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構造化データテストツールのリニューアル

構造化データテストツールのリニューアル

私がご紹介します

Mutsumi Kobayashi

kobayashiMutsumi

2006年よりSEOコンサルタントとして活躍。デジタルアイデンティティSEO div.manager。金融、不動産、EC、アパレル、通信サービス、人材など業界・業種を問わず経験豊富。プログラマー資格を保有し、クライアントのシステム部と綿密に連携したコンサルティングを得意とする。直近は新規事業立ち上げ、自社メディア運営に携わるなど、組織強化や新規サービス開発にも従事。Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)保有者。

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最近、弊社の案件でもお客様のスキーマタグが正しく設置されているかを確認する機会が増えてきました。

そこで、今回は先日リニューアルされた構造化データテストツールについて紹介していきたいと思います!(Official Google Webmaster Central Blog: New Structured Data Testing Tool, documentation, and more – Thursday,January 15,2015)

そもそも、構造化データテストツールとは何かというと、設置した構造化データマークアップをチェックして、Googleに正しく解析、及び、認識されているかどうかを確認できるツールのことです。

今回のリニューアルで主に以下の点が大きく変わり、使いやすくなりました。

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一画面で操作が完結するようになった

マークアップをチェックする方法として、ソースコードを実際に貼り付けるのと該当URLを指定する2種類の方法があり、該当URLを指定した場合には、ソースコードの貼り付け箇所にソースコードが表示され編集が可能です。そのため、1つの画面で操作を完結することができます。

前回のバージョンであれば、タブで2種類の方法が分かれていました。そのため、例えば、該当URLを指定して構造化データのチェックをしたあとに、ソースコードのエラー部分を修正し、タブを切り替えて貼り付けてチェックするといったケースもあったかと思います。ちょっとした手間ではありますが、ページ数が多くなると面倒だと感じる方もいたのではないかと思います。

エラーの表記がわかりやすくなった

2種類のどちらの方法でもソースコードが表示されるようになったため、構造化データマークアップの方法が間違っておりエラーが検出された場合には、そのエラーをクリックするとソースコードの該当箇所にジャンプできるようになりました。また、どの部分に問題があるのかハイライトされるようになりました。

前回のバージョンであれば、ジャンプもハイライトもされることもなく、エラーの特定に時間のかかっていた方もいたのではないかと思います。

さらに、リニューアルにより、エラーが検出された場合には、該当の構造化データのマニュアルへのリンクが設置されており、プロパティの詳細や例などを確認することができます。

ただし、以下の点については、ちょっと不満を感じる部分もあります。

マニュアルが英語版のみ

現状、マニュアルは英語版だけしか存在しないため、英語を苦にする方にとってはマニュアルが役に立たないかもしれません。しかし、これまで、その他の多くのドキュメントが日本語化に対応してきているので、このマニュアルもそのうち日本語化されるのではないかと推測します。

検索結果における表示イメージがなくなった

前回のバージョンでは検索結果におけるイメージが表示されていたのですが、現状は表示されなくなっています。これはGoogleでは日々検索結果を改良しているため、それにあわせてツールを更新していくよりも、いっそのこと無くしてしまえばいい、と判断したのではないかと推測します。

とは言え、今後セマンティック検索において構造化データマークアップは重要な要素であると考えます。
ぜひ皆さんも、構造化データテストツールを活用してみて下さい。

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