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インフルエンサーにPRを依頼したい!3つのキャスティング方法と事例

インフルエンサーにPRを依頼したい!3つのキャスティング方法と事例

インフルエンサーに自社の商品やサービスのPRを依頼することで、美容・コスメ、ファッション、飲食、旅行、おもちゃなど、さまざまな業界の企業が顧客の獲得や利益の拡大などの成果を上げています。

インフルエンサーに依頼して自社の商品やサービスの情報を正しく拡散するには、キャスティング方法や料金相場を理解しておくことが大切です。

そこでこの記事では、インフルエンサーの具体的なキャスティング方法、失敗を防ぐポイントなど、依頼前に知っておくべきことを徹底解説します!

今取り組むべき!インフルエンサーマーケティングとは

SNSの普及にともない、インフルエンサーを活用したビジネス手法であるインフルエンサーマーケティングに注目が集まっています。

インフルエンサーマーケティングとは、Instagram、Twitter、TikTok、Facebook、YouTubeなど、SNSにおいて多くのファン(フォロワー)を抱えているインフルエンサーに自社の商品やサービスのPRを依頼し、認知を拡大することです。

また、強い影響力を持つインフルエンサーが、商品やサービスに関する投稿をおこない、自社の情報を多くの人に届けることで、ブランドの知名度の向上や売り上げを伸ばす狙いがあります。

すでにインフルエンサーマーケティング市場は、大きな規模を誇っていますが、株式会社サイバー・バズと株式会社デジタルインファクトがおこなった国内ソーシャルメディアマーケティングの市場動向調査では、今後、より一層インフルエンサーマーケティング市場が拡大していくことが予想されています。

インフルエンサーマーケティングの市場規模推計・予測インフルエンサーマーケティングの市場規模推計・予測

出典:2020年のソーシャルメディアマーケティング市場は5,519億円、前年比107%の見通し 2025年には2020年比約2倍、1兆1,171億円規模に|サイバー・バズ/デジタルインファクト調べ

これまでのWebマーケティングといえば、Web広告やコンテンツマーケティングなど、企業が顧客に対して直接情報を提供し、購買行動を起こさせるのが一般的でした。

一方、インフルエンサーマーケティングでは、企業と顧客の間にインフルエンサーが入るため、企業の労力が削減し、なおかつ的確なターゲットに情報が拡散されやすくなっています。インフルエンサーマーケティングは、多くの顧客を獲得できる可能性を秘めているため、SNSが普及した今取り組むべきwebマーケティング施策といえます。

インフルエンサーの探し方!具体的なキャスティング方法

インフルエンサーマーケティングをするにあたり、インフルエンサーはどのように探せばよいのでしょうか?具体的なキャスティング方法をご紹介します。

インフルエンサーに直接メッセージを送る

インフルエンサーを自分で見つけて、直接メッセージを送りPRを依頼すれば、スムーズにキャスティングできます。各SNSに設置されている検索機能を使い、キーワード検索やハッシュタグ検索をして自社に合うインフルエンサーを探します。できるだけ多の拡散を希望する場合は、フォロワー数、過去の投稿のいいねやシェアの数を確認しましょう。気になるアカウントがあれば、DM(ダイレクトメッセージ)を送りやりとりを始めます。

インフルエンサーの所属事務所に連絡する

インフルエンサーのなかには、芸能事務所に所属している方もいます。事務所に所属しているインフルエンサーをキャスティングする場合は、まず事務所への連絡が必要です。基本的に、事務所の担当者やマネージャーとやりとりすることになりますが、事前にインフルエンサーの性格、これまでの経験などを確認できるので、安心してPRを依頼できます。ただし、事務所を間に挟むためインフルエンサーと直接やりとりができない分、時間がかかってしまうというデメリットがあります。

インフルエンサーのキャスティング会社に依頼する

インフルエンサー専門のキャスティング会社に依頼する方法もあります。キャスティング会社とは、インフルエンサーの選定、出演依頼、スケジュール管理などを代行してくれる会社のことです。キャスティング会社に依頼すれば、これまでの経験から適材適所を踏まえ、最適なインフルエンサーを紹介してもらえます。また各社得意な分野、商品ジャンルなどがあるので、ホームページを見て確認しておくとよいでしょう。

インフルエンサーにPRを依頼するメリット

より効果的にインフルエンサーマーケティングをおこなうために、メリットを把握しておきましょう。

情報の拡散が期待できる

インフルエンサーにPRを依頼すれば、情報の拡散が期待できます。基本的にはインフルエンサーに好意や興味を持つ人がフォローしているため、商品やサービスの情報を投稿すれば多くのいいねやシェアを獲得できる可能性が高いです。SNSの特徴である拡散力により、これまで自社のことを知らなかった人にも情報を届けられます。

ターゲット層に訴求しやすい

インフルエンサーが日頃から発信する情報は、特定の分野に特化したものが多いため、自然とその分野に興味があるフォロワーが集まります。自社と同じ分野の投稿をおこなっているインフルエンサーにPRを依頼すれば、効率良く最適なターゲット層に訴求することが可能です。顧客になりやすいターゲット層に焦点を絞って訴求できるので、インフルエンサーマーケティングは費用対効果の高いマーケティング手法といえるでしょう。

強い広告感を出さずに宣伝できる

インフルエンサーマーケティングは、強い広告感を出さずに、商品やサービスの情報を宣伝できることも魅力です。普段からチェックしているインフルエンサーの投稿に情報が掲載されているだけなので、フォロワーは通常の投稿と同じ感覚で商品やサービスの情報を見ることができます。実際、企業のインターネット広告にネガティブなイメージを持つ人も多くなっています。インフルエンサーに依頼すれば、自然と訴求でき、フォロワーと接点を作っていくことが可能です。

参考になる!インフルエンサーマーケティングの事例

ここから、インフルエンサーマーケティングの事例をご紹介するので参考にしてください。

美容・コスメ

LuLuLun(ルルルン)

フェイスマスク、保湿クリーム、化粧水などのコスメを取り扱っている株式会社グライド・エンタープライズの化粧品ブランドであるLuLuLunでは、化粧品のPRにInstagramを活用しました。

PRを依頼したのは、美容・コスメ分野で多くのファンを持つインスタグラマーのmellさん。日々おこなっているマッサージに関する投稿のなかに、自然とLuLuLunの化粧水のPRができています。写真と動画で投稿されており、動画では実際に化粧水を使用している姿を公開しています。

アパレル・ファッション

ユニクロ

ファストファッションの代表的存在であるユニクロでは、フランネルシャツのPRでTwitterを活用しました。

起用したインフルエンサーは3人組音楽バンドの雨のパレードのドラマー大澤実音穂さん。シンプルな投稿文と3枚の写真が投稿されています。短い投稿文ですが、大澤さんのいつものツイートと差がないため、広告感なく自然とフランネルシャツのPRができています。

グルメ・飲食

スパゲッティーのパンチョ渋谷店

ボリューム満点のメニューを提供しているスパゲッティーのパンチョ渋谷店では、店舗限定メニューのPRにInstagramを活用しています。

PRしているのは、グルメ界で有名なインフルエンサーのフォーリンデブはっしーさん。ただメニューの紹介をするだけでなく、投稿文にはクーポンコードも記載されており、フォロワーが店舗に行きたくなる仕掛けが施されています。

旅行

三重県度会郡大紀町

三重県度会郡大紀町では、農泊(農村地域に泊まるだけでなく、その地域ならではの体験や地元の方との交流もすること)のPRにYouTubeを活用しました。

YouTubeに農泊のPR動画を投稿したのは、夫婦で車中泊日本一周チャレンジなど、自由気ままな旅をしているYouTuberのわたなべ夫婦。旅行や田舎暮らしに興味がある方が見ているチャンネルなので、観光プロモーションに効果的なインフルエンサーマーケティングの事例です。

おもちゃ

Cha Cha Cha

知育玩具のレンタルサービスを提供しているCha Cha Chaでは、Instagramを用いたPRを実施しています。

PRを依頼したインフルエンサーは、5歳の女の子と2歳の男の子のお子さんを持つつむぱぱ。かわいいタッチの絵日記のなかで、Cha Cha ChaのサブスクサービスのPRをおこなっています。絵日記の内容はパパ目線になっており、お子さんを持つパパママ層が共感できてサービスに興味が沸く投稿です。

家電

パナソニック

大手家電メーカーのパナソニックでは、InstagramでへアドライヤーのPRを実施しています。

くるくるドライヤーナノケアのPRをしているのは、インスタグラマーの長谷川あやさん。娘さんである2歳の小夏ちゃんの髪のスタイリング中のかわいい写真を投稿しています。投稿文には、小夏ちゃんの普段の様子も記載されていて、自然と商品のPRができています。

インフルエンサーにPRを依頼する際の料金相場

インフルエンサーマーケティングの料金の最も代表的な算出方法は、フォロワー数×単価で決めることです。単価の幅はフォロワー数やこれまでの実績によって変動がありますが、2〜6円あたりが一般的です。

具体的にフォロワー数による単価の目安は、下記のようになっています。

フォロワー数 単価
マイクロインフルエンサー(フォロワー1万人) 2〜3円
ミドルインフルエンサー(フォロワー10万人) 3〜5円
トップインフルエンサー(フォロワー100万人) 4〜6円

例として、フォロワー10万人のミドルインフルエンサーに単価3円でPRを依頼すると、10万×3=30万円の費用がかかります。

また料金の決め方は他にもあり、動画再生回数×単価、購入や資料請求が発生したときのみ費用が発生する成果報酬型、PRにかかる交通費や撮影費などをすべて負担する費用全額負担型などがあります。

インフルエンサー自身の希望やキャスティング会社によって、料金の算出方法は変わってくるので、事前に確認するようにしましょう。

インフルエンサーマーケティングの失敗を防ぐポイント

インフルエンサーマーケティングの失敗を防ぐために、抑えておくべきポイントがいくつかあります。最大限の効果をえるために確認しておきましょう。

インフルエンサーに依頼する目的を明確にする

まずは、インフルエンサーにPRを依頼する目的を明確にしておくことが大切です。例えば、自社の認知を獲得したい、商品のよい口コミを多数獲得したいなど、現在の状況を踏まえて目的を決めていきましょう。目的次第では、インフルエンサーマーケティングよりも、別の施策のほうが効果的な場合もあります。施策をスタートさせてから方向性がズレてしまわないよう、目的は事前に明確にしておくべきです。

自社と親和性の高いインフルエンサーに依頼する

どのインフルエンサーにPRを依頼するかによって、施策の効果は大きく変わってきます。大前提として、自社の商品やサービスの分野において親和性の高いインフルエンサーを選定するべきです。フォロワー数が多くて影響力を持つインフルエンサーはたくさんいますが、全員が自社と親和性が高いわけではありません。インフルエンサーの選定は、マーケティング施策を成功させる重要な鍵となるので、慎重に進めるようにしましょう。迷ったときは、経験豊富なキャスティング会社に頼ることもおすすめです。

ステルスマーケティングに見なされないよう注意する

投稿の仕方によっては、ステルスマーケティング(ステマ)と見なされる可能性があります。ステマとは、宣伝であることを悟られないように、商品やサービスについてよい投稿をしてもらうヤラセ行為のことです。ステマということがわかれば、フォロワーからの印象が悪くなり、商品に関してだけでなく、企業自体が批判を受ける可能性があります。ステマと判断されないためにも、投稿時には必ず#PR #宣伝 #広告といったハッシュタグを入れるようにしましょう。

運用ルールや管理体制を整理する

インフルエンサーマーケティングをおこなう際は、運用ルールや管理体制を整理しておくべきです。インフルエンサーに任せられる部分は任せてもよいですが、自由すぎると自社が求める効果を得られない可能性があります。具体的には、ハッシュタグ、投稿内容、投稿頻度など、インフルエンサーの要望も加味しながら運用ルールを決めていきましょう。またインフルエンサー数名にPRを依頼する場合もあるので、社内でうまく管理できるよう体制を整えておくことも大切です。

インフルエンサーマーケティングのおすすめサービス

自社でインフルエンサーを探して、PRを依頼することも可能ですが、効率よくインフルエンサーマーケティングを進めたいなら、キャスティング会社が提供しているサービスを活用することをおすすめします。

インフルエンサーマーケティングで最大限の効果をえるためには、ただインフルエンサーにPRを依頼するだけでなく、戦略的に情報を発信しなければなりません。自社にとって最適なインフルエンサーを見つけるためにも、経験豊富で幅広いネットワークを持つキャスティング会社を頼るべきです。

弊社デジタルアイデンティティでは、キャスティング会社と一緒に貴社のインフルエンサーマーケティングをサポートすることが可能です。一緒に支援させていただくのは、株式会社Viivoです。

ここから、株式会社Viivoのインフルエンサーマーケティングサービスについてご紹介します。

株式会社Viivo
画像引用元:株式会社Viivo

Viivoでは、自社で芸能プロダクションを運営していることもあり、テレビでも活躍しているタレント・モデルなどのキャスティングが可能です。

インフルエンサーマーケティングの目的やPRする商品やサービスの分野に合わせて、興味関心や理解度が高いインフルエンサーをピックアップします。これまでの経験をもとに、投稿内容の提案、ハッシュタグの選定なども依頼可能です。また、施策前のヒアリングで決めた評価指標をもとに、求めている効果が得られているかどうかのレポーティングまで任せられます。

詳しいサービス内容については、Viivoのページをご覧ください。
Viivoのインフルエンサーサービスページはこちら

まとめ

今回は、インフルエンサーのキャスティング方法やPRを依頼するメリットなどを解説しました。

SNSが普及した今、インフルエンサーマーケティングの需要は高まっていて、今後も市場規模の拡大が見込まれています。競合他社に遅れることなく、強い影響力を持つインフルエンサーとつながるために、今のうちから挑戦してみてはいかがでしょうか。

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