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キラーコンテンツとは?事例紹介と効果的な作り方を解説

私がご紹介します

Tanaka Yuta

TanakaYuta SEO Div. コンサルタント

現在までに100社以上のSEO対策に従事し、様々なジャンル・キーワードで上位表示を実現。薬機法管理者の資格を有しているいること、SEOライターとして自身でもライティングができることから、広告表現が難しい医療・美容・健康を得意領域としている。「成分名」や「〇〇 効果」などの難関キーワードでの上位表示実績多数。SNSでの情報発信にも力を入れており、約10,000名のフォロワーを獲得している。

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Webからの集客方法として代表的なコンテンツマーケティングですが、成功させる鍵として重要なのがキラーコンテンツです。しかし、キラーコンテンツという名前を聞いたことがあるものの、具体的な対策方法や事例が分からない方は多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、キラーコンテンツの概要や効果的な作り方をご紹介します。また、キラーコンテンツを有効活用する方法や事例も解説しますので、コンテンツマーケティングを最高させ、集客を強くするためにもぜひ参考にしてください。

キラーコンテンツとは

まずは、Webマーケティングに限らず、キラーコンテンツの概要をご説明します。キラーコンテンツとは、特定の情報を普及させられる力のあるサービスや情報のことです。サービスや情報の幅は広く、影響力も含まれますし、当然コンテンツの中身も含まれます。

たとえば、爆発的に売れるゲームがゲーム業界ではキラーコンテンツだとされています、また、捉え方によっては、元プロ野球選手である「イチローさん」などもプロ野球界にとってのキラーコンテンツだと言えるでしょう。

このように、キラーコンテンツとは特定の業界や情報において、爆発的な影響力を持つ商品やサービス、人のことだと覚えておきましょう。

Webマーケティングのキラーコンテンツ

Webマーケティングにおけるキラーコンテンツとは、コンバージョンに結びつく力が強いコンテンツのことです。少々広義ではありますが、たとえばB to Bのメディアであれば「簡易見積りシミュレーションページ」などが挙げられ、B to Cのメディアであれば「利用ユーザーへのインタビューページ」などがキラーコンテンツの代表例として挙げられます。

なお、キラーコンテンツは、ユーザーが求めている情報でなければ意味がありません。なぜなら、自社が売りたい商品やサービスを訴求し続けても、ユーザーが求めるものでなければ、必ず良い成果に結びつかないためです。したがって、キラーコンテンツはユーザーが求める情報を訴求することを前提に、そのためにユーザー心理や購入の決定的なポイントを見極めることが大切です。

キラーコンテンツの効果的な作り方

ここまで、キラーコンテンツの概要を解説してきました。ここからは、キラーコンテンツの効果的な作り方をご説明します。

  • CVする前に経由しているページを調査する
  • 訪れているページからユーザーの悩みを憶測する
  • キラーコンテンツを作成する

それぞれ順番に見ていきましょう。

CVする前に経由しているページを調査する

まずは、ユーザーがCV(コンバージョン)する前に経由しているページを調査しましょう。それらのページを洗い出すことで、ユーザーがコンバージョンを決定する要因やヒントを見つけられるためです。具体的な調査方法としては、Googleアナリティクスの「行動→サイトコンテンツ→すべてのページ」をクリックし、セグメントからコンバージョンしたユーザーに絞り込みをしましょう。

日々のコンバージョンに対して、共通して経由しているページがあれば、それがキラーコンテンツを作成する最大のヒントになります。

訪れているページからユーザーの悩みを推測する

次に、コンバージョン前に訪れているページから、ユーザーの悩みを推測しましょう。たとえば、コンバージョン前に「導入事例ページ」が多く見られているとします。この場合、下記のようなユーザーの悩みを推測可能です。

  • 失敗を避けたいため、他社の事例を見て判断したい
  • なぜ導入しているのか背景を知り、自社が当てはまるのか考えたい
  • 自社が導入した場合、どれだけの成果が出るのかを推察したい

つまり、上記のようなユーザーの悩みを憶測し、それらを解決するページを作ることができれば、ユーザーに刺さるキラーコンテンツが生まれます。

キラーコンテンツを作成する

最後に、上述した分析等を基に、キラーコンテンツを作成しましょう。ここで重要なことは、ユーザーの抱えている悩みを1つに絞り込み、その悩みを徹底的に解決するコンテンツを作ることです。たとえば、2人のユーザーがいたとして、それぞれ「料金を安く依頼したい」ユーザーと、「料金が高くても良いから、とにかく結果を出したい」というユーザーがいたとします。

上記の場合、それぞれのユーザーはコンテンツに求めるものが根本的に異なります。つまり、それぞれのユーザーの悩みを同時に解決しようとすると、結果誰にも刺さらないコンテンツとなることが目に見えてしまうでしょう。

それらを防ぐためにも、必ず1人のユーザーの悩みを解決するコンテンツを作成するようにしましょう。

キラーコンテンツを有効活用する方法

キラーコンテンツは、Webサイトにただ置かれているだけでは最大の効果を発揮できません。有効活用するには、様々な施策を常に講じることが大切です。そこで、キラーコンテンツを有効活用する方法は下記のとおりです。

  • リターゲティング広告
  • MAツールで再販を促す
  • 言及が似ている箇所から誘導をする

それぞれ順番に見ていきましょう。

リターゲティング広告

Cookieを利用して、上述した共通したページに訪れているユーザーに対して、リターゲティング広告を回すのが有効です。リターゲティング広告であれば、キラーコンテンツに訪れていないユーザーに対してもキラーコンテンツを訴求できるため、コンバージョンが増える可能性が高まります。

MAツールで再販を促す

次に、MAツールを利用して、特定のセグメントに絞り込んで再販を促すのも有効です。メールの内容にキラーコンテンツへの誘導を含めることで、キラーコンテンツに訪れるユーザー数が増えることに期待ができます。また、MAツールでスコアの高いユーザーにのみ配信するのも有効でしょう。

言及が似ている箇所から誘導をする

Webサイトに多くのページが存在する場合、キラーコンテンツの訴求と言及が似ているページが存在するかと思います。その場合は、言及が似ている箇所からキラーコンテンツへの誘導を図りましょう。

キラーコンテンツの事例

ここまで、キラーコンテンツの概要や有効活用の方法等を解説してきました。最後に、キラーコンテンツの事例をご紹介します。

  • 導入事例
  • 商品(サービス)ページ
  • お客様の声
  • アンケート・調査データ
  • 専門家の意見

それぞれ順番に見ていきましょう。

導入事例

商品やサービスを購入した後の未来を、具体的にイメージできる情報を訴求しましょう。たとえば、ケース別に解説された商品の使い方や、事業規模に応じたコストカットの方法などが代表例として挙げられます。自社で導入する場合のベネフィットをユーザーに理解してもらうことで、コンバージョンに至る可能性が高まります

商品(サービス)ページ

できる限り、網羅的に情報を訴求することが大切です。商品やサービスに求めるものはユーザー1人1人によって異なるため、それぞれを解決できる情報を記載しましょう。なお、1ページにまとめることが難しいのであれば、考えられるユーザーごとに最適化されたページを、複数作ってみるのもありかもしれません。

お客様の声

お客様の声や口コミは、ユーザーにとって大きな安心材料になるものです。たとえば、ECサイトでは口コミの重要性が顕著に現れます。少々難易度は高くなりますが、ユーザーから口コミを集める際は、比較検討したポイントや決定ポイント、他社との違いを明確に記載してもらうことが重要です。

なぜなら、口コミを見ているユーザーは失敗したくないという意識が強く、決定的なポイントがなければ、他社の商品やサービスに逃げてしまう傾向にあるためです。だからこそ、具体的な口コミを集めることに注力し、迷っているユーザーの背中を押してあげられるようにしましょう。

アンケート・調査データ

自社商品のみの情報ではなく、業界全体のトレンドや傾向をまとめたアンケート・調査結果もキラーコンテンツとして有効です。他社商品を紹介してしまうと、自社の商品にコンバージョンしないのではと考える方も多いかもしれませんが、これらの情報はユーザーからすれば最も知りたい情報の1つです。

そういった情報を自社で紹介することで、自社の信頼性が高まることにも繋がり、副次的にコンバージョンが増えることに繋がります。

専門家の意見

最後に、自社商品やサービスに対する専門家の意見を掲載するのもありでしょう。業界全体での有識者にインタビューしたり、寄稿したりしてもらうことで、商品やサービスの説得力、権威性が増していきます。

まとめ

本記事では、キラーコンテンツの概要や有効活用の方法を解説しました。キラーコンテンツは、コンバージョンに役立つコンテンツのことであり、お問い合わせ数や売上を最大化させるためには非常に重要です。

キラーコンテンツを効果的に作るためには、前提としてページの調査を入念に行うことが大切になります。また、ユーザーの悩みを憶測することも重要であるため、まずは自社のコンテンツに訪れているユーザーがどのような悩みを抱えているのかを調べることから始めてみてはいかがでしょうか。

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