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埋め込んだYouTube動画にはスキーマタグをマークアップすべきか?

埋め込んだYouTube動画にはスキーマタグをマークアップすべきか?

先日、Googleのウェブスパムチームの責任者であるマット・カッツ氏が、Googleウェブマスター用公式YouTubeチャンネルにおいて、「埋め込んだYouTube動画にスキーマタグをマークアップすべきかどうか」について言及していたので、その紹介をしていきます。(Should I add schema.org markup on my videos even if they’re on YouTube? – YouTube-2013/11/4)
まず、スキーマとは何か簡単に説明していきましょう。

スキーマとは?

スキーマとは、ウェブページ上で記述された内容が「何を意味するのか」を検索エンジンに伝えるために標準化されたHTMLタグです。
例えば、ある家電を紹介しているページがあったとしましょう。ここでスキーマを用いると、このページに記述されている商品(家電)の名称やイメージ画像、幅や高さなどの本体サイズ、重さ、料金などの情報を検索エンジンに伝えることができます。さらに、そのページにレビューのコメント等がある場合には、レビュー数や評価の平均値なども検索エンジンに伝えることができます。
Schema.orgでは、商品、映画、イベント、組織など様々なスキーマを用意しており、Bing、Google、Yahoo! などの検索エンジンに対応しています。
スキーマを導入することにより、ユーザーが特定の検索を行った際に、レビュー数や評価の平均など役に立つ詳細情報(リッチスニペット)が検索結果に表示される場合があります。これにより、クリック率が増加し、アクセス数向上に繋げることができます。

埋め込んだYouTube動画にはスキーマタグをマークアップするべきか?

スキーマの説明はこの辺でとどめておいて、本題へと移りましょう。
YouTubeチャンネルの動画では、マット・カッツ氏がウェブマスターからの質問に答えるという形式となっており、その質問内容は以下になります。
YouTubeの動画ページが検索結果に表示されると、自動でリッチ スニペットが表示されます。
このとき、自分のサイトに埋め込んだYouTube動画には動画用のスキーマタグをマークアップすることは推奨されますか?それとも余計なことでしょうか?
(cliquekaila ,アメリカ アリゾナ州フェニックス)
上記の質問に対して、マット・カッツ氏は以下のように回答(抜粋)しています。
ウェブマスタートレンドアナリストに質問内容を確かめてみたところ、「はい、マークアップして下さい。」との回答を受けました。
一般的に、動画であろうと無かろうと関係なく、より多くのスキーマタグでマークアップされていれば、ページ上何が本当に重要な情報なのかを検索エンジンが解釈しやすくなります。
以上より、埋め込まれたYouTube動画には動画用のスキーマタグをマークアップすべきであり、さらには、動画用のスキーマタグに関係なく、スキーマタグをマークアップすべきであるということがわかります。

スキーマタグでマークアップするメリット

Googleはスキーマタグのマークアップにより、ウェブ上にあるあらゆる情報をデータとして正確に認識し、整理し、検索結果の精度向上に役立てていきたいと考えているように思われます。
Googleは、スキーマタグのマークアップを簡単に行える構造化データのマークアップ支援ツールを提供しています。
このツールは、スキーマの各項目を現状のページからテキストや画像をカーソルで選択することで、HTMLソースを自動で生成することができます。
実際にツールを使用してみましたが、直感的に簡単に使用することができ、とても便利でした。
ただし現状、このツールでは設定できない項目もあり、スキーマタグのマークアップを促進するためにも、すべての項目を設定できるようにツールが改良されれば、より便利になるのではないかと感じました。

Mutsumi kobayashi

2006年よりSEOコンサルタントとして活躍。デジタルアイデンティティSEO div.manager。金融、不動産、EC、アパレル、通信サービス、人材など業界・業種を問わず経験豊富。プログラマー資格を保有し、クライアントのシステム部と綿密に連携したコンサルティングを得意とする。直近は新規事業立ち上げ、自社メディア運営に携わるなど、組織強化や新規サービス開発にも従事。Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)保有者。

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