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2018年3月|広告媒体・SEO・制作アップデート・リリース

リリースノート201803

弊社ではリリースノートと称して、毎月デジタルマーケティングにまつわる最新情報をお届けしております。本記事では、2018年3月分の抜粋したリリース情報を掲載しております。デジタルマーケティングにまつわるリリース情報にご関心のある方は、下記のフォームから登録ください。

Google

ここではGoogleに関するリリース・アップデート情報をご紹介します。

YouTube動画広告でカスタムインテントオーディエンスが利用可能に

GoogleはYouTube動画広告においてカスタムインテントオーディエンスが近日中に利用可能になることを発表しました。これまでこの機能はGoogleディスプレイネットワークのみで利用可能でしたが、YouTube動画広告に適用範囲が拡大されました。これにより広告主は、ユーザーのGoogleでの検索履歴をターゲティングに活用することができるようになります。
また、このアップデートとあわせて、GoogleはTrueView動画広告の新たなフォーマットとしてTrueView for Actionを追加することも発表しました。これはダイレクトレスポンスに特化したもので、2018年3月末にはグローバルで全アカウントに適用予定とされています。Call-to-Action(CTA)をカスタマイズでき、入札戦略は目標コンバージョン単価が自動的に設定されるという大きく2つの特徴があります。
参考:AdWordsでGoogleとYouTubeの総合力を活用する新しい方法|Google広告&コマース

このトピックによる影響や対策
よりユーザーのニーズに合った広告の配信が可能になります。

USC(Universal Shopping Campaign)が間もなくローンチ

AdWordsプロダクトの中で、フィード使用した広告配信であるショッピングキャンペーンと動的リマーケティングが合わさり、さらにあらゆるネットワークに出稿することが可能となりました。ショッピングキャンペーンと動的リマーケティングが1つに合わさることにより、運用工数が削減されます。
また、より多くのデータを一つのキャンペーンに集約することで機械学習が進むため、売り上げの最大化を見込むことができます。自動入札の指標は目標ROASの設定を行うかで異なります。

  • 設定を行わない場合:予算内でROASを最大化するよう自動最適化
  • 設定を行う場合:目標のROASを達成するよう自動最適化

このトピックによる影響や対策
物を買うまでに至る道のりが複雑化する中で、効率的に運用を行うことができます。

最新版β版プロダクトの公開

AdWordsのβ版プロダクトの最新版が公開されました。これは、一部のアカウントに限り利用することができます。
※ご利用中に機能変更が発生する可能性があります。

このトピックによる影響や対策
検索広告・ディスプレイ広告・Youtubeそれぞれのネットワークで、新たなターゲティングやフォーマットが利用可能になります。

GDN Responsive Ads / Smart Display Ads +Video

レスポンシブ広告・スマートディスプレイキャンペーンにおいて、通常の広告アセット(画像・見出し・説明文・ロゴ)に加え、動画を含めることができます。
これにより動画を含んだ広告クリエイティブの作成が可能になり、Youtubeでの動画広告とは違ったタイミング・クリエイティブでユーザーに配信することができます。
GDN動画広告デモ :デモ画像

このトピックによる影響や対策
よりリッチな広告を、あらゆるサイズで配信することが可能になります。

Outstream video ads(アウトストリーム動画広告)

動画コンテンツの冒頭や途中に挿入される「インストリーム広告」 と異なり、Youtube以外のサイトやアプリで動画広告を配信することができます。表示されるタイミングとして、音が聞こえない可能性がある瞬間にユーザーに届くように設計されているため、広告は音がミュートされた状態で開始され、ユーザー次第でタップによりサウンドを流すことができます。動画コンテンツに広告を配信するインストリームとは違い、動画プレイヤーがなくても動画広告を配信できるため、新たな収益獲得機会が生まれます。
課金形態:vCPM課金(広告の50%以上が2秒以上スクリーン上に表示されるか、連続して再生された際に課金となる形態)
Google動画広告
画像引用元:Out-stream video ads|Google

このトピックによる影響や対策
動画広告とディスプレイ広告を競わせることにより、収益の最大化が可能となります。

Yahoo!

ここではYahoo!に関するリリース・アップデート情報をご紹介します。

「チラシビジョン」がスマートフォンへ配信開始

Yahoo!JAPANは2018年3月より、チラシなどの素材からネットとテレビに動画広告が出稿できるサービス「チラシビジョン」のスマートフォンのブランドパネルビジョンへの配信を開始しました。
「チラシビジョン」とは、チラシを元に動画を制作し、その動画をYahoo! JAPAN トップページやテレビで配信できるサービスです。
チラシビジョン
画像引用元:Yahoo! JAPAN、折り込みチラシの素材を活用してネットとテレビに動画広告が出稿できる「チラシビジョン」のスマートフォン対応を開始

このトピックによる影響や対策
デバイスを横断して多くのユーザーへ商品やサービスの認知率の向上、理解促進などの効果を期待できます

Facebook

ここではFacebookに関するリリース・アップデート情報をご紹介します。

旅行業界向けの広告商品を拡充、旅行を計画中のユーザーへリーチ可能に

Facebookは、旅行業界向け広告プロダクトの拡充を発表しました。アップデートにより、旅行業界の広告主は、利用者が旅行先を検討している段階でリーチすることが可能になります。これにより、旅行の目的地を検討している利用者に、人気のある目的地やプランを表示することで、旅の予約を促すことができます。広告主は利用者に合ったクリエイティブの選択ができるので、カタログがなくても簡単に適切なクリエイティブで伝えたいメッセージをFacebook、Instagram、Audience Networkで配信することができます。
参考:旅行業界向け広告プロダクトの拡充を発表|Facebook

このトピックによる影響や対策
旅行検討ユーザーに自社サービスの認知を広げることが可能となります。

オーディエンスネットワークの配信先リスト

Facebookは、オーディエンスネットワークを配信先として選んだ場合に広告が表示される可能性がある配信先のリストについて、新たにネイティブ・バナー・インタースティシャルについても確認できることを発表しました。
これにより、Audience networkで配信可能な全ての広告形式の配信先を確認することが可能になりました。

このトピックによる影響や対策
Audience networkを配信先として追加しやすくなり、獲得機会を増やすことが可能になります。

Twitter

ここではTwitterに関するリリース・アップデート情報をご紹介します。

投票機能をプロモビデオ、画像ツイートに追加

プロモビデオおよび画像ツイートに、4つまでの選択肢を持った投票ボタンを追加することが可能になりました。

利用例

  • 顧客のフィードバックを集める
  • 商品やサービスのプロモーション
  • 質問
  • ブランド好感度の向上
  • 深いつながりを醸成する

このトピックによる影響や対策
投票機能の活用によって、利用者の深いエンゲージメントとインサイトを得ることが可能となりました。

Spotify

ここではSpotifyに関するリリース・アップデート情報をご紹介します。

広告フォーマットについて

音声、動画、バナーでの広告出稿が可能です。高いビューアビリティを誇るSpotifyの広告フォーマットで、ユーザーにブランドストーリーを伝えることができます。
Spotify広告画像
画像引用元:Spotify2018年1月媒体資料

このトピックによる影響や対策
今後注目されるであろう音声広告の配信が可能です。

広告メニューについて

Spotifyメニュー画像
画像引用元:Spotify2018年1月媒体資料

このトピックによる影響や対策
最低出稿金額は月をまたいでの申込も可能です。(例:2018年5月~9月までで150万)

Webマーケティング調査

ここではwebマーケティング調査に関するリリース・アップデート情報をご紹介します。

FacebookやTwitter、Instagram、LINE、新興SNSなどのSNS利用実態

アライドアーキテクツはSNSの利用実態について、自社のモニター4,624名を対象にアンケート調査を実施しました。現在使っているSNSの数は、1人当たり平均4.2個で、代表的なSNSであるFacebook/Twitter/Instagram/LINEに絞ると、4つすべて使ったことがある人は36.5%、1つでも使ったことがある人は93.0%となっています。
「いま利用しているSNS」の回答を男女別にみると、Facebookは男女が同程度という傾向があり、Instagramはやや女性が多く、TwitterとPinterestは男性の利用が多いという傾向がありました。また、新興SNSを利用率順にランキングにした結果、「ライブ配信」および「画像加工」カテゴリーのSNSが多くランクインしました。
参考:FacebookやTwitter、Instagram、LINE、新興SNSなどのSNS利用実態|Web担

2018年動画広告は1600億にまで拡大見込み 「2017年 日本の広告費」詳細分析【電通他調査】

D2C、CCI、電通の電通グループ3社は、電通が2018年2月に発表した「2017年日本の広告費」の調査結果のうち、インターネット広告媒体費の内訳を、広告種別、取引手法別、デバイス別などの切り口で分析し、さらに2018年の予測を加えた「2017年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析」を発表しました。

ポイント

  • インターネット広告媒体費のうち、ディスプレイ広告(40.9%)とリスティング広告(39.6%)で全体の約80%を占める。
  • ビデオ(動画)広告は1,155億円で全体の9.5%を占める。
  • 取引手法別構成比は、運用型広告(77.0%)、予約型広告(14.4%)、成果報酬型広告(8.6%)。
  • デバイス別構成比は、モバイル広告が68.1%、デスクトップ広告が31.9%。
  • 2018年のインターネット広告媒体費は全体で1兆4,000億円を上回り、うちモバイル広告は1兆円を超える見込み。
  • ビデオ(動画)広告は、2018年には約1,600億円まで拡大する見込み。

参考:2018年動画広告は1600億にまで拡大見込み 「2017年 日本の広告費」詳細分析【電通他調査】|MarkeZine

このトピックによる影響や対策
モバイル広告や動画広告が今後伸びていく可能性が高いです。

2017年インターネット広告費は1.5兆円越え 広告媒体費の主な内訳はディスプレイ広告(40.9%)、リスティング広告(39.6%)

2017年12月~2018年2月に、電通グループ3社(D2C/サイバー・コミュニケーションズ/電通)はインターネット広告媒体社等を対象としたアンケート調査・ヒアリング調査を実施し、インターネット広告媒体費の内訳推定を発表しました。
2017年の日本の総広告費は前年比1.6%増の6.4兆円で、その内、インターネット広告費は前年比15.2%増の1.5兆円(媒体費:1.2兆円、製作費:0.3兆円)となっています。
インターネット広告媒体費の内訳は比率が高い順に、ディスプレイ広告:4,988億円(40.9%)、リスティング広告:4,831億円(39.6%)、動画広告:1,155億円(9.5%)、成果報酬型広告:1,049億円(8.6%)と推定されました。
16・17年広告費画像
広告媒体費画像
画像引用元:2017年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析|D2C

このトピックによる影響や対策
今後もインターネット広告が伸びていくと考えられます。

SEO

ここではSEOに関するリリース・アップデート情報をご紹介します。

Googleが3月上旬に実施したアルゴリズムのアップデートに言及

Google検索の公式Twitterが13日に、3月上旬にコアアルゴリズムのアップデートを行ったことについて発言しました。これにより、内容の優れたコンテンツがより評価されやすくなると発言しています。
Googleツイート画像
 参考:Google SearchLiaison公式Twitter

Googleの一連のツイートの内容

  • 年に数回、コアアルゴリズムの大きな更新を行っていること
  • 過小評価されていたページの順位が上がりやすくなるような調整を行ったこと
  • 「素晴らしいコンテンツ」を作成することを推奨すること
  • 時間経過とともに順位が上がる可能性があること

このトピックによる影響や対策
これまでのGoogleの方針やアルゴリズム変更の傾向から、「公平性の高い記事」、「使いやすく見やすいサイト」、「網羅性の高い記事」などを重要視していると考えられます。

モバイルファーストインデックス(MFI)がついに本格展開

Googleは2018年3月26日(現地時間)、MFIが本格展開する旨をウェブマスター公式ブログで公開しました。Googleが定めるモバイルサイトのベストプラクティスを満たしているサイトから徐々に導入される予定です。
モバイルファーストインデックス画像
参考:Google ウェブマスター向け公式ブログ

今回の発表のポイント

  • モバイルサイトのベストプラクティスが整ったサイトから徐々に導入
  • ページ単位ではなく、サイト単位で移行
  • ランキングの大きな変動はないように導入する旨を発表している
  • 導入されたサイトはサーチコンソール上で通知

このトピックによる影響や対策
今一度、モバイルフレンドリーなサイトかどうかを確認する必要があります。

弊社リリースノートのご紹介

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