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ベニスアップデートで対応必須!今行うべき3つのローカルSEO

ベニスアップデート

2014年12月末、Googleは「ベニスアップデート」と呼ばれるアルゴリズムの更新を行ったとみられています(公式発表ではないのであくまでも業界予想です)。主に、地域に根ざしたビジネス(飲食店やアミューズメントパークなど)に関連するキーワードにおいて、大きな順位変動が見られています。

そこで、着目したいのが「ローカルSEO」です。今回のブログでは、ベニスアップデート後に必ず行うべきローカルSEOを5つ、ご紹介したいと思います。

目次

  • そもそもローカルSEOとは?
  • 今行うべきローカルSEO 絶対重要な3つをご紹介!
  • おまけ:東京にいながら福岡の検索結果を見る方法

そもそもローカルSEOとは?

ローカルSEOは、かなりざっくり言うならば「地域に根ざしたビジネスを行っている方が行うSEO全般」を指します。
例えば、恵比寿を中心に居酒屋をやっている会社様、渋谷区を中心に家事代行サービスを運営している会社様などなど…。
人間であればサイトを見るだけで、そのお店がどこにあるのか、なんのお店なのかをある程度理解することは簡単です。
しかし、検索エンジンはロボット。そもそもそのサイトが店舗に関するサイトなのか、どこにある何を売っているお店なのか、きちんと検索エンジンに伝わるように最適化しなければいけません。
そこで必要なのが、ローカルSEO、という訳なのです。

今行うべきローカルSEO 絶対重要な3つをご紹介!

では、ローカルSEOではどのような事に気をつければ良いのでしょうか。とはいえ、ローカルSEOにおいても、通常のSEOと気をつけるべきことは変わりません。内部・外部の両面において、検索エンジンからの評価を受けやすいようにコンテンツを最適化することが大切です。

1.NAPの統一

NAPとは、「Name(店舗や会社の名前)」「Address(住所)」「Phone(電話番号)」の略語です。これらの表記をインターネット上にある全てのコンテンツにおいて統一することが、ローカルSEOの第一歩です。
「そんなこと当たり前じゃないか」とお思いの方もいらっしゃると思います。しかし、意識しないと意外と統一できないのがNAPなのです。

  • 店舗名・会社名の統一
    (例)「デジタル・アイ子洋品店」と「デジタルアイ子洋品店」
    これはナカグロ(「・」)の有無が違いますね。
  • 住所表記の統一
    (例)「渋谷区恵比寿南1-15-1 A-PLACE恵比寿南3F」と「渋谷区恵比寿南1-15-1 APLACE恵比寿南」
    これはハイフン(「-」)と「3F」の表記の有無が違います。

このように、探してみると意外と統一されていないのがNAPなのです。
これは、次の項でご説明する「Googleマイビジネス」とも関連しますし、何より検索エンジンはロボットですので、人間の細かいミスや抜け漏れを許してくれません。ローカルSEOに取り組む前に、まずはNAPの統一を、ウェブ担当者だけでなく会社全体で話し合うとよいでしょう。

2.Googleマイビジネスの整備

Googleマイビジネスとは、Googleのプロダクトにおけるエリア関連の情報を一元管理できるサービスです。Googleマイビジネスでは、以下のサービスがひとつの管理画面で管理できます。

  • Googleマップや検索結果画面に表示される情報(これまでのGoogleプレイス)
  • Google+
  • YouTube
  • Google Analytics

これらの情報をNAPの統一同様、しっかりと統一して、どのサービスから接触しても正しい情報が表示されるようにしましょう。

とは言え、「うちは自社サイトを持っているからこんなことしなくてもいいんじゃないの?」と思われる方もいらっしゃると思います。
しかし、こうした外部サイトに表示される情報は、言及として検索エンジンからの評価の対象となるのです(これをサイテーション効果と呼んでいます)。 サイト内部だけではなく、サイト外部からの言及も、自分で改善できる部分は改善しましょう。

3.ページとエリアの最適化

これまではサイト外部のお話でしたが、これはサイト内部のお話になります。
内部ローカルSEOを行う上で意外と忘れがちなのが、NAPの統一とこのページとエリアの最適化です。

ベニスアップデート以降、検索エンジンはページとエリアの関連性についてかなり細かく判断することができるようになってきています。
東海道本線の品川~三島まで各駅で降り、駅に到着するたびに地域系キーワードで検索をして検索順位の変化を調査したSEMリサーチさんでも、

現在地周辺に検索キーワードに合致する地域情報ページがあるほど、自然検索順位1ページあたり、ローカライズされるリンク数も増える傾向にあります。静岡市では5件の入れ替わり確認しました。

と結果が紹介されており、かなり精度高くローカライズされていることが分かります。

こうした検索エンジンの進化に対応するためにサイト内部でできる事は

  • ビジネスの対象エリア毎に適切なランディングページを作成する
  • サイト内に地図情報を掲載する
  • <title>タグ内にエリアキーワードを適切に設置する
  • schema.orgの「Place」属性などを用いて構造化マークアップを行う

等細かい積み重ねしかありませんが、こうした細かい施策を積み重ねることで、エリアに強いサイトを構築することが可能です。

今行うべきローカルSEO 絶対重要な3つをご紹介! まとめ

ローカルSEOと言っても、やるべきことは本当に基本的なことばかりです。しかし、検索エンジンはまだ未熟で、サイトを作る側が検索エンジンに最適化してあげないとサイトの内容を正しく理解できないないのです。
SEOは小さな施策の積み重ねです。コツコツやることで、いずれ大きな成果につながるはずですよ!

おまけ:東京にいながら福岡の検索結果を見る方法

ここで一つおまけです。ベニスアップデート以降、検索者の地域によって検索結果順位が大きく異なると申し上げましたが、各エリア毎の順位はどのように調べればいいのでしょうか?まさかわざわざ新幹線に乗っていちいち計測したいエリアまで行くことは出来ないので、ブラウザからできる簡単な方法をお教えします。

1.Google Chromeをシークレットモードで開き、Googleトップページを開く

Google Chromeをシークレットモードで開き、Google.comを開く
最近のGoogleはパーソナライズド化(検索する人によって検索結果が大きく異なる)が進んでいますので、正しい順位を確認するためにはシークレットモードで開く必要があります。また、Googleのトップページもパラメータ付のものだと正確に順位計測が出来ない可能性もあるので、必ずhttps://www.google.com/を開くようにして下さい。

2.画面右下「検索設定」から、計測したいエリアを設定する

Googleトップページ右下の「設定」から「検索設定」を選択します
Googleトップページを開き、右下の「設定」から「検索設定」を選択します。

左側のサイドナビより「場所」を選択
次に、左側のサイドナビより「場所」を選択。

すると、下記のような入力ボックスが表れます。
検索ボックスが表れ、地名が検索できるようになっています

ここで、計測したいエリアを設定します。今回は福岡の検索結果を確認したいので「福岡」と入力します。

すると!現在位置を示すフッターの表示が「福岡県福岡市」になりました!
現在位置を示すフッターの表示が「福岡県福岡市」になりました

ただし、この方法で調べた検索結果が本当に入力した地名の場所での検索結果だと言い切ることは、残念ながらできません。
なぜなら、これはあくまで「設定画面で現在位置を設定している場合」の検索結果だからです。
未検証ではありますが、通信局からのIPアドレスにより検索者の現在位置を確認している場合、さらに異なる検索結果が表示されるかもしれないからです。
あくまで目安として参考程度にご覧いただけると嬉しいです。

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