悩めるWEB担当者様のための最新ノウハウをお届け

SEOに強いタイトルの付け方!7つのポイントを徹底解説

私がご紹介します

Tanaka Yuta

TanakaYuta SEO Div. コンサルタント

現在までに100社以上のSEO対策に従事し、様々なジャンル・キーワードで上位表示を実現。薬機法管理者の資格を有しているいること、SEOライターとして自身でもライティングができることから、広告表現が難しい医療・美容・健康を得意領域としている。「成分名」や「〇〇 効果」などの難関キーワードでの上位表示実績多数。SNSでの情報発信にも力を入れており、約10,000名のフォロワーを獲得している。

執筆者の投稿をみる

SEOに強いタイトル付けは、上位表示させるために欠かせない取り組みです。タイトル一つで検索順位だけではなく、クリック率にも影響します。

本記事では、タイトルがSEOにおいて重要な理由や、タイトル付けのポイント・タイトルを変える場合のタイミングや注意点まで解説します。記事のタイトル付けや、タイトル変更を行う場合にぜひ参考にしてみてください。

titleタグとは?

titleタグとは、HTMLタグの一種で、Googleの検索エンジンにタイトルを伝えるためのものです。タイトルは、SEO上非常に重要な役割を果たすだけではなく、ユーザーのクリック率やSNSでの拡散のされやすさにも影響します。

そのため、SEOに強いタイトル付けを行うことは、SEO対策を行う上でで最も欠かせない取り組みの一つだと言えるでしょう。

titleタグが最重要である理由

titleタグはSEOにおいて非常に重要な要素ではありますが、なぜ重要なのかわからない方も多いのではないでしょうか。ここでは、titleタグがなぜ重要であるのか、具体的な理由を解説します。

CTR(クリック率)に大きく影響する

titleタグは、CTR(クリック率)に大きく影響します。クリック率とは、そのページが検索エンジンの結果に表示されたときにクリックされる確率のことです。

Googleの検索画面では、titleタグで設定したタイトルと、3行程度の説明(メタディスクリプション)のみが表示されます。ユーザーは検索画面に表示されたページの中から、自分の悩みがより解決されそうなページを選択するため、その選択の基準が「titleタグ」であるということです。

SEO対策をしたうえで、いかにして魅力的なタイトルをつけられるかどうかが、クリック率を高める上で大切です。また、CTRが高いページほど上位表示される可能性は高まります。

検索順位に影響する

titleタグは、検索順位に特に大きな影響を与えます。タイトルを変えただけで検索順位が大きく変わったという事例は珍しくありません。

タイトルは検索結果に表示される文字数に限りがありますが、ユーザーに分かりやすく、かつ検索エンジンにも読みやすいタイトル付けが大切です。

SNSでの拡散・流入に影響する

titleタグは、Googleの検索エンジンだけではなく、SNSでの拡散や流入にも影響します。facebookや、Twitterでシェアされた場合のアンカーリンクにもtitleタグが反映されるためです。SNSで共有された記事が拡散されるためには、SEO対策とは別の考え方をする必要があります。

今後は、SEO対策だけではなく、SNSで拡散されやすいタイトル付けも意識することが、アクセスを増やすための重要な取り組みだと言えるでしょう。
【SNSとSEOの関係性】有効な被リンクを増やすための施策も解説

SEOに強いタイトルを付ける7つのポイント

SEOに強いタイトルを付ける7つのポイント
SEOに強いタイトル付けを行うためには、基本的なルールを抑えておくことが大切です。基本ルールを抑えたうえで、ユーザーにクリックされやすいタイトルを付けるようにしましょう。ここではSEOに強いタイトルを付ける7つのポイントについて解説します。

対策キーワードを左寄せで含める

その記事で対策しているSEOキーワードは必ず含めるだけではなく、左寄せで含めるようにします。この記事のタイトルも、対策をしておきたい「SEO」と「タイトル」という言葉が最初に登場しています。

これは、人の目線がタイトルの左側に集中しやすいためです。検索エンジン自体も、左寄せの方がSEO効果を高く評価しますが、現在ではあまり関係がないとも言われています。また、検索結果に表示されるタイトルの文字数には限りがあるため、右寄せにした場合、キーワードが検索結果に表示されない可能性も考えられます。

文字数は32文字前後に設定する

文字数は、32文字前後に設定することがSEOに強いタイトルを付けるために大切です。32文字を超えるタイトルは、検索画面で表示されにくくなるためです。文字数を超過してしまうと、それ以降の文字は「……」で表示され、検索画面上で内容が確認できません。

また、パソコンやスマートフォンなど、端末によって表示される文字数の上限が異なります。端末問わず全文字表示させたいのであれば、32文字前後を意識するようにしましょう。

なお、タイトルが文字数を超過したことで、すべての文字が画面に表示されない以外のデメリットはありません。スマートフォンの場合、ブラウザにもよりますが、40文字前後まで表示されます。スマートフォンへの対策を前提にした場合、40文字近くまでタイトルを付けるケースもあるため、絶対に32文字を超えてはいけないわけではないことを理解しておきましょう。

キーワードを詰め込みすぎない

タイトルは文字数が限られるため、情報を詰め込もうと必要以上の文字数を入れてしまうことがあります。しかし、これはSEO上良くありません。キーワードを盛り込もうとしすぎるあまり、ユーザーに内容が伝わりにくくなる可能性があるためです。

また、キーワードとの関連性がないワードを含めると、クリック率の低下や検索順位への悪影響に繋がります。たとえば「猫の餌の選び方」がメインのワードであれば、犬などのワードは必要ありません。キーワードをあからさまに入れすぎると、スパムとみなされることもあります。

さらに、日本語として意味が伝わるタイトルでなければ、クリック率は下がります。キーワードを厳選したうえで、ユーザーの検索意図を満たしている記事であることを伝えられるタイトル付けを行いましょう。

ターゲットを明確にする

タイトルを付けるうえで、どのようなターゲットを狙っているのかを意識することが大切です。たとえば「未婚女性」をメインのターゲットにしているのであれば、未婚女性というキーワードをタイトルに含めると、ターゲット層からのクリック率は高まります。

また、地域性が高いビジネスの場合、地名を効果的に含めましょう。名古屋でリフォームを行う業者の場合、「名古屋」のワードを含めることで、競合の数がグッと少なくなります。競合が少なくなることで、上位表示を狙いやすくなるでしょう。

タイトルで記事全体の概要を伝える

次に、タイトルを見ただけで記事全体の内容をユーザーが理解できることを目指しましょう。どのような内容であるかをユーザーに簡潔に伝えられると、クリック率は大幅に高まります。

数字・ポジティブワード・ネガティブワードを適度に含める

数字・ポジティブワード・ネガティブワードは、ユーザーにとってインパクトが強い言葉です。そのため、これらの言葉をうまくタイトルに取り入れることで、クリック率の向上が狙えます。

数字に関しては、ページの具体性を伝えるために効果的です。この記事でも「ポイントを解説」ではなく「7つのポイントを解説」と伝えています。この方が、ユーザーへの訴求力が高まるためです。

ポジティブワードは、ユーザーにメリットを伝えるための言葉です。「誰でもできる!」や「1分でわかる!」など、ユーザーにポジティブな印象を与えるワードが含まれていると、ユーザーは「自分の悩みを解決してくれそう」と感じ、記事をクリックしてくれるようになります。

ネガティブワードは、ユーザーに不安感を与え、「クリックしないとまずいのでは」と思わせる効果があります。「知らないとヤバイ」などのようなワードを入れると、ユーザーの焦りを生み出せるため、クリック率の向上に効果的です。

また、記事の制作に移る前に、競合記事のタイトルを分析してみましょう。その際、競合記事が「ネガティブワード」を含めているのであれば、あえて自社は「ポジティブワード」を含め、競合記事との差別化を図ることが重要です。

クリック率を分析して改善する

既存のタイトルでのクリック率を分析し、クリック率が良くない場合、適切なタイトル付けができていないと考えられます。特に、上位表示されているにもかかわらず、クリック率が悪い場合では、タイトルを変更する優先順位が高いと言えるでしょう。

ただし、タイトルを変えることで、検索順位が下がる可能性もあるため、タイトルを変えるときは慎重な判断をしましょう。

タイトル変更を行うべきタイミングと注意点

タイトル変更は、変更するタイミングを間違えてしまうと、SEOにマイナスの影響を与えます。ここでは、タイトル変更を行うべきタイミングや注意点を詳しく解説します。

3ヶ月~6ヶ月間のクリック率の変化を確認する

タイトルを変更しようと考えた場合、見るべきポイントは「クリック率」です。3ヶ月~6ヶ月間のクリック率の変化を見て、クリック率が安定して低い場合、タイトルに問題がある可能性が考えられます。ページが上位表示されていたとしても、クリック率が低ければアクセスは伸びません。

しかし、すでに上位表示されている場合、タイトルを変えてクリック率が伸びることで、アクセス数の大幅な上昇が期待できます。このような場合であれば、タイトル変更を行ったほうが良いと言えるでしょう。

タイトル変更によって検索順位が下落する可能性もある

検索順位の上位に表示されている場合、タイトルを変更すると検索順位が下がる可能性があります。そのため、安易にタイトル変更を行うのは避けるようにしましょう。

特に、クリック率がすでに高い場合は、タイトル変更を行うべきではありません。より上位表示を目指すためには、タイトルではなく、コンテンツの質を競合サイトより高めるほうが、上位表示させるうえでは効果的であることを理解しておきましょう。

ページごとのタイトルタグ選定手順

ここまでタイトルの重要性を解説してきましたが、タイトルを実際にどう付ければ良いかわからない方も多いのではないでしょうか。ここからは、ページごとに実際どのような手順でタイトルを付ければ良いかを解説します。

ターゲットキーワード・ユーザーを選定

まずは、ターゲットとなるキーワードやユーザーを選定します。特に、ユーザーは具体的なイメージを決めることが大切です。性別・年齢・職業やどのような悩みがあるのかを具体的にイメージしましょう。これらのポイントを踏まえたうえで、キーワードを調べた背景やニーズを分析してください。

ニーズが同様の異なるキーワードも含める

もし、ニーズが同様で異なるキーワードがある場合は、そのキーワードも同様に含めましょう。関連性が高いワードであれば、そちらのキーワードでもSEOで上位表示を狙える可能性が高まります。

ただし、不要なキーワードを詰め込むと、逆効果になることもあります。文字数の上限を意識しつつ、日本語として成立する範囲でキーワードを盛り込みましょう。

競合サイトのタイトルタグを分析

次に、競合サイトのタイトルタグを分析することも大切です。競合サイトで上位表示されているものは、ユーザーニーズを踏まえた内容となっている可能性が高いためです。

そのため、どのようなタイトルでどのような情報を含んでいるのか、ターゲットは誰なのかを分析することで、適切なタイトル付けを行いやすくなります。

ページに合わせたタイトルタグを決定

最後に、そのページの内容に合わせ、適切なタイトルタグを決定しましょう。最初に設定したターゲットユーザーを意識し、そのユーザーが思わずクリックしたくなるようなタイトルタグを検討します。このとき、他のサイトと重複しないよう切り口を工夫するようにしてみてください。

タイトルはSEO対策において最も重要:まとめ

タイトルはSEO対策において最も重要:まとめ
タイトルタグの概要や重要性、タイトル付けの手順などについて解説しました。

適切なタイトル付けを行うことは、SEOで上位表示を狙ううえで絶対に欠かせません。そのためには、本記事で紹介したタイトル付けの基本的なルールを守りつつ、ターゲットとなるユーザーを意識することが大切です。

しかし、SEOを意識したタイトル付けやコンテンツの作成は、競合サイトの分析やターゲットの分析を行う必要があり、そう簡単に行えるものでもありません。

デジタルアイデンティティの提供するSEOコンサルタントでは、お客様専門のSEO対策チームを編成し、タイトル付けに加え、長期的に結果が出るSEO対策のご提案やGoogle Analyticsの分析などをさせていただきます。

詳しくは下記からお問い合わせ可能ですので、お気軽にご連絡ください。

SEO診断の詳しい内容はこちら

SEOにお困りなら【無料SEO診断】

株式会社デジタルアイデンティティでは、創業から14年以上、SEO対策に注力してきました。
検索エンジンをハックするようなブラックハットな手法に頼ることなく、Googleの推奨に沿ったホワイトハットな手法で上位表示を実現してきました。

そんな弊社のSEOナレッジを50以上の項目に落とし込んだSEO診断を無料でご提供しています!
(毎月先着10社様限定とさせていただいています)

無料SEO診断サンプル画像

無料SEO診断はこんな方におすすめ!

  • SEO対策をどこから始めればいいかわからない…
  • 自社でSEO対策をしているが思うように順位が上がらない…
  • 他社にSEO対策を依頼しているがセカンドオピニオンが欲しい…
  • なぜ競合サイトの検索順位が高いのか知りたい…
  • 現在のSEO対策が正しいのか確認したい…

弊社の無料SEO診断でわかること

  • 現在のSEO評価
  • SEO項目ごとの改善方法
  • SEO項目ごとの優先度

正しい現状認識は、SEO対策で効果を出す上で何よりも重要です。

自社のSEO対策について、少しでも気になる方は以下のリンクからお気軽にお申し込みください。

【簡単1分】無料SEO診断に申し込む

関連記事

Keywords

無料!プロに相談する 無料!SEO対策のご相談はこちら

SEOコンサルティングって何してくれるの?