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こんにちは。SEO担当の半田です。
いよいよ年末に差し掛かり、既に仕事納めとなった方もいらっしゃると思います。
2016年はBrexit、iPhone7の発売、アメリカ大統領選挙におけるドナルド・トランプ氏の勝利、電通過労死問題など大きなニュースに事欠かない年となりましたが、SEO業界も大きな変更や発表が相次ぎ、対応に追われた担当者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、デジタルマーケティングブログ恒例の「年末SEOトピック振り返り」で2016年を締めたいと思います。
目次
5月:モバイルフレンドリーアルゴリズムの強化
2015年より導入されたモバイルフレンドリーアルゴリズムが2016年5月に強化されました。
あくまで「強化」であったため、大きな混乱はなかったものの、SEO施策もモバイル対応をしっかりしなければいけないと強く意識するきっかけとなる発表でした。
詳細は下記の記事をご覧ください!
【速報】モバイルフレンドリーアルゴリズムが2016年5月よりアップデート
モバイルフレンドリーアルゴリズムって結局なんだったの?
- モバイル(SP)の検索結果に影響する検索アルゴリズム。
- モバイル(SP)で見る際に読みやすく、使いやすいサイトを推奨している。
- 「ページ単位」で順位に影響を及ぼす。
- サイトがモバイルフレンドリーになっているかは、モバイルフレンドリーテストで確認!
9月:ペンギン・アップデート4.0
Googleのガイドラインに違反しているサイトの評価を下げるペンギン・アップデートの更新があり、さらに、手動更新から自動更新に変更になったという発表がありました。
ペンギン・アップデート4.0によって、ユーザーから評価されるコンテンツを持つサイトこそが評価されるという風潮がいっそう強まり、コンテンツSEOの重要性が再認識された発表となりました。
ペンギン・アップデート4.0って結局なんだったの?
- ペンギン・アップデートとは外部リンクにおけるGoogleのガイドラインに違反しているサイトの評価を下げるアルゴリズムに関する更新の事。
- ペンギン・アップデート4.0以降は自動でアルゴリズムが更新されるようになった。
- 不自然な外部リンクなどを設置せず、適切に運用しているサイトであれば気にする必要はありません!
10月:Accelerated Mobile Pages(AMP)の正式導入
GoogleがTwitterなどの企業と協同で進めてきたAccelerated Mobile Pages(AMP)が日本でも正式に導入され、最近では検索結果でも多く目にするようになりました。
AMPの詳細は下記の記事をご覧ください!
【AMP】Googleが推進するAMPとは?概要と対応方法まとめ
また、2017年によりいっそう注目を集めるだろうとされているのがProgressive Web Apps(PWA)です。
PWAの詳細は下記の記事をご覧ください!
AMPより、ずっとはやい! AMP Up with プログレッシブ ウェブアプリのススメ
AMPはページの有無によって順位が大きく変動するという類のものではありません。
しかし、AMPによるページの高速表示は「モバイルでの検索体験を向上させる」「検索をより良いものにする」というGoogleの理念にそったプロジェクトです。
画像検索にも対応するなど、AMPは徐々に影響範囲を広めています。
2017年にもこの動きは継続していくと考えられます。今のうちに、要チェックです!
AMPって結局なんだったの?
- AMPとは、モバイルでページを高速に表示させるための新しいHTML規格の事。またはそのプロジェクト名。
- 記事・動画など対応しているページはまだ限られているものの、対応しているコンテンツや範囲を広げつつある。
- 順位への直接的な影響はないものの、モバイルでの検索体験の向上はGoogleが強く意識しているため、チェックしていて損はなし!
11月:モバイルファーストインデックス(MFI)の採用を発表
業界に激震の走ったモバイルファーストインデックスの発表。様々な憶測や予想が飛び交い、2016年12月の今もはっきりしていない部分が多く、頭を悩ませている方も多いでしょう。我々も日々トピックを追いながら議論を重ねています。
モバイルファーストインデックスの詳細は下記の記事をご覧ください!
Googleが「モバイルファーストインデックス」の採用を発表!
モバイルファーストインデックスについては、オフィスアワーやGoogleの中の人の発言により少しずつ仕様が掴めるようになってきました。しかし、判然としない部分も多く、2017年も引き続きこのトピックを注意してフォローする必要がありそうです。
モバイルファーストインデックスって結局なんだったの?
- モバイルファーストインデックスとは、PCサイトを基準に評価していたものを、モバイルサイトを基準に評価するよう変更になるというランキングアルゴリズムの大規模な変更のこと。及びその発表について。
- モバイルサイトへの対策が不十分だった場合、順位に大きく影響を受ける可能性がある。
- モバイルフレンドリーとは別の話!モバイルサイトでコンテンツを制限している場合など、問題がある場合は改修などの検討が必要!
2016年のSEOまとめ
一言で言ってしまえば、「モバイルシフトが大きく進んだ1年」であったと思います。
2015年にモバイルからの検索数がPCからの検索数を上回り、モバイルサイトがユーザーの目に触れる機会が増え、Googleもモバイルの重要性を強く認識していると考えられます。
AMPはまだまだ普及が進んでおらず、モバイルファーストインデックスについても色々な事について「諸説ある」という状態で、過渡期であると強く感じています。
しかし、やるべきSEOの本質はいつだって変わりません!
- ユーザーが必要としているコンテンツを提供すること
- ユーザーが使いやすいサイトを作ること
いつだってGoogleはこの2点を実現するためのアップデートを繰り返してきました。それは2017年だって変わらないはずです。
2017年はよりモバイルファースト化が進み、ユーザーエクスペリエンス(UX)を高める施策が重要になってくるのではないでしょうか!
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2017年も目前ですが、みなさま良いお年をお迎えください。
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