悩めるWEB担当者様のための最新ノウハウをお届け

【最新】GDN・YDA(旧YDN)の違いを初心者にも分かりやすくご紹介!

Google

GDN・YDAの特徴、使える画像サイズ、どんなターゲティング手法があるのかと聞かれて、すぐに答えられない方もいるのではないでしょうか?

本記事ではGDNとYDAについて、そもそもディスプレイ広告とは何か?から各々の特徴・違いについて説明していきます。

Google広告の成果改善をサポートします

「CPA悪化の原因がわからない…」「自動最適化をうまく使いこなせていない…」
経験豊富なコンサルタントが、リスティング・ディスプレイ・P-MAX、他媒体との最適化まで総合的にご支援いたします!
Google・Yahoo!の認定パートナーとして、豊富な実績と実力を誇る広告運用チームが対応します。

ディスプレイ広告とは

ディスプレイ広告とは、WEBサイトやアプリ面の広告枠に表示される画像広告、動画広告のことです。
バナー(ホームページ上の「のぼり」のようなもの)で表示されることが多いため、バナー広告とも呼ばれます。

リスティング広告との違い

ディスプレイ広告とよく間違われるリスティング広告(検索連動型広告)との3つの違いについて説明していきます。

表示場所の違い

リスティング広告は検索画面に表示されるものですが、ディスプレイ広告は閲覧サイトの広告枠に表示されるものであるため、表示される場所が違います。
表示場所の違い

アプローチできるターゲット層の違い

リスティング広告はユーザーの検索行動をもとに広告配信を行いますが、ディスプレイ広告は検索行動だけでなく、過去のWeb上での行動(閲覧したページ内容や検索行動等)をもとに広告を配信できるため、ニーズが明確なユーザーに絞って広告を配信することができます。
また、リスティング広告はユーザーが「検索した際に」広告配信をするのに対し、ディスプレイ広告は他コンテンツ等、興味関心が顕在化していないタイミングでも広告配信ができるため、リスティング広告よりも幅広い層のユーザーに訴求できます。

広告形式の違い

リスティング広告の形式は基本的にテキストのみの広告です。
ディスプレイ広告の場合はテキストに加えて、画像や動画広告も選ぶことができます。

リスティング広告 ディスプレイ広告
表示場所 検索画面 閲覧サイトの広告枠
ターゲット層 ニーズが明確なユーザー 幅広い層のユーザー
広告形式 テキストのみ テキスト、画像、動画など

GDN・YDA(旧YDN)について

ディスプレイ広告の中でも、Googleのディスプレイ広告を「GDN」といい、Yahoo!のディスプレイ広告を「YDA」と言います。
*2021年からYDNはYDAと呼ばれるようになりました。
参照元:Yahoo!広告ディスプレイ広告(運用型)|YDN提供終了時の予定について

GDN・YDAについて詳しく見ていきましょう。

GDN(Googleのディスプレイ広告)

GDNとは“Google Display Network(Googleディスプレイネットワーク)”の略であり、Googleの広告ネットワークのことです。
Google Adwordsで出稿することができ、Googleの提携サイト群に広告が表示されます。

またGDNは、Googleのサービスサイト(Gmail、YouTubeなど)に加え、3,500 万ものウェブサイトやアプリ
で構成されてます。
GDN(Googleのディスプレイ広告)

YDA(Yahoo!のディスプレイ広告)

YDAとは“Yahoo Display Ads(Yahoo!ディスプレイ広告 運用型)”の略であり、Yahooの広告ネットワークのことです。
Yahoo!広告で出稿することができ、Yahoo!の提携サイト群に広告が表示されます。

またYDNは、Yahoo!のサービスサイト(Yahoo!Japan、Yahoo!天気、Yahoo!知恵袋など)や提携サイトで構成されてます。
YDA

GDN・YDAの違い

続いてはGDN・YDAの違いについて、「配信媒体・配信面」「ターゲティング」「広告サイズ」の3点に着目してご紹介します。

配信面

ディスプレイ広告における配信媒体は、下記のように分類されます。

GDN YDA
配信面 ・Gmail
・教えてgoo
・食べログ
・Youtube
・pixivなど
・Yahoo!関連のサービス
・クックパッド
・All About
・毎日新聞など

このように同じディスプレイ広告でも配信面が大きく違います。
自社の情報がどちらの配信面を利用したほうが、効率的なのか良く考え配信媒体を決めることが大切です。

ターゲティング手法

どのユーザーに広告を配信するかを決める「ターゲティング」にも違いが見られます。

呼称 説明
リマーケティング(GDN)
リターゲティング(YDA)
広告をクリックしたが、CVまで至らなかったユーザーに対して
広告を配信するターゲティング手法。
CV類似(GDN・YDA) CV(コンバージョン)をしたユーザーに似ているユーザーに対して
広告を配信するターゲティング手法。
リマーケティング類似(GDN・YDA) リマーケティング(リターゲティング)の対象ユーザーに似ている
ユーザーに対して広告を配信するターゲティング手法。
カスタムインテント(GDN)
高度なセグメント
(サーチキーワードターゲティングの刷新版)(YDA)
「カスタムインテント」ではキーワード・URL・動画、
「サーチターゲティング」ではキーワードのみを設定することができ、
それらに当てはまる購入に近い段階の顕在 層へ広告を配信するターゲティング手法。
購買意欲の強いユーザー(GDN)
オーディエンスカテゴリ(YDA)
あるカテゴリを積極的に調べているユーザーや購入を検討しているユーザーに対して
広告を配信するターゲティング手法。
プレースメント(GDN・YDA)
キーワード(GDN・YDA)
トピック(GDN・YDA)
キーワード、Web サイトや動画、アプリ、情報(年齢、性別など)を
指定して広告を配信したり、反対に配信制限をかけるターゲティング手法。
アフィニティカテゴリ(GDN)
インタレスト(YDA)
自社の商品に強い関心を持つアフィニティグループに対して
広告を表示するターゲティング手法。

広告サイズ

GDNの広告サイズは20種類、YDAの広告サイズは9種類あります。

名称 広告サイズ
GDN
計20種類
200×200
240×400
250×250
250×360
300×250
336×280
580×400
120×600
160×600
300×600
468×60
300×1050
728×90
930×120
970×90
970×250
980×120
300×50
320×50
320×100
YDA
計9種類
600×600
300×250
468×60
728×90
160×600
300×600
320×50
320×100
640×360

この中でもオススメなのは、300×250のサイズです。
PCサイト、スマホサイトの双方に対応しており、一番使いやすい画像サイズです。

どちらが自社に向いているのか

ここまでGDN・YDAについて説明をしてきましたが、実際配信を行うにあたり、どちらが自社の広告運用に向いていて、目標を達成できるのか判断できない方もいるかもしれません。

GDNとYDAは、それぞれ異なるディスプレイネットワークなので、アプローチできるユーザー層も異なります。ですので、可能であれば両媒体で配信を開始し、配信結果をもとに自社の目標達成ができる媒体に絞っていく対応を推奨いたします。

またターゲティングなど含めてより細かい設定を行うことで、ターゲットユーザーを絞って効率的に広告配信できるので、費用対効果を高め、より目標達成に近づくことができるでしょう。

まとめ

今回は、GDN・YDAについてご紹介しました。ディスプレイ広告には様々な機能があり、成果を出すために外せない広告手法の1つになります。

DSP、ADNW(アドネットワーク)との違いも考えながら理解を深め、より効果的な方法で運用していきましょう。
DSP、ADNW(アドネットワーク)の詳しい説明は、以下の記事をご覧ください。
アドネットワークとDSPって何が違うの?図でわかりやすく説明!

「ディスプレイ広告を配信したいが、GDN・YDAがどのようにちがうのかわからない…」「ディスプレイ広告について詳しく知りたい…」など、お悩みの方や、ディスプレイ広告を今後配信する運用者様のお役に立てますと幸いです。

弊社でも数多くのクライアント様からご依頼を受け、GDNやYDAでの広告運用をしております。
売上で伸び悩んでいたり、GDN・YDAでの広告運用方法が分からなかったり、勉強する時間が無いという方は是非一度お問い合わせください。

戦略的なGoogle広告運用で、成果を最大化しませんか?

デジタルアイデンティティでは、リスティング広告・ディスプレイ広告・ショッピング広告・動画広告・P-MAXなど、Google広告のあらゆるメニューに対応した運用支援を行っています。

ビジネス目標から逆算したアカウント設計、クリエイティブ最適化、LP改善、GA4やGTMとの連携まで、広告効果を最大化するための総合的な支援が可能です。

デジタルアイデンティティのGoogle広告運用の特徴

  • Google・LINEヤフーの認定パートナー
  • 戦略設計から運用・改善までワンストップ対応
  • リスティング・ディスプレイ・P-MAXなど全配信タイプに対応
  • クリエイティブやLPの制作・改善も対応可能
  • Googleのパートナー企業として最新情報・機能の提供

「CPAが悪化している」「どこから改善すればいいかわからない」「媒体別の成果を見極めたい」などのお悩みがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。

広告運用サービスの資料請求はこちら

関連記事

未経験からでもWEBマーケターになれるの?3ヶ月ですべて教えます!WEBマーケター育成専門スクールデジマブートキャンプ