第三者配信
第三者配信サービス
これまで広告配信をする場合は、媒体社のアドサーバーに広告素材を入稿して配信していました。
この場合、第三者配信とは、媒体社のアドサーバーに変わり、広告を一括して管理し配信するアドサーバーを利用して配信することを言います。
一括管理・配信することで、広告効果の把握やクリエイティブの最適化が、複数の媒体を横断して可能になります。
また、一人のユーザーに何度広告を表示しているか、といったフリークエンシー(接触頻度)のコントロールや、自社のサイトに初めて訪れたユーザーか再訪かを判別してクリエイティブを出し分ける、といったことが可能になります。
さらには、リスティング広告の配信管理も一括して行えるため、検索とバナー広告との相関性や最適な出稿量などが検証できる仕組みとなります。
アメリカでは既に第三者配信が主流となりつつあり、今後日本でも、一元管理プラットフォームとして主流になっていくことが予想されます。

第三者配信はこのような方にオススメします
- 投資対効果の見合う媒体がなくなってきている
- 第三者配信は広告の配信からCVまでを効果計測できます。
広告は見たもののその場ではCVに至らなかったユーザーが、別のタイミングでCVした場合、その広告価値を正しく評価できていないのが現状です。
生活者が商品やサービスを購入するには検討時間があります。
これまでのように直接の広告クリックからCVまでのみを投資対効果としていては気がつけなかった有益な媒体発掘のベースとなります。
- 同じユーザーに何度も同じ広告を配信してしまっているのでは?
- 例えば、媒体Aと媒体Bに広告を配信した場合でも、ユーザーが重複していることはありますが、実際どれだけの割合で重複していたか等は、把握できませんでした。
第三者配信は広告配信を一括管理するため、媒体に依存することなく1ユーザーに何度広告を露出しているかを把握できます。それに応じて適切なクリエイティブを配信することができます。接触回数毎に訴求を変えることで、いわゆる「飽き」の状態を回避し、成果へ導きます。
- リスティング広告の効果が頭打ち
- リスティング広告の競争環境は激化、かつ、検索数自体が伸び悩んでいるため、顕在層のみへのアプローチでは難しい状況かもしれません。ターゲットユーザーの設計をした上で、検索はしていないがニーズがあるであろうユーザーに、リスティングとは別のコミュニケーションで広告配信をします。
- 過去にバナーやテキスト広告を実施したが効果がなかった
- これまではターゲットが多く含まれるであろう広告枠を一定期間購入する、という方法でしたが、 第三者配信ではターゲットであろうユーザーがメディアに接触した際に広告を配信します。
形式はバナーやテキスト等、変わりはありませんが、配信するロジックが全く異なります。
- バナーやテキスト広告の効果目標が正しく設定できない
- リスティング広告の効果目標が直接コンバージョンに設定されやすいのに対し、
バナーやテキスト広告の目標は、その露出効果も含めて評価すべきです。
第三者配信では、広告露出から成果までを一元管理するため、直接クリックはされなかった広告であっても、
その後、間接的に成果に繋がっているのか?という検証が可能です(ビュースルーコンバージョン)。
- クリエイティブ検証をしているが決定打が見つからない。かつ管理が、煩雑。
- ある媒体に出稿して効果が悪かった場合、要因は媒体?クリエイティブ?配信時期?など、複数の要素が存在します。
クリエイティブを正しく評価するには豊富な実績データが有効です。第三者配信プラットフォームでクリエイティブを一元管理することで媒体に依存することなく、実績データを蓄積し評価することができます。また、個別媒体毎のクリエイティブ検証は手間がかかりすぎ、本来割くべきユーザー設計などに時間を割けない等、本末転倒な状況に対しても有効です。
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