悩めるWEB担当者様のための最新ノウハウをお届け

Googleが「モバイルファーストインデックス」の採用を発表!

私がご紹介します

Mutsumi Kobayashi

kobayashiMutsumi

2006年よりSEOコンサルタントとして活躍。デジタルアイデンティティSEO div.manager。金融、不動産、EC、アパレル、通信サービス、人材など業界・業種を問わず経験豊富。プログラマー資格を保有し、クライアントのシステム部と綿密に連携したコンサルティングを得意とする。直近は新規事業立ち上げ、自社メディア運営に携わるなど、組織強化や新規サービス開発にも従事。Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)保有者。

執筆者の投稿をみる

週末からSEO界隈でざわついていた「モバイルファーストインデックス」の件、
バズっていた記事が、胡散臭すぎて
公式の発表はされておらず、情報が錯綜していたため、会社ブログの公開は控えておりましたが、
ようやく正しいであろう情報も出てきたので、本日はその話題を。

Web集客・運用のお悩みは私達にお任せください

「広告・SEOなどのWeb集客がうまくいかない…」「アクセスはあるのに成果に繋がらない…」
など、お気軽にご相談ください。実績豊富なコンサルタントが貴社の状況をヒアリングし、広告・SEO・アクセス解析など、最適な施策をワンストップで提案・実行し成果につなげます!

GoogleがMobileFirstIndex「モバイルファーストインデックス」の採用を発表

先週10月13日~16日に開催されたPUBCON LAS VEGAS 2016において、GoogleのGaryIllyes(ゲイリーイリェーシュ)氏がMobileFirstIndex「モバイルファーストインデックス」を採用を発表しました。
簡単に言うと、PCサイトを主軸としてインデックスしていたものを、SPサイト主軸に変更するとのことです。
多くのサイトで、PCよりSPでの流入が多くなっていたり、PCでもSPのインターフェースに寄せていってた現在の流れからすると、妥当な変更かなと思います。
昨年度には、AdWords広告公式ブログでも米国と日本を含む10か国でモバイル検索がPC検索を上回ったことを発表していますしね。

In fact, more Google searches take place on mobile devices than on computers in 10 countries including the US and Japan.

今までの評価と何が変わるの?

今までのGoogleの基本的なランキング付けの仕組み(アルゴリズム)は、PCサイトが基準にされており、スマホの検索結果においても、通常のPC向けランキングとほぼ同じものが使われていました。
もちろん、2015年4月に開始されて、今年2016年5月12日に強化された「モバイルフレンドリー」など、スマホ最適化のために検索結果を調整するアルゴリズムはあるものの、スマホだけのランキングというものは存在しておらず、あくまでもPCサイトを軸に評価が行われていました。

参考情報


それが、今回のMobileFirstIndex「モバイルファーストインデックス」においては逆転し、SPサイト(モバイル)の評価がメインになります。
PCサイトだけのランキング・SPサイトだけのランキングのように、インデックスを分離するという話ではありません。
あくまでも、評価軸がPCサイト優先からSPサイト優先に変更されるとの発表です。
※この部分でSPだけの検索結果ができるのではないか?と情報が錯綜していました。
MobileFirstIndex「モバイルファーストインデックス」に関して、公式の発表はされておらず、具体的な導入時期に関しても、明確にはなっていません。
ただし、今までもGoogleが何か重要な変更を実施する場合は事前に発表が行われているので、慌てる必要はないと思います。

MobileFirstIndex「モバイルファーストインデックス」により影響のあるサイトとは

基本的には、評価軸がPCからSPに変更になったとしても、レスポンシブウェブデザイン「RWD」で構成されている場合、影響は少ないと考えられます。
※レスポンシブウェブデザイン「RWD」とは、どのデバイスに対しても同じURL・同じHTMLを利用したサイトの構築手法です。
影響があるとすれば、PCとSPを別URLで構築しているサイトや、同じURLでもPCとSPで表示させるHTMLを動的に分けているダイナミックサービングなどのサイトでしょうか。
特にPCとSPで表示させるコンテンツに差をつけているサイトには少なからず影響が出ると思います。

検討すべき対応策

少ないとは思いますが、そもそもPCサイトしか存在せず、SP対応されていないなどは、前出の「ウェブマスター向けモバイルガイド」を確認しSP対応を進めましょう。
又、PCとSPで表示させるコンテンツに差をつけているサイトでは、どのようなユーザーに向けて、どんなコンテンツを届けているのかにもよりますが、UXなども考慮したうえで、SPでの見せ方を再検討する必要があると思います。
ただし、「モバイルフレンドリー」の時もそうでしたが、今回のMobileFirstIndex「モバイルファーストインデックス」においても、評価されるのは情報そのものです。
Googleの目標として公式サイトでも語られていますが、Googleが重視している点はこれからも変わりません。

Google のすべてのテクノロジーに共通する目標は、ユーザーができる限り簡単に、求めている情報を見つけられ、すべき作業を完了できるようにすることです。

いくらSPサイトで表示が速く、「モバイルフレンドリー」の対応が完璧でも、肝心のコンテンツがユーザーの求めていない情報では評価されません。
それは、MobileFirstIndex「モバイルファーストインデックス」になっても同じでしょう。
ユーザーの知りたい情報を、ユーザーと検索エンジンの双方に届けることがSEOだと考えています。
SEOの本質を理解していれば、「SPサイトでもリンクを集めないといけない」「PCとSPで二種類のリンク対策が必要」等の情報には振り回されないと思います。

とはいえ、公式の発表がされていないので、下記のような疑問や不明点は沢山あります。


  • 外部リンクの評価はどうなるの?
  • AMP対応していた方が有利なの?
  • canonical(カノニカル)タグはPCにむけるの?SPにむけるの?
  • PCでは1ページで掲載しているものの、SPでは情報量の観点から複数ページにしているものの評価はどうなるの?
  • 今までSP対応のラベル表示がされていたけど、PCラベルが表示されるの?
  • SP主流とは言え、どの程度PCの指標も見られるの?

公式の発表を待ちつつも、SEOの本質を理解し、ユーザーにとって必要な対策を実施していきましょう。
弊社ブログでも新しい情報が確認され次第、アップデートしていきたいと思います。

Webに関するお悩みごとはデジタルアイデンティティへ!

現在、様々な企業がWebサイトを活用して、デジタルマーケティングに取り組んでいます。
しかし、以下のようなお悩みがあるご担当者様も多いのではないでしょうか?

デジタルマーケティングに関するこんなお悩みはありませんか?

  • 広告やSEOを始めたいがやり方がわからない…
  • 自社に最適な広告媒体・施策を提案してほしい…
  • 最新の広告手法も取り入れた提案をしてほしい…
  • 短い期間で最速で成果に繋げたい…
  • 目標設定・アクセス分析・サイト改善など、全部丸投げで対応してほしい…

株式会社デジタルアイデンティティは、Webの総合広告代理店です。

数ある施策の中からお客様にとって最適な施策のご提案と、企画・提案から実施・改善まで一気通貫で確かな実行力で、お客様のビジネス目標達成を強力にサポートいたします。

デジタルアイデンティティの強み

  • お客様に最適なマーケティング手法をご提案
    Google、Yahooなどのリスティング広告をはじめ、Facebook、Instagram、LINE、tiktok、PinterestなどのSNS広告、ニュースやゲームなどの各種アプリへの広告配信、インフルエンサーマーケティングなど、あらゆる手法から最適な施策をご提案
  • 全ての施策を一気通貫で対応可能
    ブランディングからアクセス分析、SEO・MEO対策、LPO、EFO、Webサイト制作、バナー・動画などのクリエイティブ制作まで、一気通貫で対応可能
  • 高速PDCAでお客様の目標達成を最短で実現
    デジタルマーケティングでは施策実施後のPDCAが欠かせません。施策ごとにスピーディなPDCAを回すことにより、最適化・効率化を進めて成果を最大化

ご興味がある方は、ぜひ一度、弊社のサービス資料をご覧ください!

【無料】資料ダウンロードはこちらから

関連記事

新年度スタートダッシュ!KPI達成のカギを握るBtoBマーケ成功事例16選