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ECサイトにSEO対策は必要?重要性や方法、注意点を解説

ECサイトSEO

スマートフォンの普及によって、多くのユーザーがインターネット上で購買活動をしている現在では、ECサイトの活用は必要不可欠です。
ECサイトの認知を高める方法として、広告の出稿やSNSでのプロモーションなど様々な方法がありますが、自然検索結果からの集客を促進するSEO対策も効果的な施策のひとつです。

今回の記事ではそんなECサイトでの効果的なSEO対策について、重要性や方法、注意点をご紹介します。商品ページへの流入を増やす方法を学び、売り上げの向上を狙いましょう。

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ECサイトでSEO対策が必要な理由

昨今のEC市場の規模は拡大傾向にあり、今後もこの流れが続くと言われています。
実際に、経済産業省の「電子商取引に関する市場調査の結果」によると2019年のBtoC-EC市場規模は19兆3,609億円であり、2018年からの伸び率は7.65%となっています。また、8年前の2011年と比較すると市場規模は約2倍にまで大きくなっており、EC市場の成長は明らかです。

このようなEC市場でブランドの認知度を上げるための施策にはCMや広告、SNSでのプロモーションなど多くの方法があります。
しかし、広告の場合は即効性と上位表示が可能な反面、費用がかさむことや、広告配信終了後は集客力が落ちることが考えられるため、長期的に集客を行いたい場合には他の方法を視野に入れましょう。

そこで重要となるのがSEO対策です。検索結果での上位表示を狙うSEO対策は、ユーザーの流入数増加を目的としています。また、継続的に費用がかかる広告とは異なり、自然検索で上位を狙うことができるため、PV数向上の根本的な解決となり、利益の増加も期待できます。

ECサイトで重要なSEO対策の方法

ECサイトのSEO対策として重要な施策はいくつかあります。以下で詳しく見ていきましょう。

適切な対象キーワードの選定

キーワードの選定はSEO対策の基本と言っても過言ではありません。
ECサイトへの訪問者数を増やすには多くのユーザーが検索するキーワードを狙い、対策をする必要があります。キーワードを選定するにはどのような方法があるのでしょうか。

ロングテールキーワードを狙う

ロングテールキーワードとは、検索ボリュームが少なく、複数の組み合わせからなる複合キーワードを意味します。1単語の検索ボリュームが大きいビックキーワードとは異なり、ユーザーのニーズに細かくアプローチできるため「コンバージョン率の高さ」が特徴です。
実際の例としては「ナイキ 靴 エアマックス 黒」のようなものが挙げられます。

競合の少ないキーワードを狙う

せっかく記事やサイトを作ったとしても、競合やライバルが多く、検索結果の上位に表示されなければ意味がありません。狙うキーワードでどの程度の競合サイトがいるのか確認し、競合の少ないキーワードを狙うことで上位表示を獲得しやすくなります。

アクションが見込めるキーワードを狙う

ECサイトでの最終的な目標は商品を購入してもらうことです。どれだけサイトへの訪問者数が増えたとしてもCVが増えなければ意味がありません。
そのため、「靴 フォーマル メンズ」「誕生日プレゼント アクセサリー おすすめ」など、ユーザーのニーズをより細かく分析したキーワードを選定することで、コンバージョンへつながる可能性を高かめることが可能です。

共起語を狙う

先述のアクションが見込めるキーワードを選定の条件にすることはもちろん、さらに狙いたいキーワードとして「共起語」があげられます。
共起語とは選定したキーワードとよく一緒に検索されるキーワードのことを指します。
共起語をツールで確認し、キーワードとして選定することでよりユーザーのニーズに沿ったキーワードを選定することが可能です。また、共起語を検索するには「ラッコキーワード」というツールを使うと簡単に調べることができます。

ディスクリプションの見直し

ディスクリプションは検索結果画面のタイトルの下に表示される文章のことを指します。
タイトルでは表現しきれない商品の魅力やスペックなどを簡潔にまとめることで、ユーザーの興味を惹くことが可能です。
ユーザーが欲しい情報を記載できていない場合は早急に見直す必要があるでしょう。

ディスクリプション

ディスクリプションの書き方やポイントなどについて詳しい内容はブログ記事「title,description,keywordとは?SEO・サイト制作基本のキ」で紹介しています。

タイトルにキーワードを含める

タイトルはユーザーが検索をし、はじめに目にする箇所です。
ユーザーの検索意図に合ったキーワードの有無は、クリックしたくなるか、ならないかという点において大きな差につながります。ユーザーのニーズに合わせて「送料無料」や「ブランド名」といった重要なキーワードをタイトルの前方に置くことで、訴求力を上げることが可能です。

また、タイトルはユーザーだけではなく、検索順位を決定する検索エンジンに対してもどのような内容のサイトなのかを伝える役割があります。タイトルの設定次第では検索順位に大きな影響を与えるため、SEOの内部施策としてはじめに取り組むべき最重要ポイントであるとも言えます。

気を付けたいポイントとして、検索結果の画面に表示可能なタイトルの字数には制限があるということです。目安は約25字から30字程度に設定し、長いブランド名などの字数を取るキーワードは後ろに下げるなど柔軟に対応する必要があります。また、数字は半角で記述することにより字数削減につながるため、サイズを表記する場合などには気を付けましょう。

コンテンツマーケティングを行う

ECサイトへの流入を増やす方法としてコンテンツマーケティングがあります。
コンテンツマーケティングとはWebサイトの記事やレビューなどのコンテンツを通して、ユーザーが求めるような情報を発信することで、ユーザーが自社や商品を認識し、コンバージョンへつなげるためのマーケティング手法です。

作成したコンテンツは広告と違い、一度書いてしまえば広告費のような費用をかけることなく、半永久的に集客が期待できます。
なお、ECサイトでコンテンツマーケティングを行う場合には以下の点に注意が必要です。

ECサイトと同じドメインの配下で行う

コンテンツマーケティングを始める際にはコンテンツ用のディレクトリを作ることが望ましいです。
その際に気を付けたいのが「既存サイトのドメインを使う」という点です。

例えば、「https://digitalidentity.co.jp」というサイトでコンテンツを始める際は「https://digitalidentity.co.jp/blog/」のように設定し、blogの配下で記事を作成、運用します。

新規のドメインから表示順位を上げるには大変な時間と労力が必要です。そのため、既存のドメインを利用することで、そのサイトが持つパワーを生かしてスタートダッシュを切ることが可能になります。

また、コンテンツSEOのメリットやデメリット、種類や始め方など、詳しい内容はブログ記事「コンテンツマーケティングとは?~概要からやり方までわかりやすく説明~」で紹介していますので、是非ご覧ください。

商品へのわかりやすい導線設計

ユーザーがECサイトに訪れた時点から商品購入までの導線を分かりやすいものにすることで、ユーザビリティを向上させることが可能です。
ユーザーの満足度の高いECサイトはSEO対策としてはもちろん、コンバージョンに繋がりやすいことが特徴としてあげられ、高い確率で売り上げの向上につながるでしょう。

商品への分かりやすい導線設計の方法としては、誰が見ても分かりやすいシンプルさやCTAボタンなどを活用したUI/UXの改善、またはカートを常に表示するなど、ユーザーが「購入」というアクションを起こしやすい作りにすることがあげられます。

モバイルフレンドリーな設計にする

スマートフォンを筆頭としたモバイル端末の普及に伴い、ECサイトを閲覧する環境は大きく変わりました。また、Googleではモバイルフレンドリーであるかどうかという点はモバイル端末での検索順位に大きく影響を与えることが「Google ウェブマスター向け公式ブログ [JA] : 検索結果をもっとモバイル フレンドリーに」でも発表されており、その対応は必須です。
PC版でのボタン配置のままの場合、商品紹介の文章やレビューが読みづらい、カートボタンが小さくて押せないなどユーザーに不満を与えることになり、サイトを離脱するきっかけになってしまいます。

そこで重要になるのが、モバイルフレンドリーなECサイトを目指すためのモバイルフレンドリーテストの実施です。Googleが無料で提供するモバイルフレンドリーテストツールを使うことにより、そのページがモバイルフレンドリーなページかどうか判断してくれます。
テスト方法はURLを入力するだけの簡単な操作なので一度試してみてはいかがででしょうか。

モバイルフレンドリーテストツール

画像情報はクローラがわかりやすいように

ECサイトでは商品の紹介をするために、一般的なWebサイトよりも画像が多くなる傾向にあります。
そのため、通常のSEOと比べ、画像への対策の重要性は必然的に高まります。そこで必要になるのが画像の情報をクローラが理解できるようにするということです。

検索結果の上位表示を狙うには、ページの良し悪しを判断するクローラに情報を理解してもらうことが必要です。そのため、クローラにどのような画像なのか理解してもらうためにalt属性を設定する必要があります。alt属性とはその画像に何が写っているのか、何を意味しているのかといった画像の情報を説明する代替テキストです。

クローラが画像の情報を理解することによるSEO効果はもちろん、何らかのエラーで画像が表示されない場合であっても入力したテキストが表示されるなどのメリットがあり、ユーザビリティの向上によるSEO効果も期待できます。

構造化データのマークアップを行う

ECサイトにおいて、商品ページの構造化データマークアップを行うとサイト内の価格や在庫状況、レビューなど詳細な商品情報を検索結果に表示させることが可能です。

商品そのものを狙って検索している顕在層のユーザーにアプローチすることができるのはもちろん、検索結果で商品の情報が目に入ることにより、フワッとしたイメージを持つ潜在層のユーザーにまでアプローチできる可能性があります。

また、他サイトとの検索結果に差をつけることで、ユーザーの目に留まり、クリック率が向上するメリットがあります。流入数のアップには欠かせない施策であるとともに、構造化データのマークアップは簡単に行うことができます。

構造化データのマークアップやリッチリザルトについての詳しい内容はブログ記事「【初心者向け】構造化データとは?メリット・書き方・種類・ツールまとめ」をご覧ください。

表示速度(ページスピード)の改善

サイトの表示速度とはその名の通り、ユーザが検索画面から指定のページへ遷移した際、サイトが表示されるまでの時間を意味します。この表示速度はGoogleの「スピードアップデート」でもあるように、SEOに影響をもたらすとされており、その対策は必須です。「スピードアップデート」について詳しい内容はブログ記事「【Google】新アルゴリズム「スピードアップデート」がついに開始!ページスピードがより重要に。」をご覧ください。

特にECサイトの場合、表示速度が遅いことによるユーザーへのストレスや、そのための離脱で、せっかくのコンバージョンの機会を無くしてしまうことになり、売り上げへの直接的な影響は避けられません。

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ECサイトのSEO対策で注意する点

ECサイトのSEO対策を行うにあたり、特に注意しなければならない点がいくつかあります。
以下で見ていきましょう。

重複コンテンツに注意

重複コンテンツはGoogleによって以下のように定義されています。

重複するコンテンツとは、ドメイン内、または複数ドメインにまたがって存在する、他のコンテンツと完全に同じであるか非常によく似たコンテンツのブロックを指します。
引用元:重複コンテンツの作成を避ける | Google 検索セントラル | Google Developers

偽装や、検索エンジンの結果を操作する意図が伺えない重複コンテンツは、悪意のない重複コンテンツとしてGoogleに認識され、対処の原因にならないとされています。しかし、悪意のある重複コンテンツと認識された場合は、該当サイトのランキングの低下や検索結果に表示されないといった対応を受けることがあります。そのため、確実にリスクを回避するには重複コンテンツ自体をできるだけ作らないことが大切です。

特にECサイトの場合、サイズ違いや色違いの商品を別ページとして登録している場合や、Amazonや楽天市場など複数のECサイトで商品を掲載している場合は、気付かない間に重複コンテンツを作成してしまうケースがあります。この場合は、基本的には悪意のない重複コンテンツと判断されますが、可能であれば避けたほうがよいでしょう。

簡単な対処法として、サイズや色違いは同じページ内で購入できるようにする方法や、複数のECサイトに商品を掲載している場合は、各サイトごとに特色をつけ、オリジナリティを高めるといった方法があります。

販売終了ページの対策を怠らない

ECサイトでは売り切れや商品の入れ替えに伴い、販売自体が終了する商品もあります。販売が終了すること自体は仕方がありませんが、サイト内にあまりにも販売終了ページが多かったり、検索結果からクリックしてみたら販売が終了している…というケースが多発するようではユーザーの満足度が低くなり、ひいては、Googleの評価を落としてしまう可能性があります。

対処法としては404エラーを表示させる、関連商品を紹介するなどの方法があります。サイトの規模感やページのメンテナンスにリソースを割けるか判断し、対応するようにしましょう。

情報保護のためSSL化をする

ECサイトで取り扱う情報の特徴的なものとして、クレジットカード番号などの個人情報があげられます。そのため、サイトのセキュリティ対策は必要不可欠であり、それを実現するために使われるのがSSLです。

SSLとは「Secure Sockets Layer」の略称であり、ネット上でのデータ通信を暗号化することにより、セキュリティを高める仕組みのことをいいます。SSLが適用されている場合はURLの先頭に「https」と表示され、適用されていない場合は「http」と表示されます。また、Googleでは「保護されていない通信」と赤字で表示されるため、ユーザーへ与える心象はよくないものでしょう。また、GoogleはECサイトに限らず全てのページでSSL化を推奨しているため、早急な対応が必要です。
 

まとめ

今回はECサイトのSEO対策についてご紹介してきました。通常のSEO対策に加えECサイトならではのポイントに着目することで、売上の向上を目指すことが可能です。ぜひ一度ECサイトのSEO対策を見直し、対応してみてください。

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