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オールドドメインとは

私がご紹介します

Tanaka Yuta

TanakaYuta SEO Div. コンサルタント

現在までに100社以上のSEO対策に従事し、様々なジャンル・キーワードで上位表示を実現。薬機法管理者の資格を有しているいること、SEOライターとして自身でもライティングができることから、広告表現が難しい医療・美容・健康を得意領域としている。「成分名」や「〇〇 効果」などの難関キーワードでの上位表示実績多数。SNSでの情報発信にも力を入れており、約10,000名のフォロワーを獲得している。

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オールドドメインとは中古のドメインのことで、以前に別の運営者によって使われていたドメインや、一般的に使用年数の長いドメインを指します。

被リンクの場合、かつてサイトとして使われていたことで「被リンクがついている」「ページランクが高い」「ドメイン年数が長い」といったことから、新規ドメインと比べても価値の高いドメインとされていました。

しかし、最新の被リンク対策ではオールドドメインも新規ドメインもさほど効果は変わらず、むしろオールドドメインのほうがリスクが高いとされています。

オールドドメインと新規ドメインの違いは?

被リンクの数

オールドドメインの最大の価値とも言っていいのは、かつて運営されていたサイトに対する被リンクがそのまま残っているということです。

ドメイン自体は失効してしまっても、リンク元の運営者がそれに気づかない限り、リンクは有効になったままの状態となっています。

このように、被リンクがたくさん貼られていたり、価値の高いサイトからリンクされたオールドドメインを購入することで、新規ドメインよりも数歩進んだ状態でサイトをスタートすることができると考えられています。

有効な被リンクを増やすための施策についてはこちら

ドメイン年齢

オールドドメインは、前の運営者がドメインを取得してからの年数である「ドメイン年齢」が引き継がれます。

このドメインエイジは、長ければ長いほど効果が信用性も高くなるといわれているため、SEOに有利という考え方があります。

ドメインランク

オールドドメインは、検索エンジンの評価指標である「ドメインランク」も引き継がれます。

ドメインランクとはGoogleが発表しているものではなく、SEOツールの一つであるahrefsが独自に設定している指標で、ドメインランクが高いほど、検索エンジンから高い評価をもらえる可能性があるといえます。

オールドドメインを利用するリスクについて

現在Googleでは「リンクの質」を重視している傾向にあるため、低品質なリンクや不自然なリンクが残っていると無効化や自動ペナルティのリスクがあるといえます。

また、過去にペナルティを受けていたオールドドメインを購入すると、その評価もそのまま引き継いでしまうので注意が必要です。

このように、選んだオールドドメインによっては、SEOに有利となるどころかかえってマイナスからのスタートになりかねません。

なるべく現行のサイトと関連性が高く、かつ価値の高いサイトからのリンクが残っているものを選べばSEO上有利にはたらく可能性がありますが、残念ながらこういったドメインは滅多に出回らないというのが現実です。

こういったさまざまなリスクを確実に回避したいのであれば、新規ドメインを購入することをおすすめします。

それでもオールドドメインにはメリットがある

昔ほど大きな差はありませんが、やはり長い年数を運用していたオールドドメインのほうが有利な面は残っています。オールドドメインのメリットを紹介します。

インデックス速度が速い

クローラーはサイトの更新頻度を見て、頻度が多いサイトに関しては素早くインデックスしてくれる傾向にあります。

オールドドメインの内、更新頻度の高いサイトであれば、新規サイトと比べてもインデックスの速さに差がつきます。

同じ内容の記事を同時にアップした場合、オールドドメインのほうが先にインデックスされやすいため、後からインデックスされた新規サイトのほうはミラーコンテンツや低品質なコンテンツとみなされる可能性があります。

スピードが勝負のWebの世界においては、このインデックス速度の差が大きいとも言えます。

インデックスとは

希望するドメイン名の取得ができる

通常、ドメインはインターネット上でウェブサイトを識別するためのアドレスであり、同じ文字列を複数のウェブサイトが利用することはできません。

また、インターネット上では、特定のキーワードやブランド名を含むドメイン名が既に取得されていることがよくあります。しかし、オールドドメインは以前に利用されていたドメインであり、そのオーナーがドメインの放棄や売却を決めた場合、希望するドメイン名を取得できるかもしれません。

検索上位に表示されやすい

検索エンジンは、長期間にわたって存在しているドメインをより信頼性があると見なし、新しいドメインよりもオールドドメインを優先してランキング付けする傾向にあります。

通常なら定期的に良質なコンテンツを上げてドメイン評価を得ていくものですが、オールドドメインはそのような過程を経なくてももともと長期間運営していたので、ドメインパワーの強いサイトになる可能性が高いです。

まとめ

SEO業界では「オールドドメインは効果がない」という認識が広まっていますが、厳密に言えばオールドドメインを使用するメリットは十分にあると言えます。

ただし、ペナルティリスクを抱えたオールドドメインであれば使用は避けたほうが良く、被リンクとしてオールドドメインを購入するのは今後もおすすめできません。

オールドドメインの利点を生かしながら、自然なドメイン運用を心がけましょう。

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