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リマーケティング / リターゲティング広告運用の効率を最大化するには?

調査

Webサイトを訪問したユーザーのうち、コンバージョン(資料請求や購入など)に至るのは、わずか数パーセントに過ぎません。
残りの大多数のユーザーは、何らかの関心を持っていたにも関わらず、静かに離脱してしまいます。

そこで有効なのが、「リマーケティング広告(またはリターゲティング広告)」です。
一度サイトを訪問したユーザーを追跡し、別のサイト上で広告を表示することで、再度の訪問や成果を促すこの広告手法は、いまや多くの企業にとって欠かせない存在となっています。

本記事では、リマーケティング/リターゲティングの基本的な仕組みから、導入メリット、運用のポイント、そして活用例までを、広告初心者の方にも分かりやすく解説します。

「費用対効果の高い広告運用をしたい」「検討中のユーザーを確実に獲得したい」とお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。

本記事では、以下のような内容について解説しています。

  • リマーケティング/リターゲティングの違い・概要について
  • バナーのPDCAを回す、様々なサイズのバナーを用意するなど、運用成功のポイントを解説
  • 効率を最大化する細分化リマーケティングの方法を解説

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リマーケティング / リターゲティングとは

リマーケティング / リターゲティングの違い

結論から言うと、リマーケティング広告とリターゲティング広告は呼び方が異なるだけで、どちらも同じ、サイトに訪れたユーザーをターゲットとして追跡し、他サイト閲覧中に貴社の広告を配信する行動ターゲティング型のメニューを指します。媒体ごとに呼び方が異なるため、2つの呼び方が存在します。 主な媒体の呼び方は下記の通りです。

Google リマーケティング
Yahoo! サイトリターゲティング
Facebook リターゲティング
Criteo リターゲティング

リマーケティング / リターゲティングの仕組み

リマーケティング広告の仕組みは、媒体のリターゲティング広告用のタグを自社のページに設置することで、来訪したユーザーに対してcookieを付与でき、そのcookie情報をもとに配信していくという形になります。
個人情報保護法改正によるCookie規制の対策方法を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

【2022年最新】3rd Party Cookie規制下でも広告効果を高める秘訣

リマーケティング / リターゲティングのメリット

リターゲティング広告を実施するメリットは下記のようなことが挙げられます。

一度サイトへ訪れたユーザーへ再アプローチできる

リターゲティング広告は、サイトへの来訪をトリガーとして配信します。そのため、一度サービスや商品を想起しているユーザーに対して、再アプローチしていくので、全くの新規ユーザーへ配信するよりも高い効果を期待できます。

単純接触効果が期待できる

単純接触効果とは、初めは興味が湧かない物でも、何度も接触を繰り返すことで次第に親近感を感じ、良い印象を抱きやすくなるという効果です。
リターゲティング広告は、広告を表示する回数などを設定できるので、この効果によるユーザーからの反応の向上も期待できます。

検討期間が長い商材において、ユーザーへ継続してアプローチできる

高額な商材ほど検討時間が長くなるため、サイトへ来訪されたときの一度でCVされない確率が、他の商材と比べて高くなる傾向があります。
リターゲティング広告は、サイトを離脱したユーザーに対して、継続したアプローチができるので最適と言えます。

リマーケティング / リターゲティングサービスはこのような方にオススメします

検討中ユーザーの再訪促進による成果の最大化

成果率(流入したユーザーのうち成果に至ったユーザーの比率)が高いサイトであっても、3%程度が水準です。逆に言えば、貴社サイトの関心を持って訪れてくれたユーザーの97%は逃していることになります。
全く新たなユーザーを集めてくるよりも、一度関心を持ってくれた97%のユーザーに再度アプローチを取っていく方が、効率よく成果拡大を図れます。

既存ユーザーの客単価アップ

既存のユーザーに対して、その行動履歴を元にクロスセルやアップセルを提案していくことで、売上アップに繋がります。行動履歴を分析し、細かく提案内容を設計していくことで、ユーザーにとっても、貴社にとってもメリットある広告展開を行うことができます。

認知効果による検索数増加

行動履歴から貴社サービス(又はその関連サービス)に関心が高いことが判明しているユーザーに対して、効率よい露出を行っていくことで、仮にその場でクリックが得られなくとも、サイト名や社名を覚えてもらいやすくなります。その為、指名検索の増加につながります。

リマーケティング / リターゲティング広告の運用成功のポイント

バナーのPDCAを回し、CTR、CVRの高いバナーを見つける

長い期間、継続して同じバナーを掲載していると、ユーザーに飽きられてしまい、効率が落ちてきてしまいます。そのため掲載するバナーは定期的に入れ替えて配信していくことが重要です。
またその時、配信結果を基に、ユーザーに刺さるバナーのデザイン、訴求を探っていく事も大切です。例えばCTAの位置や色、バナーに人物を使用するのか、商品の写真を使うのか、といった具合にPDCAを回していくことで、より高い成果を期待できます。

入稿するバナーサイズの網羅性を高める

媒体ごとに、配信できるバナーのサイズも異なります。全てのサイズを網羅的に配信することで、その媒体の掲載の掲載面、全てにアプローチできるため効果を最大限に引き出すことができます。
スマートフォンの普及により、パソコン向けのバナーサイズとスマートフォン向けのバナーサイズが違う媒体も存在します。デバイス、掲載面に合わせたサイズを配信することで広告の効率を高めていきましょう。

定期的にプレースメントの精査を行う

プレースメントとは、ディスプレイ広告が掲載された面を指します。 GDN・YDA(旧YDN)のような大きなアドネットワークの場合、提携している面も多く、意図しないサイトや、自社の商材とは相性が良くないサイトにも、掲載される可能性があります。
そのため定期的にこのプレースメントを精査し、成果の良くないプレースメントの配信を除外することで、成果の改善が期待できます。

リマーケティング / リターゲティング広告運用の流れ

  1. プロジェクトの目的整理とターゲット像の明確化
  2. 設定要件の定義(タグ設置方法・広告設定方法)
  3. 広告(テキスト・バナー)、必要に応じてコンテンツの用意
  4. 広告設定および運用管理
  5. レポーティング&改善提案

細分化リマーケティングによる効率の最大化

単純にリマーケティングを設定するだけでも一定の効果は見込めます。
ただ、さらに高い効果をあげたい場合におすすめなのが、リマーケティングを細分化する方法です。

リマーケティングの効果を最大化する細分化の方法をご紹介します。

ターゲットの考え方

ユーザーの好感度や理解度を上げていき、購入回数・利用体験を増加させてロイヤリティの高い顧客を創造していくことを目的とします。その各段階ごとでユーザーをとらえてコミュニケーション内容を設計していきます。

細分化リマーケティングにおけるターゲットの考え方

新規刈り取り

検討中ユーザーの理解や意思決定を後押して、刈り取りの効率を高めます。

新規刈り取り

早期離反の抑制

初回ユーザーを定着させ、固定客に育てます。またひとりあたりの売上単価や購入個数アップを考えます。

早期離反の抑制

リピーター・優良顧客化

クロスセル、アップセルを提案したり、優良な情報を提供し、顧客を育成します。

リピーター・優良顧客化

休眠・離反防止

接触機会の頻度を保ち、手厚くケアしながら再度の活性化を図ります。

/休眠・離反防止

ロイヤリティ活用

自然なシェア発生を促進する為の取り組みを行い、市場への浸透を図ります。

ロイヤリティ活用

その他の使い方例

新商品の告知、休眠ユーザーの活性化、グループサイトの既存ユーザー誘致など他にも商材やターゲットに合わせて多様な活用がおこなえます。

その他の使い方例

メディア純広告やテレビCMなど大規模プロモーションとも相性が良く、キャンペーン自体が一時的な訴求しかできなくても、リマーケティング広告と組み合わせることでその後継続的にコミュニケーションをとり続けることができるようになります。

また複数のサイトを連携させたり、YouTubeにアップした動画と連動させるなど多面的な使い方ができます。

まとめ

リマーケティング/リターゲティングは、ある程度ユーザーを狙い撃ちできるからこそ、しっかりと計画性を持っておこなっていく必要があります。
弊社では、リマーケティング/リターゲティング広告を含むさまざまな広告の製作や運用をおこなっているため、なにかお悩みがございましたらぜひ弊社にご相談ください。

当サイトではこの他にもWebに関するお役立ち情報を多数ご紹介しています。
Web担当者の方、デジタルマーケティングに興味がある方はぜひご覧ください。

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