- 検索アルゴリズム
- 更新日:
RankBrain(ランクブレイン)とは、2015年よりGoogleが取り入れたAI(人工知能)を使用した検索アルゴリズムです。
ユーザーの検索クエリの意味を理解し、機械学習によって数十億以上あるページから最適なページを選び出して検索結果に表示させています。
ここではRankBrain(ランクブレイン)について詳しく解説します。
RankBrain(ランクブレイン)によって検索はどう変わったか?
会話型の検索が実現したことによって、人間が機械に問いかける(検索する)ことによって、機械がその意味を理解し、その答えを返す(検索表示する)ようになりました。
一例としては、「音楽が聞きたい」と入力した場合、検索結果にはYouTubeや音楽聞き放題アプリや、元気が出る曲まとめ等、検索クエリやユーザーの感情的な部分を読み取って答えを出しています。
RankBrain(ランクブレイン)が導入される以前の検索であれば、まるで辞書を引いているかのように「音楽」と「聞く」という言葉の意味等の情報が掲載されるはずです。
RankBrain(ランクブレイン)は言葉の関連性を理解し、検索意図を予測してPDCAを自動で行うシステムになります。
RankBrain(ランクブレイン)とSEO対策について
Googleは、RankBrain(ランクブレイン)が検索をランク付けする重要な3つのシグナルの内の1つであると公式が言っています。
ちなみに、残る2つについては「リンク」と「コンテンツ」です。
ロングテール対策が重要
自然言語処理によってコンテンツの内容を機械が理解するためには、コンテンツに記述されているキーワードを読み取る必要があります。
メインで対策したいキーワードを記事のテーマにしたら、コンテンツ内にはその共起語を含み、hタグ等の見出しに関連性の高い言葉を入れなくてはなりません。
そこでロングテール対策を行うと、タイトルやhタグにキーワードを入れなくても、テキスト内の言葉を機械が判別して評価し、ランキングに表示してくれます。
また、その判別の精度については日々進化しているため、自動生成された意味のないコンテンツについてはそれを理解してスパム扱いされます。
上位に表示される=ロングテールが優れているコンテンツなので、基本的にロングテール対策の答えは検索結果の上位サイトにヒントがあると言えるでしょう。
まとめ
2017年にGoogle Homeと呼ばれるスマートスピーカーが販売されましたが、これは正に自然言語処理による機械学習によって実現されました。
AIの発展とSEOは密接に関係しており、RankBrain(ランクブレイン)を理解することによってGoogleが目指す検索エンジンの将来性も見えてきます。
大切なことはSEOのためにコンテンツを改善するのではなく、ユーザーの検索意図に答えるために改善を行うということを覚えておきましょう。
SEOにお困りなら【無料SEO診断】
株式会社デジタルアイデンティティでは、創業から14年以上、SEO対策に注力してきました。
検索エンジンをハックするようなブラックハットな手法に頼ることなく、Googleの推奨に沿ったホワイトハットな手法で上位表示を実現してきました。
そんな弊社のSEOナレッジを50以上の項目に落とし込んだSEO診断を無料でご提供しています!
(毎月先着10社様限定とさせていただいています)
無料SEO診断はこんな方におすすめ!
- SEO対策をどこから始めればいいかわからない…
- 自社でSEO対策をしているが思うように順位が上がらない…
- 他社にSEO対策を依頼しているがセカンドオピニオンが欲しい…
- なぜ競合サイトの検索順位が高いのか知りたい…
- 現在のSEO対策が正しいのか確認したい…
弊社の無料SEO診断でわかること
- 現在のSEO評価
- SEO項目ごとの改善方法
- SEO項目ごとの優先度
正しい現状認識は、SEO対策で効果を出す上で何よりも重要です。
自社のSEO対策について、少しでも気になる方は以下のリンクからお気軽にお申し込みください。