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【Google】スマートフォンで表示されないページのインデックスが対象外に

Google_PUBCON

2020年10月14日に開催されたオンラインイベントのPUBCONにて、GoogleのJohn Muellerはインデックスに関する情報を新たに発表しました。

本記事では、その内容と弊社の見解をご紹介します。

 

John Muellerの発表内容について

PUBCON_Mobile First Index

画像引用:Google Mobile First Index – Zero Desktop Content March 2021|SearchEngineJournal

2020年10月14日にオンラインにて、SEOカンファレンスである「PUBCON」が開催されました。

そこでGoogleのスタッフであるJohn Muellerは、下記の発表をしました。

We now almost completely index with a smartphone googlebot.

Content only visible on desktop will be ignored.

All content must be reachable seeable by a phone,including any comments,structured data,images,videos, etc you want to have indexed.

Final date :March 2021

▼意訳
現在、ほとんど完全にスマホのgooglebotでインデックスを作成しています。

デスクトップ上にのみ表示されるコンテンツは、無視されます。

インデックス化したいコメント・構造化されたデータ・画像・ビデオなどを含むすべてのコンテンツは、スマートフォンで見られるようにしておかなければなりません。

最終期限は2021年3月

近い将来、Googleはモバイルコンテンツをもとにインデックスを作成するようになります。デスクトップサイトのみに表示され、モバイルで表示されないサイトはインデックスしないようになるという発表です。最終期限は2021年3月と明言されました。

参考:Google Mobile First Index – Zero Desktop Content March 2021|SearchEngineJournal

ここで注意が必要なのが、モバイルに最適化されていないとインデックスされないわけではないという点です。

PCのレイアウトであれモバイルにてアクセスでき、表示することができれば、スマートフォンのGooglebotでもインデックスされます。

日本のGoogleスタッフである金谷さんは下記のようにツイートしています。

つまり、現状対策が必要なサイトは、モバイルにてサイトにアクセスした際にサイトが表示されなかったり、PCからアクセスするように指示がでたりするようなものとなります。

これまではモバイルのクローラーで認識されなくとも、PCのクローラーでは認識・インデックスされていましたが、2021年3月以降には完全に無視されてしまうということです。

対策について

対象となるサイトはモバイル(スマートフォン端末)にてサイトにアクセス出来ず、表示されないサイトです。モバイルでの閲覧最適化されたデザインになっていなければならないわけではないので注意しましょう。

もし、モバイルでのサイトアクセスをブロックしている場合には、PC向けに最適化されたデザインのページでも良いので、モバイルにも表示させるようにしましょう。

しかし、次に説明する通りGoogleはモバイルファーストインデックスを進めています。検索順位上昇を狙う場合には、モバイルに最適化された状態が好ましいといえます。

モバイルファーストインデックスとは?

モバイルファーストインデックスとは、モバイルページを評価の基準とし、順位づけを行うということです(これまではPC向けページを評価の基準としていた)。2018年にGoogleより発表があり、すでに適用がはじまっています。

このアップデートに対応するためには、スマートフォン端末などの画面サイズが小さいデバイスでも、快適に閲覧できるようなデザインでサイトを構築する必要があります
「デザインがスマホに最適化されているか」「表示速度に問題はないか」「PCページのコンテンツと差はないか」「リンクやタグは最適化されているか」などを今一度確認しましょう。

モバイルファーストインデックスに関する詳しい情報はこちらで詳しくご紹介しています!
モバイルファーストインデックスに関する記事一覧|デジタルアイデンティティブログ

まとめ

2020年10月15日に開催されたオンラインイベントのPUBCONにて発表のあった、インデックスに関する情報をご紹介しました。

今回対策するべきサイトはモバイル(スマートフォン端末)にてアクセス・表示がされないものになります。対応の必要なサイトは、モバイルにも表示させるようにしましょう。

また、今回の情報はモバイルのインデックスに関する一部の情報となります。過去にインデックスされたものがどうなるのか、PCのクローラーは完全に使用されなくなるのかなど、今後の続報に注視していく必要があります。
最新情報がアップデートされましたら、こちらのブログでも続報をお伝えしたいと思います。

 
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