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コンテンツ品質に関するクオリティアップデートと今後のSEO対策の方向性

コンテンツ品質に関するクオリティアップデートと今後のSEO対策の方向性

私がご紹介します

Kaneko Yoshiaki

KanekoYoshiaki SEO Div. チーフコンサルタント

2014年よりSEOアナリストとしてさまざまな規模・業種のサイトを担当。 WordPressやMovable Typeのユーザーコミュニティが主催するセミナーへの登壇経験多数。制作・システムサイドの知見を活かし、不動産サイトや超大規模ECサイトなどの複雑なサイトへのSEOコンサルティングや、リニューアル時のSEO基盤形成などを得意とする。

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先日、5月の初旬に独自性が高くユーザーに取って価値の高いコンテンツを評価するクオリティアップデートが行われていた事をGoogleが認めました。

5月初旬、SEO業界では大幅な順位変動が起きているという話で話題となっており、米国のSEOメディアであるSearch Engine LandはGoogleに今回のアップデートに関して問い合わせをしておりました。その返答に対し、Googleは当初アップデートの存在を否定しておりましたが、つい先日遂にアップデートを行ったことを認めました。

今回の順位変動状況から、パンダップデートの更新ではないかという噂が流れておりましたが、今回のアップデートはパンダとは関係なく、コンテンツ品質評価のコアとなるアルゴリズムに対してのアップデートを行ったとのことです。当初Googleがアップデートを否定した理由おそらく、パンダやペンギンの用に特定のサイトへのアップデートではなかったためではないでしょうか。

このアップデートにより、独自性がある高品質なコンテンツが評価され、順位上昇につながっているようですが、その一方でまとめサイトなどでは順位を落としています。まとめサイトは複数のサイトからコンテンツを収集し作られるもので、ユーザーの利便性もそれなりに高いのですが、所詮は他人が書いたコンテンツですので、こういったサイトばかりが上位表示されるのは問題だからでしょう。

クオリティアップデートの具体的な内容

それではクオリティアップデートが具体的に何を行ったのか解説していきます。まず、クオリティアップデートによる影響を受けるページは以下の様なページです。

  • コンテンツの少ないタグページが大量に存在するページ
  • 広告・動画の構成割合が高く、メインコンテンツの少ないページ
  • コピーコンテンツで構成されているページ
  • リンク中心で構成されているページ
  • 品質の低いコメントが大量に存在するページ
  • メインコンテンツの内容が少ないページ
  • スクロールせずに見える範囲が広告ばかりのページ
  • 品質の低いサイトから被リンクを受けているページ

クオリティアップデートの内容を見る限り、パンダアップデートに内容が類似しており、特別新しい事が行われたという印象は感じられません。これまで同様に、質の高いコンテンツを持つサイトを評価するアルゴリズムが強化されたといった形に見られます。

そのため、弊社が運営しているメディアやSEOサービスを提供している会社様へのマイナスの影響は見られませんでした。

しかし、上述したとおり今回特に順位変動が大きかったのはまとめサイトのようです。

  • 他のサイトからのシンジケーション(コピーコンテンツ)

に関しては今回のクオリティアップデートでより厳しくチェックされるという事でしょう。

順位変動が報告されているサイトの特徴

Hubpagesの記事によると、今回のアップデートにより順位変動に大きな影響のあったサイトとして紹介されていたのは、ハウ・ツー系のサイトや情報提供型のサイトでした。しかしながら、記事内では未だに高い順位を保っているハウ・ツー系のサイトや情報提供型のサイトも紹介されております。この事からも特定のジャンルのサイト評価に対して大きな影響を与えたわけではなく、広告ばかりのサイトやコンテンツの質が低いといった特徴を持つページに対して行われていると考えられます。
参考:【Hubpages】 http://pauledmondson.hubpages.com/hub/May-Day-2015-Google-Update
※一方で、日本国内では「まとめサイト」の順位が下落しているという報告が多数散見されており、これは、まとめサイトの多くが独自コンテンツを保有していない事や、広告ばかりのサイトであるため、クオリティアップデートによる影響を大きく受けたと考えられます。

パンダアップデートとはどう違う?

それでは今回のアップデートがパンダアップデートと異なる点はどこでしょうか。まずはパンダアップデートについておさらいしておきましょう

パンダアップデートは日本では2012年の7月に実施された、品質の高いコンテンツを持つサイトの評価を上げて、質の低いコンテンツを持つサイトの順位を下げる事を目的に行われたアップデートです。
パンダアップデートで具体的に行われたことは

  • 独自性のあるコンテンツを持つページの評価を向上させる
  • 他サイトの内容をコピーしただけのコピーコンテンツをもつページの評価を下げる
  • 広告ばかりでテキストの少ないページの評価を下げる
  • 自動生成されたページの順位を下げる

といった事で、やはり今回のコンテンツ品質に関するクオリティアップデートと非常に類似していますよね。

しかし、一つだけ違う点があります。それはパンダアップデートが特定のサイトや特定のジャンルに対して行っているのに対し、クオリティアップデートは全体的でアルゴリズムのコア部分に対するアップデートであるということでしょう。

今後のSEO対策の方向性

結論からいうと今回のアップデートにより新しいSEO対策が必要になるということはないでしょう。

これまでもコンテンツの質という部分は重要視されてきましたが、まとめサイトなどで順位が下がっていることを見る限り、オリジナルのコンテンツが更に評価されていくというだけでしょう。

ただし、他人の書いた記事を利用することが悪いわけではありません。単純なコピー又はコピーに非常に近いコンテンツの状態で掲載するということに関しては評価を落とされるという事です。

現在、Web上の多くのサイトが有益な情報を発信しています。そういった有益な情報を集め、自分なりの見解を踏まえつつ編集して作成した一つのコンテンツは単純なコピーコンテンツとは言えないと思いますし、ユーザーにとっても価値が高く、検索エンジンも高く評価するのではないでしょうか。

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