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【最新】金融業界に強い広告代理店10社を紹介!選び方やメリット、施策立てのポイントまで徹底解説

【最新】金融業界に強い広告代理店10社を紹介!選び方やメリット、施策立てのポイントまで徹底解説

金融業界のマーケティング担当者の中には、以下のようなお悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

「金融ジャンルに特化した広告代理店の見つけ方がわからない……」
「金融業界のルールを遵守しつつ、効果的な広告で利益を上げてくれる代理店が知りたい……」

しかし、金融ジャンルの広告出稿は容易ではありません。広告運用においての知見はもちろん、規制やルールの厳守が必須となるため、業界に詳しくない代理店では事故に繋がりかねません。

そこで、本記事では金融業界に強い広告代理店を10社厳選してご紹介します。

あわせて、失敗しない選び方のポイントやおすすめのWeb施策、金融業界の課題解決に役立つ代理店の特徴についても言及します。

顧客の信用を損ねないよう、基礎知識を念頭においたうえで自社の課題に合わせた最適な広告代理店を見つけてください。

金融業界に強い広告代理店10選比較表

本記事で紹介している10社を一覧表にまとめました。
ぜひ、比較検討時の参考にしてください。

会社名 株式会社デジタルアイデンティティ 株式会社アドライフ 株式会社オプティマイザー 株式会社メディアハウスホールディングス 株式会社博士.com 宣研ロジエ株式会社 株式会社Bridge StockSun株式会社 株式会社ゲシェル 株式会社マーケティングワン
設立日 2017年(2009年創業。ホールディングス化
に伴い2017年新規設立)
2003年5月14日 2005年2月15日 1983年(昭和58年)8月6日 1998年12月(設立:2002年5月) 1964年(昭和39年)4月1日 2016年1月4日 2017年 7月 28日 2020年 2019年5月24日
事業内容 ・デジタルマーケティング事業 ・広告代理業務
・クリエイティブ業務
・編集記事制作/出版物のプロデュース
・文化人マネジメント他
・広告代理店事業
・電気通信事業
・エネルギー/マネジメント事業
・デジタルプラットフォーム事業
・人材採用支援事業
・人材紹介事業・
Webマーケティング事業
・ブライダル集客支援事業
・クリエイティブ事業
・動画制作コンサル事業
・ホームページ企画制作事業
・ポータルサイト運営事業
・ITコンサルティング事業
・企業プロモーション事業
・促進販売の企画立案から納品までのトータルマーケティング
・ノベルティー(景品の企画及び製造)
・店舗提案、改修、補修のデザイン及び工事施工、
看板、電子表示板等の企画制作
・Webサイト企画
・インターネット広告代理事業
・コンテンツマーケティング事業
・コンサルティング事業
・コンサルティング事業
・キャリア支援事業
・イノベーションリサーチ&コミュニケーション
・北欧スタートアップデータベースHELLO
・グローバルLinkedInマーケティング
・国内外向けインターネット広告
・デジタルマーケティングに関する企画
・コンサルティング広告代理店業務
おすすめポイント ・金融専門の広告代理店との合併し、
専門チームが対応・メガバンクとの
取引実績多数
金融商品の運用
経験者が担当してくれる
自社でASPを持ち
アフェリエイト広告に強い
Google Adwords検索広告部門で
日本TOP3を受賞
不動産に精通しており
不動産投資広告に強い
初めての方向け
Web広告出稿プランがある
運用代行手数料が
相場より低め
結果を出したコンサルタントのみ在籍 1人のコンサルタントが
提案~レポートまで対応
細分化した分析により
PDCAサイクルが回しやすい
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目次

金融業界に強い広告代理店おすすめ10選

規制が厳しく、ミスが許されない金融ジャンルの広告出稿は、実績が豊富な代理店を選ぶと失敗を防げます。

金融業界でとくに実績が豊富な10社を厳選したので、代理店選びの参考にしてください。

株式会社デジタルアイデンティティ

株式会社デジタルアイデンティティ
参照:https://digitalidentity.co.jp/

▽こんな人におすすめ

  • 全体のマーケティング戦略の企画・立案から依頼したい
  • 新規顧客の獲得を狙っている
  • Web×金融のエキスパートに依頼したい

株式会社デジタルアイデンティティは金融機関のPRに特化した「株式会社ぱむ」と2022年に合併し、金融専門チームを発足しました。メガバンク、野村證券、SBI証券、東京海上、オリックス生命など、大手金融機関との取引実績も豊富です。

>>金融業界の実績を見る

ぱむ時代に蓄積された金融業界の専門知識と経験に、元々のデジタルマーケティングの企画力やクリエイティブ作成能力、運用ノウハウが加わり、相乗効果を発揮しています。

Webやデジタルツールを活用した戦略立案から運用、改善提案までのトータル支援はもちろんのこと、投資初心者向け動画の制作やSEO対策を施したオウンドメディアの開発など、新規顧客獲得に向けた施策も得意です。Webを中心としたあらゆる戦略の掛け合わせも可能なため、潜在層からニーズが明確なユーザー層までをキャッチする横断的な網張りがかないます。

株式会社デジタルアイデンティティの企業情報

役員 代表取締役社長 鈴木 謙司
設立日 2017年(2009年創業。ホールディングス化に伴い2017年新規設立)
資本金 100,000,000円
主要取引銀行 みずほ銀行
三井住友銀行
りそな銀行
ほか
対応可能領域
  • 全体戦略
  • AD/デジタル広告
  • SEO・制作
  • マーケティングDX
  • コンテンツマーケティング
  • WEB解析・SNS/PR・CMO代行
  • 広告インハウス支援
  • コンテンツインハウス支援
Web広告の種類
  • リスティング広告
  • ディスプレイ/ダイナミック広告
  • SNS広告
  • 動画広告
  • アフィリエイト広告
  • ネイティブ広告
所在地 東京本社〒150-0022東京都渋谷区恵比寿南1-15-1 A-PLACE恵比寿南5F
公式サイト https://digitalidentity.co.jp/

株式会社アドライフ

株式会社アドライフ
参照:https://www.advlife.com/

▽こんな人におすすめ

  • 運用経験や実績が豊富な代理店に依頼したい
  • オフライン広告も視野にいれている
  • 幅広いターゲットを狙いたい

株式会社アドライフは、金融広告を専門とする総合広告代理店です。株式や為替などの金融商品を実際に運用しているスタッフが、アップデートされた情報を基に広告企画やコンテンツ提案を行います。ユーザーとしての経験と広告代理店での実績を最大限に生かした運用が強みです。

Web広告はもちろんのこと、街頭ポスターや雑誌メディアなどオフライン広告にも対応しています。認知度が高く訴求力のあるメディアと強いコネクションを持っているため、幅広いターゲットに効果的なアプローチが可能です。

株式会社アドライフの企業情報

役員 代表取締役 井本 弘巳
設立日 2003年5月14日
資本金 10,000,000円
主要取引銀行
対応可能領域
  • 戦略立案
  • クリエイティブ制作(Webページ、映像、各種ツール)
  • 広告運用代行
Web広告の種類
  • ディスプレイ広告
  • レコメンド広告
  • SNS広告
所在地 〒160-0011東京都新宿区若葉2-9-8 四谷F&Tビル
公式サイト https://www.advlife.com/

株式会社オプティマイザー

株式会社オプティマイザー
参照:https://www.optimizer.co.jp/

▽こんな人におすすめ

  • アフィリエイト広告に力をいれたい
  • 少額プランから始めたい
  • クリエイティブ力を求める

株式会社オプティマイザーは、自社でASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)を持つWeb専業の広告代理店です。アフィリエイトを軸にした運用型広告代行、企画、クリエイティブを提供しており、実力派のトップクリエイターが全面サポートしてくれます。「獲得」にこだわった運用が強みで、少額からのスタートも可能です。

株式会社オプティマイザーの企業情報

役員 代表取締役 田川 周作
設立日 2005年2月15日
資本金 30,000,000円(2017年4月現在)
主要取引銀行 株式会社筑波銀行
株式会社栃木銀行
株式会社三井住友銀行
株式会社武蔵野銀行
ほか
対応可能領域
  • 戦略立案
  • クリエイティブ制作
  • 広告運用代行
  • SNS運用
Web広告の種類
  • アフェリエイト広告
  • リスティング広告
  • SNS広告
  • 動画広告
所在地 〒107-0051 東京都港区元赤坂1-1-7 オリエント赤坂モートサイドビル2F
公式サイト https://www.optimizer.co.jp/

株式会社メディアハウスホールディングス

株式会社メディアハウスホールディングス
参照:https://rincrew.jp/

▽こんな人におすすめ

  • リスティング広告で成果を上げたい
  • Web業界で功績を認められた企業に依頼したい
  • 運用歴の長い担当者にお願いしたい

株式会社メディアハウスホールディングスはリスティング広告やDSPをはじめとした、インターネット広告の運用に特化した総合広告代理店です。業界ごとに専門チームを組織しており、運用経験5年以上の担当者がアカウントの管理・運用を行うため、専門性の高い運用がかないます。広告だけでなく、売る仕組みを構築するためのノウハウを提供したコンサルティングも有益です。

株式会社メディアハウスホールディングスの企業情報

役員 代表取締役社長兼CEO 波戸内 啓介
設立日 1983年(昭和58年)8月6日
資本金 50,000,000円
主要取引銀行 三菱UFJ銀行
りそな銀行
みずほ銀行
三井住友銀行
対応可能領域
  • 戦略立案・クリエイティブ制作(LP/サイト、動画、画像など)
  • 広告運用代行
  • システム開発
Web広告の種類
  • リスティング広告
  • DSP広告
  • アフィリエイト広告
  • SNS広告
  • 動画広告
  • ネイティブ広告
  • ほか

所在地 〒162-0825 東京都新宿区神楽坂2-17 中央ビル5F
公式サイト https://rincrew.jp/

株式会社博士.com

株式会社博士
参照:https://www.web-hakase.com/

▽こんな人におすすめ

  • 不動産投資の広告出稿を検討している
  • 広告だけでなくSEO対策やメディアの制作も任せたい
  • 大手企業との取引実績がある会社に依頼したい

株式会社博士.comは不動産投資の広告コンサルに強い会社です。SEO施策や動画制作などにも対応しており、Web集客において幅広く相談できます。東京スター銀行、住信SBIネット銀行、岡三オンライン証券など大手金融企業でのプロモーション実績もあります。

株式会社博士.comの企業情報

役員 代表取締役 岩崎 政二
設立日 2002年5月
資本金 株主資本計 241,053,113円(2021年決算)
主要取引銀行 三井住友銀行 吉祥寺支店
みずほ銀行 池袋支店
対応可能領域
  • 戦略立案
  • クリエイティブ制作(Webサイト、動画)
  • 広告運用代行
Web広告の種類
  • リスティング広告
  • ディスプレイ広告
所在地 【本社】〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町1-17-18 三角ビル2F
公式サイト https://www.web-hakase.com/

StockSun株式会社

StockSun株式会社
参照:https://stock-sun.com/

▽こんな人におすすめ

  • 実力派コンサルタントに依頼したい
  • 1人の担当者と密にコミュニケーションをとりたい
  • トレンドの戦略を取り入れたい

StockSun株式会社は、デジタルマーケティングを網羅的に支援してくれるWebコンサルティング会社です。一定回数の取引で結果を出し続けた人材のみコンサルタント契約する制度で、結果を出すことに注力した支援を実施しています。

金融業界の広告に特化したコンサルタントも多数在籍しており、申込の時期トレンドや相場の動きに適した運用が可能です。戦略立てから運用代行までのすべてを担当コンサルタントが一気通貫で行うため、提案時と実行支援の内容にズレが生じにくいのも魅力です。

StockSun株式会社の企業情報

役員 代表取締役 岩野圭佑
設立日 2017年7月28日
資本金 10,000,000円
主要取引銀行 三井住友銀行
対応可能領域
  • YouTube(動画制作、チャンネル運用)
  • SNS運用
  • インターネット広告運用
  • WEB/ECサイト制作
  • SEO/オウンドメディア構築
  • システム/アプリ開発
  • WEB集客コンサルティング
  • 営業支援
  • 現状分析、戦略立案
  • 広告運用代行
  • クリエイティブ(広告素材)の作成
Web広告の種類
  • リスティング広告
  • ディスプレイ広告
  • アフィリエイト広告
  • SNS広告
所在地 〒160-0023 東京都新宿区西新宿3丁目7-30 フロンティアグラン西新宿地下1階B102号室
公式サイト https://stock-sun.com/

株式会社ゲシェル

株式会社ゲシェル
参照:https://gesher.co.jp/

▽こんな人におすすめ

  • 海外へのプロモーションも視野にいれている
  • 円滑なコミュニケーションを望んでいる
  • 大手企業との取引実績がある会社に依頼したい

株式会社ゲシェルは、日本企業・海外企業を対象に国内外でのデジタル広告出稿を中心としたデジタルマーケティング支援を行う会社です。ベンチャー企業ながら、大手企業の支援実績も多数保持しています。

専属コンサルタントが提案から広告運用、レポーティングまで一貫して行うため、コミュニケーションミスが起きにくいのが強みです。運用型広告や純広告を含め、各国のローカルオンラインメディアへの広告出稿も可能です。

株式会社ゲシェルの企業情報

役員 代表取締役 原田洋平
設立日 2020年
資本金 20,000,000円
主要取引銀行
対応可能領域
  • 戦略立案
  • クリエイティブ制作
  • 国内向けインターネット広告
  • 海外向けインターネット広告
  • グローバルマーケティング
Web広告の種類
  • リスティング広告
  • ディスプレイ広告
  • SNS広告
所在地 東京都港区虎ノ門5丁目1-5 メトロシティ神谷町5階
公式サイト https://gesher.co.jp/

株式会社マーケティングワン

株式会社マーケティングワン
参照:https://marketingone.co.jp/

▽こんな人におすすめ

  • PDCA体制が整った会社に依頼したい
  • DC2ビジネスで成功したい
  • 課題の洗い出しを任せたい

株式会社マーケティングワンは、5つの指針に基づいてマーケティング施策を行うコンサルティング会社です。戦略立て、制作、運用代行までワンストップで依頼できます。課題分析においても5項目に分割して行うため、効率的なPDCAサイクルに期待できます。

デジタル広告運用では段階的に課題点の洗い出しを行うので、各ステップごとの改善が可能です。DSP広告や金融系Webメディアとのタイアップなど、インターネットを利用した様々なプロモーションに対応しており、適切な手法でD2Cビジネスの成功をサポートしてくれます。

株式会社マーケティングワンの企業情報

役員 代表取締役 高波 勇
設立日 2019年5月24日
資本金 10,000,000円
主要取引銀行 りそな銀行 虎ノ門支店
三菱UFJ銀行 銀座通支店
PayPay銀行 ビジネス営業部
対応可能領域
  • 戦略立案
  • クリエイティブ制作
  • 広告運用代行
Web広告の種類
  • リスティング広告
  • ディスプレイ広告
  • レコメンド広告
所在地 〒104-0061東京都中央区銀座8-12-8 PMO銀座八丁目3F
公式サイト https://marketingone.co.jp/

宣研ロジエ株式会社

宣研ロジエ株式会社
参照:https://www.senkenrosier.com/index.html

▽こんな人におすすめ

  • 初めてのWeb広告導入を検討している
  • できるだけ費用を抑えたい
  • 長く安定した取引実績がある企業に依頼したい

宣研ロジエ株式会社は60年以上の歴史があり、地域の金融機関と長きにわたって取引実績がある会社です。金融機関のトータルマーケティングを担っており、ネット広告の導入を徹底的にサポートしてくれます。初めてWeb広告を利用する金融機関に向けた「Web広告3ヶ月トライアル」というプランも提供しています。

宣研ロジエ株式会社の企業情報

役員 代表取締役 冨居 公泰
設立日 昭和39年4月1日
資本金 20,000,000円
主要取引銀行 ゆうちょ銀行
ローソン銀行
住信SBIネット銀行
ほか
対応可能領域
  • 戦略立案
  • Webコンサルティング
  • SEO対策
  • Web広告運用
  • クリエイティブ制作(LP/HP、DM、ノベルティ、印刷物など)
  • 店舗企画
Web広告の種類
  • 動画広告
  • バナー広告
  • SNS広告
  • リスティング広告
所在地 〒802-0063 福岡県北九州市小倉北区若富士町7-26
公式サイト https://www.senkenrosier.com/index.html

株式会社Bridge

株式会社Bridge
参照:https://www.bridge-world.jp/

▽こんな人におすすめ

  • Webマーケティング領域に注力したい
  • 金融のプロフェッショナルに低予算で依頼したい
  • レポート提出だけではやや不安がある

株式会社BridgeはWebマーケティングに特化した会社で、Google・Yahoo!・Facebookなど、さまざまな広告媒体での運用が可能です。金融、不動産、医療業界など多様なジャンルの取引実績があります。

各業種・各媒体の運用プロフェッショナルのみを採用し、 プロジェクトごとにアサインするため、運用代行手数料は広告費の15%と相場の20%と比べてリーズナブルです。また、管理画面を共有してもらえるため、経過や成果をリアルタイムで確認できるのも利点でしょう。

株式会社Bridgeの企業情報

役員 代表者 松本雄介
設立日 2016年1月4日
資本金 44,990,000円
主要取引銀行
対応可能領域
  • 戦略立案
  • コンテンツ制作
  • 広告運用代行
  • SEO対策
Web広告の種類
  • リスティング広告
  • SNS広告
  • ディスプレイ広告
所在地 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ケ谷5丁目27−5 リンクスクエア新宿16階
公式サイト https://www.bridge-world.jp/

金融業界に強い広告代理店の失敗しない選び方

金融業界に強い広告代理店の失敗しない選び方
金融業界に強い広告代理店を選ぶ際のポイントを4つご紹介します。

金融ジャンルの実績や成功事例が豊富か

まず、金融ジャンルでの広告運用において実績や成功事例が豊富かのチェックが重要です。

金融関連の広告は共通の広告ルールに加えて、日本証券業協会が法令や自主規制ルールを細かく定めています。金融業界では信用が業績に直結するため、ミスのない正確な広告運用が不可欠です。その点実績が豊富であれば、金融業界における厳しい広告ルールも遵守できます。

また、蓄積された知見により、ユーザーニーズの把握や商材への理解が早く、競合と比較したうえでの強みを洗い出してくれる点もメリットです。過去の成功事例を横展開したスムーズな支援も期待できるでしょう。

費用や運用手数料が相場にならっているか

運用手数料や広告出稿料などの諸費用が相場からずれていないか、必ず確認しましょう。

運用手数料は広告費の20%が相場です。広告代理店は初期費用と運用手数料で料金が設定されている場合が多く、少額案件になると手数料が固定だったり、やや高めの初期費用がかかったりする代理店もあります。

安ければ良いというわけではありませんが、施策内容と合わせて納得感のある金額になっているか、確認しておきましょう。

Web施策の種類が豊富かつ掛け合わせ可能か

広告代理店を選ぶうえで、Web施策の種類が豊富か、クロスメディア戦略が可能かの確認は必須です。

Web施策と一口にいっても、ユーザーの多様化に伴いターゲット層や狙いによって有効な手段は異なります。Webマーケティングの観点からあらゆる施策を立案してもらえる代理店であれば、よりピンポイントで効果的な戦略を適用でき、成果が上がりやすいです。

金融ジャンルに効果的なWeb施策は主に以下のようなものがあります。

  • SEO
  • リスティング広告
  • ディスプレイ広告
  • LP制作、LPO
  • SNSマーケティング
  • EFO(エントリーフォーム最適化)
  • オウンドメディア運用

SNS広告で認知度向上や潜在顧客を獲得し、興味関心を示したユーザーには資料請求やセミナーに誘導して教育するなど、ファネルに合わせた複数の施策を掛け合わせることで効果を最大化できます。

ユーザーとの接点が増えるよう横断的に網を張る”クロスメディア戦略”も有効な手立てのため、代理店がどのような施策に対応しているか、実績があるかについては、事前にチェックしておきましょう。

各担当者が金融業界に精通しているか

顧客対応の窓口と実際の広告運用業務で担当者が変わることもあるため、各担当者が金融ジャンルに精通しているか確認しましょう。

金融業界に詳しい担当者なら、段階的に有効な戦略を提案してもらえるのはもちろん、交渉やコミュニケーションがスムーズに行えます。とくに金融業界でタブーとされる、運用ルール違反や細かいミスへの懸念も少なく済みます。

広告代理店に依頼する3つのメリット

広告代理店に依頼する3つのメリット
広告代理店に依頼するメリットは以下の3つです。

  • 広告運用に割く時間や人員を削減できる
  • プロフェッショナルによる商材に適した戦略立てが可能
  • 検証と改善の繰り返し(PDCA)がしやすい

広告運用に割く時間や人員を削減できる

広告代理店に依頼する最大のメリットは、広告運用に割く時間と人員を削減できる点です。

自社で広告運用を行うとなると、一からノウハウを蓄積したり、専門知識をもった人材を雇ったりする手間がかかります。しかし、代理店に依頼すれば専門的な知見をもったプロフェッショナルが適切な運用を行ってくれるため、従来通りの体制で業務を全うできます。

商材に適した戦略立案が可能

広告代理店に依頼する2つめのメリットは、自社商材に適した戦略を提案してもらえる点です。

金融商材は内容が複雑なうえに差別化が難しいため、有効な施策を立てるにはWebと金融の両方に精通している必要があります。

金融業界に強い広告代理店を選べば広告運用がスムーズなだけでなく、実績や専門的なノウハウを基に貴社の商材にマッチした広告戦略を立ててもらえます。

検証と改善の繰り返し(PDCA)がしやすい

広告代理店に依頼する3つめのメリットは、検証と改善(PDCA)の体制が整っている点です。

Web広告のポテンシャルを最大限に発揮するには、PDCAを速いスピードで回していく必要があります。しかし、各種広告データの分析と仮説立て、仮説に基づいたクリエイティブの修正、ABテストのためのサイト修正など、自社でおこなうためにはかなりの手間とリソースがかかります。

広告代理店なら、競合他社も含めた広告運用の知見と豊富なリソースがあるため、高速でPDCAを回して成果を改善していくことが可能です。

広告代理店に依頼する3つのデメリット

広告代理店に依頼する3つのデメリット
広告代理店に依頼するデメリットについて解説します。

  • 運用手数料がかかってしまう
  • 担当者の割り当てが満足度に影響する
  • 自社に広告運用のノウハウが蓄積されにくい

運用手数料がかかってしまう

広告代理店に依頼すると、初期費用・運用手数料・出稿費用などが必要です。運用手数料については、広告費の20%程度とする場合がほとんどですが、最低出稿費用を定めている代理店もあります。

また、一口に20%といってもグロスかネットかについては会社によって違います。どちらにも対応している場合もあるので、希望を伝えると良いでしょう。

さらに、レポート作成や訪問コンサルティングなどの運用プロセスにオプション料金を設定している代理店を選ぶと、後々コストが膨らんでしまいます。
「想定の予算を超えてしまった」「サービス内容と費用がつりあっていない」などのトラブルを避けるためにも、打ち合わせ段階でトータル費用をしっかり確認しておきましょう。

担当者の実力に成果が左右される

広告運用は担当者・広告運用者の実力が大きく反映されるため、担当者によっては満足度が下がってしまう可能性があります。そのため、実行支援する担当者の実績、人物像、リソースなどは事前に確認しておきましょう。

Webマーケティング業界では戦略の提案者と実行支援を行う担当者が異なるケースも少なくありません。1人の担当者が提案から運用まで一貫するのか、複数人で分担するのか、打ち合わせの段階で確認しておくと後々のコミュニケーションがスムーズです。

複数人が担当する場合は、コミュニケーションミスによって認識やビジョンにズレが生じてくる場合があるため、各担当者が業界知識や商材を十分に理解しているか、連携体制が整っているか、必ず確認するようにしましょう。

自社に広告運用のノウハウが蓄積されにくい

企画から運用までのすべてを代理店に一任すると、自社にノウハウが蓄積されない点がデメリットとして挙げられます。

広告代理店への外注を継続していくつもりであれば問題ありませんが、将来的に広告運用の内製化を考えているのであれば、教育・育成の機会を逃しているという見方もできます。

将来的に広告運用を任せたい人材を担当者にして、運用者と頻繁にコミュニケーションを取り、状況や成果を随時チェックしながら社内で共有するとWeb施策の知見を得やすいでしょう。また、広告運用の内製化(インハウス化)を支援サービスを行っている代理店に依頼すれば、効果的な広告運用と社内へのノウハウ蓄積が両立できます。

金融業界におすすめの広告媒体

金融業界におすすめの広告媒体
金融業界におすすめの広告媒体をご紹介します。
各媒体どのような場面で活用できるか解説してるので、ぜひ参考にしてください。

  • リスティング広告
  • ディスプレイ/ダイナミック広告
  • SNS広告
  • リターゲティング広告
  • 動画広告
  • アフィリエイト広告(ASPサービス)
  • ネイティブ(記事)広告

リスティング広告(検索エンジン)

リスティング広告はGoogle、Yahoo!JAPANなどの検索エンジンでユーザーが検索したキーワードをとらえる手法です。オウンドメディアやLP(ランディングページ)への流入数を増やしたい場合に相性がいいです。

金融商材やサービスを検討しているユーザーにダイレクトに訴求できるのが利点で、関連性の高いキーワードで検索している顕在顧客に対してもアプローチします。ただし、主要なキーワードは競争率が高いため、競合他社といかに差別化を図るかがカギです。

ディスプレイ広告/ダイナミック広告

ディスプレイ/ダイナミック広告は、Webサイトやアプリ上にあらかじめ設置された枠にカスタマイズした広告を掲載する手法です。主に「画像+テキスト」「動画+テキスト」などの形式で表示されます。リスティング広告より、ターゲット層が広いのが特長です。

過去の行動履歴(LP訪問歴、cookie情報など)を基にターゲティングしカスタマイズするため、新規ユーザーの獲得や検討ユーザーのアクションを促すのにも効果的といわれています。

SNS広告

SNS広告は、ユーザーがタイムライン上の投稿やニュースなどを見ている瞬間を捉えアプローチします。興味喚起から顧客育成、獲得まで一気通貫で行えるのが魅力です。近年では、投資運用において若年層ユーザーが増加傾向にあるため、主流の施策のひとつともいえます。

リアルタイムで情報を共有できるうえに拡散力も高いため、キャンペーンやイベントの告知に効果的で、メガバンクでの運用事例も多いです。口コミや投稿への反応はマーケティングにも生かせます。

ただし、間違った情報が拡散されたり、投稿が炎上してしまうとマイナスイメージに繋がるといったリスクに配慮が必要です。

リターゲティング広告

リターゲティング広告は、一度自社サイトを訪問した顧客に再度アプローチする手法です。商材やサービスを検討中のユーザーに対して広告を配信するため、高額商材や比較検討すべきサービスが多い金融業界と相性がいいといわれています。

商材やサービスの概要を理解しているユーザーをターゲットにするので、購入や契約につながりやすく費用対効果が高いです。しかし、広告を何度も表示する仕様により、しつこく感じたり悪印象を抱いたりするユーザーがいることも念頭においておきましょう。

動画広告

動画広告はYoutube、Facebook、Instagram、Tiktokなどの広告枠で動画を配信します。保険や投資信託などの無形商材も、動画にすることで仕組みを分かりやすく解説でき、エンターテインメント性をプラスできるのが利点です。

専門家による解説やQ&A、商品やサービスの強みや活用法、金融業界に関連するトレンド情報など、自社ならではの動画を制作すれば幅広い層にブランド力や信頼性を高める情報を発信できます。

アフィリエイト広告(ASPサービス)

アフィリエイト広告(ASPサービス)は、アフィリエイターと呼ばれる媒体主が持っているWebサイトやSNSに広告を掲載する販促手法です。金融業界ではとくにローン商材に採用されています。

例えば、公式サイトを見れば大まかな情報は理解できるものの、自分に適しているかまでの判断は難しいケースが多いです。そこで第三者の視点で比較紹介された記事を用いて、ユーザーの悩みや不安を払拭したうえで契約につなげるといった流れが考えられます。

アフィリエイト広告は成果報酬型なので、自社で設定したアクション(会員登録・資料請求・購入など)が起こるまでは費用がかからない点もメリットです。しかし、公式サイトではないゆえに、信用性が低いと感じてしまうユーザーもいるため、いかに正確な情報を掲載してもらうかが肝になります。

ネイティブ(記事)広告

ネイティブ(記事)広告とは、Web媒体と提携しPR用の記事や投稿を掲載する手法です。数ある広告媒体のなかでも、ユーザーの興味や関心を阻害しにくい広告といわれており、注目や反応を得やすいのが利点です。

金融商材の活用法や資産運用など、有益な情報かつ自社サービスと関わりのある分野の記事を作成すれば、ブランドや商材の認知と見込み顧客獲得の両立がかないます。

金融業界の課題解決が可能な広告代理店の特徴は?

金融業界の課題解決が可能な広告代理店の特徴は?
金融業界が直面している課題を解決できる広告代理店の特徴をご紹介します。
検討している代理店に必要な要素が揃っているか、チェックしてみてください。

認知度の低さを補えるクリエイティブ力があるか?

ブランド、商材、サービスなどの認知度の低さを課題としているなら、SNS運用やディスプレイ広告で強力なアプローチができる代理店を選びましょう。

金融商品は日常に馴染みがないため、認知してもらうためにはクリエイティブ力が必要です。 興味を引くようなデザインやコピーを発案してもらえるか、これまでの事例を確認したり、テストで企画してもらったりするのがおすすめです。

複雑化した顧客ニーズを把握するためのマーケティング分析体制

近年の多様化したユーザー行動を把握するには、ニーズを細分化した明確なアプローチが必要なため、マーケティングの分析に強みをもつ広告代理店を選ぶと有利です。

利益拡大のためには、商材の質や価格だけでなく見込み顧客のリアルな要望に基づいた訴求が必要です。数値やデータを根拠に施策を練れば、より目的にあったプロモーションの実施や売り上げ増加に期待できます。

競合他社との差別化を図る業界知識の豊富さ

競合他社との差別化を図るなら、金融ジャンルにおいて豊富な実績がある代理店に依頼しましょう。

一見、同じように見えてしまう金融商品は、各商材、サービスの特徴を理解したうえで、いかに自社商品の強みを伸ばせるかが重要です。さらに、競合他社との差別化を明確にするには、金融業界と広告業界の両方に精通している必要があります。

代理店全体を通してはもちろんですが、運用担当者が金融業界の知見を持っていればアイデアの横展開も可能になるため、担当者レベルで知識と経験を豊富に持ち合わせているか確認しておきましょう。

金融業界における実際の広告成功事例【デジタルアイデンティティ】

以下では弊社がこれまでに担当した事例を紹介しております。

事例1:大手信用金庫ローン商材のプロモーション事例

媒体 リスティング・GDN・YDA・CRITEO
コスト 約¥31,000,000/月
CPA(ローン仮申し込み) ¥3,500

事例2:大手地銀のP-MAX運用事例

商材ジャンル フリーローン
コスト(P-MAX) 約¥1,000,000/月
CPA(ローン申し込み) ¥14,000

事例3:大手銀行サービスサイトのSEO施策事例

確定拠出年金を啓蒙して資料請求につなげたいという課題のもと、KW調査+コンテンツ企画、ライティング、反映に加えて、サイト内部のリンク改善とSEO施工を実施しました。その結果、指定キーワード順位で1位を獲得。広告価値換算は、”確定拠出年金”の単ワードのみで約632万円/月にまで上りました。

まとめ

金融業界の広告運用は業界特有の厳しい規則が存在するため、プロフェッショナルに依頼し、信頼性の高い運用を行うのがおすすめです。

金融ジャンルでの実績はもちろんのこと、担当者が専門知識に精通しているか、円滑にコミュニケーションがとれるか、などにも注意して選びましょう。

金融業界の広告運用ならデジタルアイデンティティへ

当ブログを運営する株式会社デジタルアイデンティティには、金融領域×デジタルマーケティングに特化したコンサルタントが在籍しています。数千ページに及ぶホームページフルリニューアル、SEOノウハウを詰め込んだオウンドメディアサイト開発、若年層にサービス理解を深めてもらうための動画シナリオ作成など、豊富な実績を構築して参りました。

Web・SNS広告の運用をはじめ、全体戦略の企画・立案、ブランディング施策やトレンドを活かしたマーケティング、Webサイト制作、システム開発など一貫した対応が可能です。

金融業界における広告運用でお困りの際は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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