- 検索アルゴリズム
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さまざまなデジタルマーケティング施策は、検索エンジンの存在の上に成り立っているものも多くあります。したがって、検索エンジンについて理解しておくことは、デジタルマーケティング施策を理解するにあたって非常に重要であると言えるでしょう。
本記事では、検索エンジンの概要について解説します。
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目次
検索エンジンとは
検索エンジンとは、検索窓と呼ばれるボックスにキーワードを入力して検索ボタンを押すと、世界中のwebサイトの中から、そのキーワードへの関連性の高いwebサイトを探し出し、一覧表示してくれるシステムのことです。
この検索エンジンがあることで、Web上に存在する多くのサイトから、自分の検索意図に応じたサイトを探し出すことが可能になります。
検索エンジンの種類
世界中で使われている検索エンジンにはいくつか種類があります。
Googleは言わずと知れた最大手の検索エンジンです。世界中で使われており、ユーザーファーストを掲げています。表示順位の決定には様々な基準があり、多くのアップデートなどに気を使う必要があります。
Yahoo!
Yahoo!は日本国内で Googleに次ぐシェアを誇る検索エンジンです。Googleの検索アルゴリズムを使用しているため、多くの表示順位はGoogleと変わりませんが、検索画面にYahoo!が提供するサービスの一覧や、最新のトピックを表示したりと、独自の工夫がみられます。
Bing
BingはMicrosoft社が提供する検索エンジンです。Googleとは異なる独自の検索技術をもち、アメリカを中心に多く利用されています。また、Microsoft Edgeというブラウザのデフォルト検索エンジンとして設定されています。
日本での検索エンジンのシェア
日本では、GoogleとYahoo!の2つの検索エンジンが大きくシェアを占めています。
ただし、Yahoo!はGoogleと2010年に提携し、Googleの検索エンジンアルゴリズムを使うこととなりました。そのため、Yahoo!での検索した結果と、Googleでの検索した結果は、現状、ほとんど同じであり、実質、Googleの検索アルゴリズムがほとんどすべてを占めていると言えます。
ネットの動向を確認することができるStatCounterでは20201月〜2021年1月までの日本での検索エンジン市場のシェアを以下のように発表しています。
検索エンジン | 日本でのシェア |
---|---|
74.59% | |
Yahoo! | 19.36% |
Bing | 5.63% |
DuckDuckGo | 0.18% |
Baido(百度) | 0.13% |
参考:検索エンジンの市場シェア日本|StatCounterグローバル統計
また、Bingという検索エンジンが数%のシェアを持っていますが、これはMicrosoft Edge ブラウザのデフォルト検索エンジンであることが理由とされています。
世界各国ではGoogleやYahoo!、Bing以外にもBaidu(百度)やDuckDuckGoといった数多くの検索エンジンが存在しますが、日本では GoogleとYahoo!の検索エンジンが90%以上を占めるため、検索エンジンへの対策(SEO)を行う場合はGoogleを対象としたものにしましょう。
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検索エンジンの仕組み
SEOはGoogleの検索エンジンに向けた対策であるため、検索エンジンの仕組みを知っておくことが必要です。そこで、検索エンジンの仕組みを3つのステップに分けて、簡単に以下でまとめています。
クローリング(情報の発見)
まず、新たに作成したwebサイトやページをGoogleが認識する必要があります。
これには、クローラーと呼ばれるプログラムが、web上を巡回して、情報を取得しています。(この作業のことを「クローリング」と呼びます。)このクローラーがweb上のリンクをたどって、作成したwebサイトやページにまわってきたときに、Googleは初めて存在を認識することとなります。そのため、クローラーに見つけ出してもらうことがSEO対策の第一歩となります。さらに、より正確な情報を得るために、何度も巡回しようとするため、クローラーが巡回しやすいようなサイトの構造にすることが求められます。
インデックス(情報の蓄積)
次に、クローラーが回収したページ情報をGoogleのデータベースに登録します。このデータベースへの登録のことをインデックスと呼びます。
ただし、そのままページが登録されるのではなく、検索エンジンが後々処理しやすい形になるようにデータが変換されて登録されます。ページが適切に構成されていないと検索エンジンから読みにくく、適切に評価されず、本来あるべき順位よりも下に評価されてしまう可能性もあるため、ページ自体を検索エンジンからみて読みやすいように整えておくことが求められます。
ランキング(情報の順位づけ)
最後に、検索エンジンは、インデックスされているページ群の中から、検索したキーワードとの関連性の高いページを選出し、選出したページ群内で、順位付けを行い、検索結果として表示されます。この順位付けのことをランキングと呼び、検索エンジン独自のアルゴリズムによって順位が決定されます。
順位は200以上もの様々な要素から総合的に決定され、日々、アルゴリズムの改善が行われているため、何が評価項目なのかを考えるよりも、検索ユーザーにとって役に立つコンテンツは何かを考え、良質なコンテンツを作り、適切にクローリング、及び、インデックスされるように取り組むことのほうが重要です。
Google検索で上位表示を狙うには?
Google検索で上位表示を狙うには検索アルゴリズムを意識する必要があります。
検索アルゴリズムとは検索されたKWに対して、どのような順番でWebページを表示するのか決定する仕組みのことです。この検索アルゴリズムの基準は非常に数が多いため、一朝一夕で理解することは非常に困難でしょう。
SEO対策は検索アルゴリズムへの理解はもちろん、様々な要素を考慮する必要があるため、プロに任せることがおすすめです。
SEO施策でお悩みの方は、こちらの記事をご覧ください。
また、以下ではGoogle検索アルゴリズムの特徴について紹介しています。
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Google検索アルゴリズムの特徴
Googleは創業当初より、ユーザーの利便性を第一に考えており、その理念は今後も変わることはないでしょう。また、前述のアルゴリズムは以下の項目を前提として作られています。どの項目もユーザーが求める情報をより正確に、より速く届けるために規定されていることが分かります。
検索意図の把握 | 検索されたKWと関連性の高いウェブページを表示しています。 |
---|---|
ウェブページの関連性 | ユーザーが求める情報が記載されているか、理解しやすいコンテンツであるかを重要視しています。 |
コンテンツの品質 | ユーザーが求める情報が記載されているか、理解しやすいコンテンツであるかを重要視しています。 |
ユーザビリティ | コンテンツの内容だけではなく、サイト自体が使いやすいかどうか(ユーザビリティ)を判断しています。 |
文脈の考慮 | ユーザーの位置情報を元に、検索意図の変化を読み取り表示順位を変更しています。 |
まとめ
本記事では、検索エンジンの種類や特徴について解説しました。検索エンジンの表示順位は、一定の基準が設けられたうえで決まっていて、順位をあげるためにはSEO対策をする必要があります。
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