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海外SEO対策の最良実践チェックリスト

海外SEO対策の最良実践チェックリスト

私がご紹介します

Mutsumi Kobayashi

kobayashiMutsumi

2006年よりSEOコンサルタントとして活躍。デジタルアイデンティティSEO div.manager。金融、不動産、EC、アパレル、通信サービス、人材など業界・業種を問わず経験豊富。プログラマー資格を保有し、クライアントのシステム部と綿密に連携したコンサルティングを得意とする。直近は新規事業立ち上げ、自社メディア運営に携わるなど、組織強化や新規サービス開発にも従事。Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)保有者。

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最近弊社でも問合せの多い、海外サイトにおけるSEO対策。
日本のお客様から「海外にサービス展開をするので海外の検索エンジンで上位表示させたい!」とお問い合わせをいただいたり、逆に海外のお客様から「日本の検索エンジンで上位表示させたい!」とお問い合わせいただくこともあります。
そんな時に役立つ、海外SEO対策における実践チェックリストの記事が掲載されていたのでご紹介。

Conversation Marketing from Portent, Inc: Internet Marketing with a Twist of Lemon
International SEO Best Practices Checklist 2013/02/12 David Portney

国際的なSEOの最良の実践チェックリスト

1,ホスティング

Googleは、IPアドレスに基づいて、サーバーの場所を検出します。
その為、上位表示したい対象国のサーバーでホスティングするべきでしょう。

2,国コードトップレベルドメイン名(ccTLD-Country code top-level domains)

ドメインには、上位表示したい対象国のccTLDを使用します。
例:ベルギーの場合は、www.YourAwesomeWebsite.beを使用します。

国コードTLDの完全なリストは下記で見ることができます。
http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_Internet_top-level_domains

3,コンテンツ、言語、文化

最もよい方法としては、上位表示したい対象国のネイティブスピーカーによって書かれたオリジナルの、新鮮なコンテンツを投稿してください。
もし既に存在するコンテンツを海外サイト向けにする場合は、自動翻訳は避け、正しい構文、スペル、および文化的な表現を使用して、ネイティブまたはネイティブバイリンガルスピーカーによる翻訳をお願いして下さい。

4,外部リンク

国/地域固有のリンク、特に、業界、関連の業界団体、協会、ブログ、オンライン新聞、他の団体、その土地の出版物からのリンクを獲得しましょう。
外部リンクを購入するのではなく、あなたがその国に属している/属すことができる業界団体、ベンダー、パートナーサイトからリンクを獲得すべきです。

5,引用文

都市、地域、国の固有の引用は、オンラインイエロー/ホワイトページリスト、ニッチディレクトリ、およびオンラインビジネスデータベースと同等に得られるべきです。
ローカルビジネスにおいてビジネスのNAP(名前、住所、電話番号)が、得られた各引用と100%一貫していることが重要です。

6,物理的な位置

実際の住所は、サイト全体のフッターにウェブサイト上のプレーンテキストで載せておきましょう。
最低限、「contact」「about」等のページには掲載しましょう。

7,HTMLの言語仕様

ウェブサイト上で使用される言語を宣言するためにHTMLのlang属性を使用します。
例:ドイツでのあなたのウェブサイトには、

<html xmlns="..." xml:lang="de" lang="de">
<meta http-equiv="Content-Language" content="de" />
<p xml:lang="de">

などと記載し、ドイツ語のページであることを示します。

8,Googleサーチコンソール

Googleサーチコンソールでジオターゲティングを設定しましょう。

9,Googleマップ

勤務先の住所をリストにし、Googleマップで場所を確認しましょう。

10,Googleローカル

プロファイルを作成し、フィールドをきちんと埋めましょう。

11,通貨

価格が記載されている又は、その他の金銭的参照がサイト上で行われた場合は、当該国の通貨記号が使用されます。
例:日本では「円」を使用する。

どうでしたか?
全部が全部ランキングに影響があるかと言われるとそうではありませんが、チェックすべき項目ですね!
個人的には、ホスティングに関しては、Googleにターゲットエリアを知らせるという意味で昔ほど優先度は高くないと感じていますが、やはりユーザーの近くにサーバーがあった方が表示スピードやクロールの面でも優位ですし、対応した方がベターですね。
又、ドメインは対象国のccTLDがベストですが、「.com」等のLD(generic Top Level Domain)でも問題ありません。
多言語展開を考えている場合は、ccTLDよりgTDLがおすすめです。
問題なのは、対象国以外のccTLDを取得している場合です。
中国のサーバーにある中国のccTLDサイトを日本で上位表示するというのは現実的ではありません。
ちなみにccTLDはウェブマスターツールで地域ターゲットを指定する事ができないのでご注意下さい。

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