- セミナーレポート
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2020年6月1日、株式会社イルグルム様主催のオンラインセミナーにて、
【「変化に強い」デジタルマーケティング戦略とは?緊急時におけるシフトチェンジ方法】
というテーマで弊社Consulting Div. マネージャーの佐野が登壇いたしました。
そのセミナーの概略をレポートいたします。
コロナ影響を受けて、停滞企業と成長企業の“差”とは?
この2,3カ月はコロナの影響がどの業界でも多かれ少なかれ起きており、コロナ前後で施策の進め方を変えざるを得ない状態にあったかと思います。
そんな中、停滞する企業と成長し続ける企業に違いが見られました。
成長し続ける企業に備わっていたもの、
それは“変化に強い”という特性にありました。
変化に強いとはどういうことか?
次の章でさらに深ぼっていきましょう。
変化に強いマーケティング戦略とは?
変化に強いマーケティング戦略を一言で言い表すと、
『広く、考えられ得る施策をすでに備え、環境に合わせてそれらをいつ何時でも実施できる体制があるマーケティング戦略』
だと言えます。
そしてその要素を分解すると、以下の3点が揃っていると変化に強いマーケティング施策が実行できると考えらえます。
①備えがある
②柔軟性が高い
③実行力がある
それぞれの章でどうそれらを実現していくかを見ていきましょう。
変化に強い①~備えがある~
事前に、考え得る施策を広く想定し『備える』ことが変化に強い1つ目の要素です。
では何をどう備えればいいのでしょうか?
①まずは、カスタマージャーニーを描き全体のロードマップの中から課題の可視化をすること
②次に、考え得る課題に対してその課題を解決するための施策を出し切ること。
③そして、整理するために検討している施策を一覧化するのです。
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変化に強い②~柔軟性が高い~
現在の市場環境、自社の状況に合わせて『柔軟に』動ける体制を作ることが変化に強い2つ目の要素です。
どうその柔軟性を作っていくのでしょうか?
①まずは一覧化した施策に対して「適用のスピード感」や「予算感」を追加していきます。この時、各項目を1~5の5段階で評価します。
②次に、①で追加した項目や評価を加味してその時点での優先度を済・高・中・低で分類してください。
こうすることで施策が分かりやすく整理され、今置かれている状況にあわせて柔軟に動くことが出来るようになるのです。
変化に強い③~実行力がある~
各施策を優先度に応じてしっかりやり切る『実行力』があることが変化に強い3つ目の要素です。
今回の環境変動(コロナ影響)で考えると、
単純売上の減少やマーケティング予算の縮小などがマーケティング活動に影響を及ぼした要素かと思います。
この時、単純に広告費用を抑えて終わり。
ではなく、”今だからこそできること” を見極め粛々と取り組んでいくことが成長のカギとなります。
例えば、足元の広告を縮小せざるを得ないにしても、短期的には効果が出ないが、長期的な視点では重要なサイトにおけるSEO対策や解析環境の整備、MAツール導入検討などインフラ整理に時間をかけることができます。こういった、短期的なアクションに忙殺され普段出来なかったことをしっかりと準備・実行していくことが大切なのです。
まとめ
3要素(①備えがある・②柔軟性が高い・③実行力がある)を兼ね備えた企業様がデジタルマーケティングにおいて成長し続けるというお話をしました。
より自社にあった施策やコロナ状況に見合った体制を整えたい方は以下から弊社までのお問合せください。
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