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Light Houseとは、SEOの効果を高めるために必要なツールです。Light Houseを使用することで、サイト全体や、各ページの表示スピードを向上させるための各項目を分析することができます。
とはいえ、Light Houseとはそもそもどのようなツールであるか、どのように使用するのかがわからないという方も多いのではないでしょうか。
本記事では、Light Houseの基礎内容から、導入方法や使い方までわかりやすくご紹介します。自社サイトの表示速度UPや、SEO評価を高めたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
Light Houseの概要
ここでは、Light Houseの概要についてご紹介するとともに、Light Houseを使ってできることについてご紹介します。
Light Houseとは?
Light Houseとは、Googleが運営するアプリツールで、Webページの品質向上に役立つように開発されました。ユーザー満足度をスコア化し、サイト内における各項目の改善すべき点を教えてくれるため、Webサイトのパフォーマンスを向上させることが可能です。
主に、サイト内の表示スピードをUPさせるためのツールにはなっていますが、表示スピード以外でも、SEOの観点から改善するべき点が表示される仕組みとなっています。
Light Houseでできることとは?
Light Houseでは、次の5つの項目について分析することができます。各項目を分析し、改善すべき点を明確にすることで、WebサイトのSEO対策を強化することが可能です。
- Performance
- ProgressiveWebApp
- Accessibility
- Best Practices
- SEO
上記5つの評価基準を元に、1つのサイトを客観的に分析することで、ユーザーが使いやすいサイトにすることができます。それぞれの評価基準については、記事の後半で詳しくご紹介いたします。
Light Houseを導入する方法
Light HouseはGoogle Chromeの拡張機能ですので、導入するためにはGoogle Chromeが必要です。Google Chromeを起動(Google Chromeのインストールはこちらから)し、Light Houseのインストールページから、Light Houseをインストールします。
Light HouseをPCにインストールした後は、右上に表示される「びっくりマーク」をクリックします。クリック後、しばらくすると「Generate Report」のマークが現れます。
Generate Reportを押すと、レポートが見えるようになり、対象のサイトを分析することが可能になります。
Light Houseでのサイト評価基準
Light Houseでは、いくつもの項目によってサイトの評価が下される仕組みとなっています。
- 使われていないCSSなどは削除されているか
- メタディスクリプションタグにタイトルが記載されているかどうか
- 画像要素にaltが指定されているかどうか
上記以外にも、多くの評価項目が設定されています。中にはエンジニア等の知識が必要になる項目があるものの、評価項目の多くは基礎的な部分の改善点であるため、改善できる点から1つずつ見直していきましょう。
Light Houseの使い方
Light Houseでは、主に下記5つの機能を使用します。
- Performance
- ProgressiveWebApp
- Accessibility
- Best Practices
- SEO
それぞれを順番にご説明します。
Performance
Performanceの項目では、表示スピードやサイト内での回遊スピード(便利性)についてのパフォーマンス能力がを調査できます。
ページによってスコアが異なるため、スコアが低いページを優先的に改善することや、ユーザーが利用した際に、反応スピードが遅い操作を早くするように改善することが可能です。
サイト全体のスピードや、回遊スピードがUPするよう改善することで、サイト内全体のSEO評価を向上させることができます。
Progressive Web App
Progressive Web Appでは、サイト内をアプリ同様の使いやすさにするための評価項目が存在します。前提として、Progressive Web Appとは、サイトを使用する際に、アプリ同様の機能性やユーザビリティを提供する仕組みのことです。
つまり、Progressive Web Appを高めることができれば、Googleからユーザーファーストで作られたWebサイトだと認識される可能性が高くなるため、SEOで有利に働くメリットがあります。
Accessibility
Accessibilityは、サイトを訪れるユーザーや、サイト内を巡回するクローラーが見やすいサイトになっているかを判断するための項目です。
たとえば、サイト内のランディングページ(LP)や、各記事内にある文字や背景の色がわかりやすくなっているかどうかがチェックされます。内容をすぐに判断できるような表示形式になっていると、ユーザーが使用しやすいサイトだと評価されやすくなります。
また、Googleのクローラーからの評価を高めるためには、サイト内でHTMLが正しく表示されているかをチェックすることも必要です。
Best Practices
Best Practicesという項目では、サイト内のスクロールパフォーマンスを向上させる方法を知ることが可能です。スマホで上下にスクロールしやすくなる方法や、ユーザービリティの観点から改善すべき項目を調査できます。
SEO
SEOでは、そのままSEO対策の観点に対しての評価が下されます。SEOでは、特に検索エンジンで上位表示するための改善方法に目を向けることが重要です。
SEOの項目を改善することで、Googleとユーザーの双方から好まれるサイトを構築することが可能になり、結果として検索上位を取れる可能性が高まります。
Lighthouse以外におすすめのサイトチェックツール
記事の前半では、Lighthouseでサイト内を判断する項目についてお伝えしてきました。ここでは、Lighthouse以外でおすすめのサイトチェックツールを3つご紹介します。
- モバイルフレンドリーテスト
- 構造化データテストツール
- test my site
それぞれご紹介します。
モバイルフレンドリーテスト
モバイルフレンドリーテストでは、調査したいWebサイトがモバイルフレンドリーに対応しているのかを把握することが可能です。
画像によってページ速度が重くなっていないかなどの細かな指標を確認できるため、1つずつ確認して改善することで、SEO対策において抜け目のないWebサイトを構築できます。
構造化データテストツール
構造化データテストツールでは、Webサイト内のデータが適切に設定されているかどうかを把握することが可能です。
検索窓に調査したいWebサイトのURLを入力し、「警告なし・エラーなし」の調査結果であれば、何も問題はありません。
仮に問題が起きていた場合、構造化データはエンジニアとしての知識が必要になる部分もあるため、一度のみならず、定期的にチェックしておきたいツールだと言えます。
test my site
test my siteでは、自社のモバイルページスピードを、競合と比較してどれぐらい速いのかを分析することが可能です。
また、離脱率も同時に調査することが可能です。Googleアナリティクス等のデータと照らし合わせ、極端に離脱率の高いページは、リライトの対象として改善していくと良いでしょう。
まとめ:LighthouseでSEOの評価をチェックしましょう
Lighthouseを使用すれば、Webサイトの改善するべきポイントを調査することができ、全体的なSEO対策を強化することが可能です。改善に手を出しやすい項目も複数存在すると思われますので、負担の少ない領域から手を出してみることをおすすめします。
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