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スマートフォンやSNSの普及により、ユーザーにとって画面をスワイプ(指を滑らせる動作)して情報を読み進める動作が非常に身近なものになりました。
Webマーケティングの世界でも、このユーザー行動の変化にもとづいた「スワイプ型LP(ランディングページ)」が注目を集めています。
今回は、スワイプ型LPの基礎知識やメリット、作り方、成功させるための運用のポイントを徹底解説します。
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目次
SNS時代にぴったりのスワイプ型LPとは
スワイプ型LPとは、スマートフォンの画面をスワイプし、次々と情報を表示させる形式のランディングページです。InstagramのストーリーズやTikTokを見るような感覚で読み進められることから、SNSとの相性がよいコンテンツです。

従来の縦長LPとの違い
従来の縦長LPとスワイプ型LPには、次のような違いがあります。
| スワイプ型LP | 縦長LP | |
|---|---|---|
| 情報の提示方法 | 1スライドごとに情報が区切られている | 1枚のページに情報が集約されている |
| ユーザーの行動 | スワイプ | スクロール |
| 情報量 | 画像と短いフレーズが中心 | スワイプ型LPと比べてより詳細な情報 |
従来のLPは、1枚のページに情報が集約されている縦長のデザインが一般的で、スクロールして閲覧します。商材の強みやメリットなど限定的な情報を記載し、資料請求や来店予約、商品購入などのアクションを促すのが目的です。
従来の縦長LPは、以下の記事で詳しく説明しています。
LP(ランディングページ)とは?メリットやデメリット、運用方法について徹底解説!
一方でスワイプ型LPは、1スライドごとに区切られた情報をスワイプしながら閲覧します。目的は縦長LPと同様ですが、情報量がさらに限定され、各スライドは画像と短いフレーズのみで構成されているのが一般的です。
スワイプ型LPのメリット
近年、多くの企業がスワイプ型LPを取り入れはじめていますが、その背景に次のメリットがあります。
読み流しや離脱を防ぐ
従来の縦長LPには、読み飛ばしと離脱の課題がありました。情報量が多いと、ユーザーは自分に関係ないと思う箇所を高速でスクロールし、重要なメッセージを見逃してしまいがちです。また、途中で飽きてしまい離脱するリスクもあります。
一方、スライドごとに情報が区切られているスワイプ型LPでは、画面が都度止まるので読み流しを防止できます。スワイプという能動的な動作によって、最後まで飽きずに読み進めてもらいやすくなる効果もあります。
エンゲージメントの向上が期待できる
スワイプ操作が加わることで、ユーザーはコンテンツに対してよりアクティブになります。ただ眺めるだけでなく、能動的に読み進めるという体験によって商品やサービスに対する興味関心が高まり、平均滞在時間やクリック率などのエンゲージメントの向上が期待できます。
効果測定をおこないやすい
スワイプ型LPでは、「どのスライドがよく読まれているか」「どのスライドで離脱したか」をページ単位で詳細に計測できます。縦長LPのヒートマップに比べて、よりユーザーの興味関心をデータとして明確に把握しやすいため、ページ改善のスピードが上がります。
SNS広告との親和性が高い
SNSでは、カルーセル広告が採用されていることが多いです。カルーセル広告はスワイプ型LPと同じくスワイプ操作で閲覧するため、SNS広告から自然にスワイプ型LPへ遷移できるでしょう。
カルーセル広告について詳しくは、こちらの記事もご覧ください。
カルーセル広告とは?特徴やメリット、活用事例を徹底解説
また、InstagramやTikTokなどのSNSユーザーはスワイプ操作に慣れているため、スワイプ型LPも違和感なく閲覧でき、コンテンツに没入できます。
スワイプ型LP向きの商材
スワイプ型LPに適した商材には、次のものがあります。
ビジュアルで訴求しやすい商材
ファッションやコスメ、インテリア、食品といった、写真などのビジュアルで魅力が伝わる商材はスワイプ型LPに適しています。雑誌をめくるような感覚で、商品の世界観や特徴を視覚的に伝えられるでしょう。
反対に、BtoB向け商材や高額商材はテキストによる丁寧な説明が必要なため、スワイプLPにはあまり向きません。
SNSからの流入が多い商材
SNS広告を主な流入源としている商材は、SNS投稿の続きを見るような感覚でLPに誘導できるため、高いCVRが期待できます。また、SNSやスワイプ形式のコンテンツに慣れている若年層の集客にも効果的です。
一方、自然検索やメルマガなどから流入する場合は、能動的に詳細な情報を求めているユーザーが多いため、縦長LPの方が親和性が高いと言えます。
ストーリー形式で紹介できる商材
悩み解決のステップや成功体験のプロセスなど、ストーリー形式で紹介できる商材も、スワイプ型LP向きです。1ステップずつスライドを分けることで、ユーザーの理解を深めながら最終的なアクションへと導けます。
特に美容やダイエットなどは、ストーリーによりユーザーの共感が得やすく、「自分のための商品だ」と思わせることでコンバージョンが期待できます。
【4STEP】スワイプ型LPの作り方
ここからは、スワイプ型LPの活用を検討している方に向けて、作成や運用の方法をご紹介します。
スワイプ型LPは、以下の4ステップで作成できます。
1.目標とペルソナを設定する
まずは「誰に」「どんな行動を取ってもらいたいか」を明らかにしたうえで、効果的な訴求内容を考えます。
資料請求や購入など、ユーザーに期待する行動を明確にし、「1ヶ月の受注件数50件」などKPIを設定しましょう。
ターゲットとなる架空のユーザー像である「ペルソナ」を設定することも大切です。年齢や職業、趣味などの他、スワイプ型LPではSNSの利用状況なども想定することをおすすめします。
ペルソナ設定については、こちらの記事もご参考にしてください。
マーケティングにおいてペルソナ設定がとても重要!!ペルソナ設定とは何か、方法まで詳しく解説
2.構成を作成する
スライドごとの絵コンテを作るイメージで、構成を練ります。1スライド1メッセージを徹底し、ユーザーがスムーズに次のページをめくりたくなるようなストーリーを構築しましょう。
既存の縦長LPを流用する場合、構成をそのまま使うのではなく、よりストーリー性を重視したものに改めるのがおすすめです。
3.デザインを作成する
デザインの作成には、以下の選択肢があります。
- PhotoshopやIllustratorで自作する
- スワイプ型LP作成ツールで自作する
- 制作会社へ外注する
自作する場合、社内にノウハウがあればPhotoshopやIllustratorを使います。著作権等に注意する必要がありますが、生成AIツールの活用も有効でしょう。
また、スワイプ型LP作成ツールなら、デザインやコーディングの専門知識がなくても自作が可能で、公開後の分析機能がついていることも多いです。
自作ではなく、制作会社へ外注する選択肢もあります。委託先にもよりますが、多くの場合、目標設定からページ作成、実装、分析までワンストップで委託できるのがメリットです。
4.実装する
作成したデザインをWebページとして実装します。実装にはコーディングの知識が必要ですが、ノーコードで作成できるスワイプ型作成ツールも多くあります。
スワイプ型LP作成時のポイント
効果的なスワイプ型LPを作成するために、次のポイントを意識しましょう。
全スライドの高さをそろえる
スワイプするたびに画面の高さが変わったり不自然な余白ができたりすると、ユーザーはストレスを感じて離脱する原因になります。全スライドを同じアスペクト比で作成し、スムーズな操作感を実現しましょう。
情報量を調整する
めくってもめくっても終わらないLPは、ユーザーが離脱しやすくなります。そのため、スライドの枚数は必要最低限にとどめます。
1つのスライドに入れる情報量にも注意が必要です。1スライド1メッセージを目安に、文字を詰め込みすぎないようにしましょう。足りない情報は、補足画像やリンクなどを設けてカバーします。
ファーストビューでユーザーを惹きつける
従来の縦長LPと同様、メインビジュアルやヘッドコピーを工夫し、ファーストビューでユーザーに興味を持ってもらうことが大切です。
最初のスライドで「これは自分のこと?」「続きが気になる」と思わせることができなければ、ユーザーはスワイプしてくれません。1枚目のスライドには、ベネフィットが伝わる画像やターゲットの悩みに寄り添うキャッチコピーを配置しましょう。
ファーストビューのポイントについては、以下の記事でもご紹介しています。
ファーストビューって重要!デザインのポイントとパターン、サイズを教えます!
コンバージョンを意識したストーリーを設計する
「問題提起→解決策の提示→信頼の証拠(実績)→特典・限定感→CTA」という流れをスライドに落とし込みます。ユーザーの熱量が高まったタイミングでクロージングへ誘導するストーリー設計が求められます。
(例)基礎化粧品の場合
- 問題提起:こんな肌のお悩みがありませんか?
- 解決策の提示:この商品なら美しい肌を目指せます
- 信頼の証拠:3ヶ月使い続けると効果が・お客様満足度90%以上
- 特典・限定間:今なら10%OFFで購入可能
- CTA:ご購入はこちらから
適切な場所にCTAを配置する
最後のスライドだけでなく、重要なスライドの下部などに複数回CTAボタンを配置するのも有効です。ユーザーが「欲しい」と思った瞬間に、すぐアクションを起こせるようにしておきましょう。
以下の記事では、CTAの配置やデザインについて解説しています。
CTAとは?クリックを促すボタンのデザインでコンバージョンを獲得!
表示速度を最適化する
画像が多用されるスワイプ型LPは、ページの読み込み速度が遅くなりがちです。表示速度の遅いページはユーザーの離脱を招くため、画像の軽量化などの設定をおこない、ストレスのない環境を整えることが重要です。
LP表示速度の最適化の方法は、以下の記事で説明しています。
LPの表示速度を改善!具体的な方法を初級編から上級編まで徹底解説!
スワイプ型LPの運用方法
スワイプ型LPの公開後は、効果を最大化させるために、定期的な効果測定とABテストの実施、ページ改善をおこないましょう。
効果測定
Googleアナリティクスやスワイプ型LP専用ツールなどを使い、効果測定をおこないます。
確認すべき数値として、主に次のものがあります。
- スライド到達率:最後のスライドまで到達したユーザーの割合
- 離脱スライド数:離脱の起こりやすいスライド
- コンバージョン率:スライド型LP経由で購入などのアクションを起こした割合
特定のスライドで離脱が増えている場合、内容がユーザーの興味に合っていない、あるいは理解しにくい可能性があります。離脱の起こるタイミングを把握し、該当するスライドの情報やデザインを改善しましょう。
ABテストの実施
ABテストでは、要素を変えたAパターン・Bパターンを用意し、どちらが高い成果を得られるかを検証します。データにもとづいた微調整を繰り返すことで、最も効率よくコンバージョンを生むパターンを見つけ出します。
ファーストビューの画像やCTAボタンの色、スライドの順番などを入れ替え、より効果的なスライドへ改善しましょう。
ABテストについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
一度は聞いたことがある「ABテスト」とは?概要と実施方法まとめ
スワイプ型LPの制作費用
スワイプ型LPの制作費用は、自作するか外注するかによって異なります。
| 作成方法 | 費用相場 | 備考 | |
|---|---|---|---|
| 自作 | Photoshop・Illustrator | 月額5,000円程度 | 単体プランの場合 |
| スワイプ型LP作成ツール |
|
無料版は機能に制限あり | |
| 外注 |
|
||
自作のほうがコストを抑えられるものの、費用対効果まで考えると外注のほうがおすすめです。要件定義からデザイン作成、実装、運用をプロに任せられるため、よりクオリティの高く効果的なスワイプ型LPを作成できます。
デジタルアイデンティティのLP制作では、商材のヒアリングからデザイン制作、コーディング、効果測定までトータルで承ります。
デジタルマーケティング全般を提供しているため、過去のデータにもとづいた効果的なLP制作に加え、公開後の緻密な分析と効果改善が可能です。
「自社製品をスワイプ型LPでどう訴求すべきか悩んでいる」「制作のノウハウがなく、何から始めればよいのかわからない」という企業の方は、デジタルアイデンティティまでご相談ください。
まとめ
スワイプ型LPは、スマートフォンの操作に最適化された、現代のユーザーに親しみやすいランディングページです。従来の縦長LPに比べると、情報の読み飛ばしを防ぎ、最後までメッセージを届けやすいという強みがあります。特にSNS集客を強化したい企業にとって、スワイプ型LPは強力な武器となるでしょう。
「従来の縦長LPで離脱率が高く悩んでいる」「若年層向けの新しい訴求を探している」という方は、ぜひ本記事で紹介したポイントを参考に、スワイプ型LPの導入を検討してみてください。
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ただ、いくら言及率を調査しても、次の施策につなげることは難しいのが現状です。
何故なら、言及率はあくまで「結果」でしかなく、その結果を生み出す「要因」を解析してこそ、次のアクションに繋がるからです。
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