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PDCAとは何か?とても簡単に説明します!

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PDCAサイクルとは

PDCAサイクルとは、Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)を繰り返すことによって、生産管理や品質管理などの管理業務を継続的に改善していく手法のことです。

PDCAサイクルの画像

まずは、PDCAのそれぞれの段階について詳細に説明します。

また、Webサイト集客におけるPDCAにお困りの方は以下の記事をご参照ください。

【Webサイト集客で結果を出す!】ポイントは現状把握と分析!結果を出すPDCAサイクルとは?

Plan:計画する

PDCAのP(Plan)とは、目標を設定し、業務計画を作成する段階のことです。
まず、解決したい問題や利用したい機会を見つけて理解を深めます。
そして、目標における情報を収集し、解決策を考え、計画を立てていきます。
ここまでがPの段階です。

Do:実行する

PDCAのD(Do)とは、Pの段階で立てた計画を実際にやってみる段階のことです。
問題を解決するための方法を見つけたら、少しずつ試してみてください。試す際にはその方法が有効だったか無効だったかも記録しておきましょう。次の段階で使えます。

注意点:Pの段階で立てた計画を実行するときには、最初から計画を完全に実行するのではなく、あくまでテストをしながら少しずつ実践しましょう。

Check:評価する

PDCAのC(Check)とは、計画に沿って実行出来ていたのかを評価する段階のことです。この段階で試してみた解決策の結果を段階①のPlan(計画)の時の予想と比較して分析し、解決策が有効かどうかを評価します。

Action:改善する

PDCAのA(Action)とは、実施結果を検討し、業務の改善を行う段階のことです。Pで計画し、Dでテストをした結果をCで評価し、最後のAで実行します。

注意点:PDCAはサイクルで、始まりも終わりもありません。最後のActionの段階が終了して改善した時点をまた新たにベースラインとして、より良い解決策を探し続けてください。

PDCAサイクルの具体事例

ビジネスシーンでの事例

以下はデジタルアイデンティティで実施したA、B、C3つのバナーの配信数値結果です。

PDCAに関するグラフの画像

上記の表にあるバナー配信数値結果から、バナーAが一番効果が良いということがわかります。

より高い効果が得られる配信を目指すために、現時点での問題の発見と改善、評価と改修のサイクルを回す必要があります。
たとえば、このバナーの例で言うと
「他のバナーをブラッシュアップする」 ➡ Aを意識したバナーを検討、訴求をプラスする。
「新規訴求の余地がないか検討する」 ➡ その他明確なメリットとして、新規訴求を検討する。
などの改善案が挙げられるかと思います。
PDCAのPが終わったので、Dの段階に移ります。
改善案に沿って作成したバナーを追加します。第一回テスト、第二回テスト、第三回テスト・・・といった具合に、テストを繰り返しながら効果を測定します。Dの段階が一段落したら、測定した効果を比較検証し、Cの段階へと移行します。
良い物は残し、悪い物は削ります。Dの段階で測定した効果を検証し、データドリブンで最強のクリエイティブを探し続けます。ここまででPDCAのサイクルが一周します。
PDCAには終わりはないため、またPの段階からスタートし、改善を続けます。

また、ランディングページ(LP)に関するPDCAの回し方については、以下の記事で詳しくご紹介しております。

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普段の生活でもPDCAを回す

PDCAは企業にとって有効的なだけではなく、普段の自分の生活の中で、自分の生活習慣などを改善することもできます。
たとえば、あなたのキャリアの進歩を阻んでいる問題と原因を見て、目標を設定して、障害を克服する計画を立てます(Plan)。計画を確認したら、理想的な結果に向けて、いろいろな方法をテストします(Do)。定期的に進歩状況を確認し、それに応じてアクションを調整し、行動の結果を検討します(Check)。最後に、効いていない方法を中断します(Action)。

このように、普段の生活の中でもPDCAを回すことで自分の目標や生活習慣を改善したり達成したりすることに役立てることが出来ます。

PDCAをうまく回すためのポイント

➀PDCAが有効になるのは、以下の2点のようなケースが考えられます。

  • 沢山の解決策の中から、コストが抑えられる方法でテストしたいとき。
  • 効果の低い方法を広範囲に展開し、リソースの無駄を避けたいとき。
  • ➁PDCAは一本道ではなく、計画、実行、評価、改善が連続するサイクルです。
    ➂PDCAサイクルは全ての分野で応用できます。

    PDCAサイクルのメリット

    PDCAサイクルを活用するメリットは以下の3点が挙げられます。

    • 低予算でソリューションのテストと、テスト結果の評価が出来ること。
    • 解決策のフローや方法が確立される前に、効果を分析することができること。
    • 効果的なソリューションのみを実行でき、時間が節約できること。

    まとめ

    PDCAサイクルは、新商品の開発からサプライチェーン管理まで、全ての業界と部門における問題を解決することができる簡単で効果的な方法です。
    PDCAサイクルは問題が明確に識別されてからPlan段階を始めます。
    Do階段で潜在的なソリューションを小規模でテストします。
    テスト結果はCheck階段で評価します。完全なソリューションが実装される前に、必要な時に必要な回数だけPlan➡Do➡Checkを実行できます。
    広告あるいはビジネスに限らず、「完璧なもの」はそうそう無く、常に何かしらの改善余地があります。ビジネスやサービス、更には生活がより良いものになるよう、PDCAサイクルを意識していきましょう。

    当サイトではこの他にもWebに関するお役立ち情報を多数ご紹介しています。
    Web担当者の方、デジタルマーケティングに興味がある方はぜひご覧ください。

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