悩めるWEB担当者様のための最新ノウハウをお届け

【2024年12月】Googleコアアップデートの影響と対策

【2024年12月】Googleコアアップデートの影響と対策

Googleは、2024年12月13日午前1時頃(日本時間)に、2024年12月のコアアップデートを開始し、12月19日午前4時ごろにロールアウト完了を発表しました。

この記事ではコアアップデートの影響と対策を解説します。

前回のコアアップデートの情報についても下記にまとめておりますので、参考にしてみてください。

【2024年11月】Googleコア アップデートの影響と対策

【2024年12月】コアアップデートの概要

2024年12月19日午前4時ごろ、Google公式X(旧Twitter)にて12月のコアアップデートの完了が発表されました。

弊社和訳
2024 年12月のコア アップデートが展開されており、
2週間以内に完了する予定です。

先月コアアップデートがあったのに、今月もコアアップデートがあるのは
なぜかと疑問に思うかもしれませんが、私たちは常に改善しているさまざまなコアシステムを持っています。これについては過去のブログ投稿で詳しく説明しています。

ロールアウトは2024年12月18日(アメリカ時間)に完了しました。

X(旧Twitter):https://x.com/googlesearchc/status/1867234561228460274

Google公式サイト:https://status.search.google.com/incidents/V9nDKuo6nWKh2ThBALgA

前回のコアアップデートは2024年11月12日に開始し、12月6日に完了したため、スパンの短いアップデートとなりました。

また、当初はアップデートに2週間ほどかかると見込まれていましたが、約1週間という短期間のアップデートになりました。

2024年12月のコアアップデートの特徴

今回のコアアップデートは11月のコアアップデートが完了した約1週間後に開始するという珍しいケースになりました。

その理由について、Googleは告知時に、今月のアップデートには昨月とは異なるシステムの改善が関わっているからであると言及しています
参考:Google 検索の更新に関する Q&A

また、実際にキーワードの順位推移を見てみると、全体的に11月のアップデート期間と比べて順位変動が大きくなったキーワードが散見されました。

2024年12月のコアアップデートの影響

次に、今回のコアアップデートの影響とその対策について解説します。弊社では、さまざまなジャンルについて1,000キーワード以上の順位変動を定点観測しています。

今回は、11月のアップデート期間(11/13〜12/6)と12月のアップデート期間(12/13〜12/19)を比較して、12月の順位変動がより大きかったキーワードをご紹介します。

下記に具体的なキーワードの順位と順位変化幅を表した折れ線グラフを記載しております。

※計測ツール:GRC
※指標:縦=変動幅 横=日付
※対象キーワードで検索した際に表示される100位圏内のサイトの順位が、どの程度動いたのかを指数化して表現しています。

▼資格系キーワード

【「社会保険労務士」の変動状況】
【「社会保険労務士」の変動状況】
「社会保険労務士」では11月のアップデート期間の変動は小さかったものの、12月のアップデート期間では大きく変動しました。

【「不動産鑑定士」の変動状況】
【「不動産鑑定士」の変動状況】
「不動産鑑定士」では、11月のアップデートの終盤はほとんど動きがみられなかったものの、12月のアップデートが開始してから、激しく順位が変動しました。

▼金融系キーワード

【「新NISA」の変動状況】
【「新NISA」の変動状況】
「新NISA」では11月のアップデート終盤にやや変動がみられましたが、12月のアップデート開始直後にさらに順位が変動しました。

【「火災保険 賃貸」の変動状況】
【「火災保険 賃貸」の変動状況】
「火災保険 賃貸」では11月のアップデート完了直前までは変動がみられませんでしたが、それ以降は激しく変動しました。

▼法律系キーワード

【「弁護士」の変動状況】
【「弁護士」の変動状況】
「弁護士」では11月のアップデート期間も変動がみられていましたが、12月のアップデート期間に入ってからも順位が変動しました。

【「弁理士」の変動状況】
【「弁理士」の変動状況】
「弁理士」では11月のアップデート期間の変動は小さかったものの、12月のアップデート期間には大きく変動しました。

このように、12月のコアアップデートでは11月のコアアップデートと比較して資格・金融・法律系の一部キーワードで大きな順位変動がみられました。
また、同じYMYL領域の中では美容・資産関連(不動産など)の一部キーワードでも変動が確認できました(弊社調べ)。

明確な傾向をつかむのこそ難しいですが、今回のアップデートではYMYL領域のキーワードに影響があったと考えられます。

【2024年12月】コアアップデートの対策

今回のコアアップデートは前回のコアアップデート完了の1週間後に開始したり、予想よりも1週間早く完了したりと、スケジュールが予測不能なアップデートになりました。

また、今回のコアアップデートはGoogleから説明がなされたように、11月とは別のコアシステムについてのアップデートとなり、キーワードの順位にも影響を与えました。

このことが示すように、Googleのコアアルゴリズムはさまざまな要素を含んでいるため、ランキングの決まり方も複雑になっています。
しかし、アルゴリズムが複雑であっても、「ユーザーファースト」なコンテンツを作り続けることが、SEO対策で重要であることに変わりはありません。

「ユーザーファースト」はGoogleガイドラインでも重視されている重要な要素です。

ユーザーファーストなコンテンツをつくるうえで欠かせないのが、E-E-A-Tという経験(Experience)専門性(Expertise)権威性(Authoritativeness)信頼性(Trust)の4つの指標です。E-E-A-Tを満たすための対応方法として、信頼性を示すために専門家の見解や信頼できる情報源を引用することや正確な情報を提供するために最新のデータを掲載することが重要です。

その他にもE-E-A-Tを満たしたコンテンツを作成するための要素は多くあるため、「E-E-A-T」について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

E-E-A-T(旧E-A-T)とは?SEOに重要な4要素を解説!Google評価を高めるポイント10選もご紹介

順位が戻らない場合はプロに相談を

自社でSEO対策を行っているがなかなか順位が回復しない、といった場合は、プロに相談してみるのも一つの選択肢です。
既にSEO会社に依頼している場合でも、セカンドオピニオンという形で別会社に現状を確認してもらうのも良いでしょう。

株式会社デジタルアイデンティティでは、無料でSEO診断を行っています。
SEOのプロが作成した50項目以上の診断で、自社サイトの問題点が明確になります。

現状の自社サイトにどのような課題があるのか、どうすれば順位を回復できるのかなど、SEOでお悩みの場合は、ぜひご連絡ください。

>>【大好評】課題を可視化する独自のSEO診断!無料SEO診断はこちらから

SEOにお困りなら【無料SEO診断】

株式会社デジタルアイデンティティでは、創業から14年以上、SEO対策に注力してきました。
検索エンジンをハックするようなブラックハットな手法に頼ることなく、Googleの推奨に沿ったホワイトハットな手法で上位表示を実現してきました。

そんな弊社のSEOナレッジを50以上の項目に落とし込んだSEO診断を無料でご提供しています!
(毎月先着10社様限定とさせていただいています)

無料SEO診断サンプル画像

無料SEO診断はこんな方におすすめ!

  • SEO対策をどこから始めればいいかわからない…
  • 自社でSEO対策をしているが思うように順位が上がらない…
  • 他社にSEO対策を依頼しているがセカンドオピニオンが欲しい…
  • なぜ競合サイトの検索順位が高いのか知りたい…
  • 現在のSEO対策が正しいのか確認したい…

弊社の無料SEO診断でわかること

  • 現在のSEO評価
  • SEO項目ごとの改善方法
  • SEO項目ごとの優先度

正しい現状認識は、SEO対策で効果を出す上で何よりも重要です。

自社のSEO対策について、少しでも気になる方は以下のリンクからお気軽にお申し込みください。

【簡単1分】無料SEO診断に申し込む

関連記事

Keywords

SEOコンサルティングって何してくれるの?