
こんにちは!トータルマーケティングプランナーを目指して修行中の小西です!
最近SEOで何かと話題のAMP(Accelerated Mobile Pages)ですが、実はSEOだけでなく広告にも大きな恩恵を与えてくれます。
今回は意外と知られていない「AMP広告」に的を絞って、ご紹介いたします!
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目次
そもそもAMPって?
AMPとは、ユーザーのモバイル端末にできるだけ素早くコンテンツを届けることを目的にGoogleとTwitterなどが共同で行っているプロジェクトのことです。
具体的には、AMPページの規格をクリアしたページをメディア側が作った場合、Google側でAMPページがキャッシュされ、検索結果に表示されます。
結果的に、検索結果から流入するユーザーが閲覧するコンテンツの表示速度が上がるという仕組みになっています。
詳しくは弊社の半田が別の記事で書いておりますので、ご覧ください。【AMP】Googleが推進するAMPとは?概要と対応方法まとめ
広告領域におけるAMP
コンテンツの表示速度をあげてくれるAMPですが、SEO領域だけが恩恵を受けるわけではありません。
2017年5月のGoogle Marketing Next 2017で広告領域におけるAMP対応が発表されました。
現状、広告の領域においてAMPでできることは以下の2点です。
①リスティング広告のLPにAMP対応ページを使用することができるため、表示速度が段違いにあがる!
②ディスプレイ広告の表示されるページがAMP対応だった場合、自動的にAMP化された広告が表示される!
以下、1つずつ紹介していきます。
リスティング広告のLPにAMPページを使用することができるため、表示速度が段違いにあがる!
リスティング広告のLPにAMP対応させたページを使用することができます。
これは説明するより動画を見た方が分かりやすいかと思います。
左がAMP対応のLPで、右が通常のLPですが、とにかく早い!!
AMP対応によって表示速度を高速化させたページなので当然なのですが、
いままでのLPの常識からは考えられないようなスピードで表示させてくれます。
LPの表示速度と離脱率の関係性は、すでに調査によって明らかにされております。
下記の図はモバイルの表示速度が1秒時と比較した場合、秒数が増えるごとにどのくらい離脱者が増えるのかを表しています。
モバイルのウェブページの表示が3秒以上続くと離脱率が32%もあがり、秒数が増えるほど離脱率は上昇します。
6秒以上では、1秒と比較すると2倍以上も多くのユーザーが離脱している調査結果になっています。
画像引用:Find out how you stack up to new industry benchmarks for mobile page speed
このように表示速度は離脱率に影響を及ぼすため、LPをAMP化させて表示速度をあげることによって、離脱率を減らすことができると考えられます。
ディスプレイ広告の表示されるページがAMP対応だった場合、自動的にAMP化された広告が表示される。
AMPのディスプレイ広告における恩恵は、AMPページにディスプレイ広告枠があり、
その枠に広告が表示される場合は、自動的にAMP対応の表示速度で広告が表示されるようになるという点です。
これは特に広告主側で何か対応をする必要はありません。今までは、AMP対応ページへの広告出稿は、広告だけ表示が遅れる問題がありました。
今ではその問題も解決されており、広告枠で収益をあげているメディアも今後はAMP対応していくことが予想されます。
(下の動画は、左は広告枠がAMP対応になっているAMPページで、右は広告枠がAMP対応になっていないAMPページです)
AMP対応LPの使用が2017年9月末よりすべての広告主が利用可能に!
今まではベータ版で限られた広告主のみへの限定的な開放になっていたAMP対応LPが、9月末よりすべての広告主が利用可能になります!
Speed up your search text ads with AMP landing pages
Webページ全体のAMP導入のハードルは、まだ高いですが、LPのみの導入ならHTML5の知識さえあれば可能なので、導入を検討してみてはいかがでしょうか?
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