-to-Actionオーバーレイ広告)とは動画上にかぶせて表示することができるテキスト広告です。
TrueView広告単体でも、動画をクリックすればサイトに誘導することは可能ですが、動画単体だと視聴してもらう所までがゴールになってしまいがちです。
そのため、認知度の向上にはつながりますが、サイトへの誘導力が高い施策とはいえません。
そういった時はTrueView広告とオーバーレイ広告を組み合わせる方法が効果的です。
ユーザーの行動を喚起するキャッチコピーや見出し、クリックを促すようなテキストを追加することで、サイトへの遷移率を高めたり、CVを促進したりするのに役立ちます。
また、TrueView広告で設定したリンク先とは違うサイトを設定することも可能です。

リマーケティング機能の活用

TrueView広告のメリットでも触れた、リマーケティング機能を活用することにより、確度の高いユーザーに対して広告を配信したり、広告を視聴したユーザーを追跡してアプローチしたりできます。

メリットでも紹介したように、ディスプレイ広告とTrueView広告を合わせて使うことで、広告を視聴したユーザーにディスプレイ広告を配信してサイトへの流入を促すという使い方や、すでに自社サイトに訪問したことがあるユーザーにリマーケティングして動画広告を配信することもできます。
動画広告で配信することによって、バナー広告よりも印象的にサービスを思い出させることができるため、ユーザーの再訪につなげることができます。
このようにGoogle広告と連携することで確度が高いユーザーにアプローチすることが可能です。既に特定の商品を想起していたり、興味関心の度合いが高いユーザーを囲み込むにはピッタリの施策といえますね。

まとめ

今回はTrueView広告について、概要から設定方法、活用テクニックについてご紹介しました。
近年、動画広告は盛り上がりを見せており、特にYouTubeではより多くの人に広告露出の機会があるといえます。
また、TrueView広告はTVCMとは違い、ターゲットを絞ったり、自社サイトに直接誘導するなど広告効果を最大化することができます。
ぜひこの機会にTrueView広告の活用を検討してみてはいかがでしょうか?

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