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【Google AdWords】広告表示オプションをアップデート。サイトリンク、コールアウト、構造化スニペットがより読みやすく、自然な表示に。

私がご紹介します

Masuda Kazuki

デジタルアイデンティティ内でもトップクラスの規模の案件に複数ジョイン。
担当案件の商材は英会話、リフォーム、電力会社、化粧品、健食系等と幅広く展開。
また、Googleプロダクトチームの一員として弊社アカウント改善に奔走中。
デジタルアイデンティティの中でも有数の体育会系。

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こんにちは。広告運用を担当しております増田です。

さて、8月の下旬にGoogle AdWordsにおいて広告表示オプションのアップデートがありました。
アップデート内容に関して解説していきます!

広告表示オプションのアップデート内容について

Google 公式ブログ:情報が拡充されたサイトリンク、コールアウト、構造化スニペット – モバイル広告における表示方法のアップデート

対象はモバイルの
・サイトリンク表示オプション
・コールアウト表示オプション
・構造化スニペット

になります。

どうアップデートされたのか順を追って見ていきましょう。

サイトリンク表示オプション

モバイル端末において、最大8個までのサイトリンクがタッパブルなボタンかつ、横並びのカルーセル形式で表示されるようになりました。これまでモバイルでは、最大4個のサイトリンクが表示可能となっており、1行に複数のサイトリンクが表示されるとリンクテキストが「…」で省略されることがありました。今回のアップデートで横長のボタンかつ、スワイプ可能なカルーセル形式になったことで、さらに高いユーザーエクスペリエンスを提供できるようになりました。また、表示可能なリンク数が増えたことで、サイト内の深い階層にあるページを含め、従来以上に的確なコンテンツへとユーザーを誘導しやすくなっています。
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コールアウト表示オプション・構造化スニペット

こちらもモバイル端末のアップデートになります。アップデートによって、従来は広告の下の専用の行に表示されていましたが、広告文から改行されない形で表示されるようになりました。この2つはサイトリンクとは異なりインタラクティブではないので、広告文と分けて表示させない方がより自然なクリエイティブであるといえます。表示個数も増えるので、広告主とユーザー双方にとってメリットがあるでしょう。

アップデートの背景

他のどのデバイスよりもモバイルでの検索が多くなった現在、モバイル エクスペリエンスに期待される水準もかつてないほど高くなっています。たとえば、スマートフォン ユーザーの 65% 以上が、スマートフォン使用時に即座に情報が得られることを期待しています。しかしながら、モバイル特有の制約によりそれが難しいことも少なくありません。画面の小ささや動作遅延が妨げとなって、ユーザーが求める情報や商品をスムーズに表示できない場合があります。

拡張テキスト広告をはじめとする最近の機能強化からもおわかりいただけるように、AdWords ではモバイル広告の有用性と情報量の向上に努めており、広告表示オプションでも同様の取り組みを進めています。その成果として今月より実施を予定しているのが、モバイル広告におけるサイトリンク、コールアウト、および構造化スニペットの表示方法の変更です。

検索行動のモバイルシフトが進む中で、モバイルファーストを意識したアップデートであると言えます。

そもそも広告表示オプションとは?

検索連動型広告の広告は表現が文字数によって制限されています。しかし、ユーザーが求めている情報は時、場所、デバイス、検索する語句など様々な要素によって異なります。ユーザーが起こしたアクションに対して、その時々で広告をカスタマイズ、サービスの情報を付加することができるのが広告表示オプションです。

広告表示オプションの種類

Google、Yahooと設定できる広告表示オプションには違いがあります。

◆ Google

  • サイトリンク表示オプション
  • コールアウト表示オプション
  • 構造化スニペット
  • 価格表示オプション
  • 住所表示オプション
  • 電話番法表示オプション
  • アプリリンク表示オプション
  • レビュー表示オプション
  • メッセージ表示オプション
  • アフィリエイト住所表示オプション

◆ Yahoo

  • クイックリンクオプション
  • 電話番号オプション
  • テキスト補足オプション

Googleの方が、ユーザーの求める情報に対してより多くの情報を返すことができるといえますね。

なぜ広告表示オプションを設定するのか

広告表示オプションを設定するメリットとして、大きく三つあると考えます。

まず、上述したように情報を付加することができるという点です。
例えば、サービス内容が多岐にわたっていたり商材が複数種類存在する場合を考えます。TOPページや、1つのLPのリンクだけでなく、下層にあるサービス・商品ページへ誘導することで、検索したユーザーの目的に合致し、コンバージョン率の向上を見込むことができます。それを可能にするのが、「サイトリンク表示オプション」です。

次に、広告枠における専有面積を広げ、広告の視認性を上げるという点です。
特に画面の小さいモバイルで専有面積を広げることは、他社への流出を防ぎ、ユーザーをより流入させるという点で非常に有効です。

最後に、これが一番大きなメリットといえますが、広告ランクを上げられるという点です。
今までは上述しました情報の付加という点と、視認性の向上という点が、Google側としても広告表示オプションを導入するメリットとして公表していました。ただ最近では、Googleの公のセミナーにおいても「広告表示オプションは広告ランクのスコアに加点される」という旨を述べられています。
詳細な点数や仕組みについては公表されていませんが、広告ランクの向上は掲載順位の上位表示、CPCの抑制、ひいてはCPAの抑制にまでつながるので、設定は必須と考えた方がいいでしょう。

 

次回は、広告表示オプションを設定する上でのベストプラクティス(Google推奨)についてお話していきたいと思います。

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