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Google、「モバイルフレンドリー」をランキング要因に

Google、「モバイルフレンドリー」をランキング要因に

私がご紹介します

Mutsumi Kobayashi

kobayashiMutsumi

2006年よりSEOコンサルタントとして活躍。デジタルアイデンティティSEO div.manager。金融、不動産、EC、アパレル、通信サービス、人材など業界・業種を問わず経験豊富。プログラマー資格を保有し、クライアントのシステム部と綿密に連携したコンサルティングを得意とする。直近は新規事業立ち上げ、自社メディア運営に携わるなど、組織強化や新規サービス開発にも従事。Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)保有者。

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こんにちは。

先月下旬、Googleは、2015年4月21日より「モバイルフレンドリーかどうか」、すなわち、モバイル対応しているかどうかをランキング要因として使用することを発表しました。
Googleウェブマスター向け公式ブログ:検索結果をもっとモバイル フレンドリーに – 2015年2月27日(金))

昨年11月にモバイル対応しているサイトに対して、モバイル検索結果において、「スマホ対応」というラベルが付けられるようになりました。
このときは単なるラベルだったのですが、今後、モバイル検索の際に、モバイル対応しているサイトがより上位に表示されるようになり、モバイル対応していないサイトは大幅に流入数が減少する可能性があります。

具体的にどれくらいの影響があるのかはわからないのですが、検索結果に大きな変化をもたらすと発表されております。
なお、今回のアルゴリズムの変更はモバイル検索だけに影響し、PCからの検索には影響しません。

近年、インターネットへのアクセスにモバイル端末が使用されるケースが増えてきており、モバイル対応していないと、見づらくコンテンツを読むためには、ピンチやズームなどの操作をする必要があり、操作の煩わしさからサイトを離脱してしまい別のサイトに移動してしまう可能性があります。
これでは、モバイル検索ユーザーに対して高品質なたユーザーエクスペリエンスを提供しているとは言いきれず、今回、Googleは今回のアルゴリズムの変更に至ったとものと思います。

そのため、今後は、モバイル検索ユーザーにも配慮しモバイル対応したサイトを作成していく必要があり、その作成の助けとなる2つのツールをGoogleでは用意していますので、その紹介をしていきたいと思います。
Googleより推奨されていますので、是非積極的に活用して「モバイルフレンドリー」なサイトを目指していきましょう。

ウェブマスターツールのモバイルユーザビリティ機能

ウェブマスターツールにおいて、「検索トラフィック」→「モバイルユーザビリティ」からサイト全体のモバイルユーザビリティに関するエラーと、エラーが検出されたページの一覧を確認することができます。
検出されるエラーとしては、以下の6つがあります。

Flash が使用されています

ほとんどのモバイル用ブラウザではFlashコンテンツが表示されず、見たかった動画にエラーメッセージが表示されて見ることができず、残念な思いをした方も多いはずです。
そのため、Flashに依存することなくページを表示させるようにする必要があります。

ビューポートが設定されていません

ビューポートがない場合、スマートフォンにデスクトップ画面の幅でページが表示されて、文字が小さ過ぎてズームインしないと見れず、面倒だと感じた方も多いはずです。
そのため、デスクトップ 、タブレット、スマートフォンなど、画面サイズの異なる端末に合わせてページのサイズとスケーリングを調整する必要があります。

固定幅のビューポート

ビューポートの幅が固定されている場合、端末によってはウィンドウ幅が異なることから、閲覧しずらいと感じる方も多いはずです。
そのため、デバイスの幅とスケーリングに合わせてビューポートを設定する必要があります。

コンテンツのサイズがビューポートに対応していません

コンテンツがビューポートのサイズに合っていない場合、ページ上の語句や画像を閲覧するのに水平スクロールしなければならず、操作しづらいと感じた方も多いはずです。
そのため、横にスクロールすることなくページ全体を表示できるようにする必要があります。

フォントサイズが小です

ページ内のテキストのフォントサイズが小さすぎて読みにくく、読むためにはズームインしなければならず、ストレスを感じた方も多いはずです。
そのため、フォントサイズを適切に調整し、モバイル検索ユーザーを意識した読みやすいフォントサイズに変更する必要があります。

タップ要素同士が近すぎます

ボタンやナビゲーションリンクなどのタップ要素同士が近すぎることで、指を使って目的の要素をタップすることが容易にできなくなり、イライラした方も多いはずです。
そのため、モバイル検索ユーザーの視点に立ち、タップ要素のサイズやスペースを適切に設定する必要があります。

モバイルフレンドリーテスト

https://www.google.com/webmasters/tools/mobile-friendly/
ページを解析してモバイルフレンドリーであるかどうかをチェックすることができるツールです。
URLを指定して「分析」ボタンを押すだけで確認できます。
ページを新規作成したり変更しても、すぐにはウェブマスターツールのモバイルユーザビリティのレポートに反映されるとは限らないため、新規作成・変更したページをすぐにモバイルフレンドリーかどうか確認したい場合などに適しています。

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