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レスポンシブディスプレイ広告の基礎から入稿規定まで徹底解説

自社ブログ_レスポンシブディスプレイ広告

レスポンシブディスプレイ広告とは、機械学習をもとに広告文(広告見出し、説明文)やバナー(画像、動画、ロゴ)を自動的に組み合わせることができる広告フォーマットです。特に、クリック率を上げるために有効な広告フォーマットであり、広告運用者は必見の内容となっています。本記事では、レスポンシブディスプレイ広告について基礎から実際の入稿までを詳しく解説します。

レスポンシブディスプレイ広告について

レスポンシブディスプレイ広告とは、広告文(見出し、説明文)とバナー(画像、動画、ロゴ)を設定することにより、広告枠に合わせてサイズやレイアウトを自動調節します。
通常のディスプレイ広告では、1つのバナーに対して、1つの広告文しか設定することができませんが、レスポンシブディスプレイ広告では、複数のバナーと複数の広告文の組み合わせることができます。そのため、各バナーごとに最適な広告文を、配信することが可能です。

レスポンシブディスプレイ広告のメリット

続いて、レスポンシブディスプレイ広告のメリットについて説明します。

広告の自動最適化

レスポンシブディスプレイ広告は一つの広告に複数のアセットを登録できます。また、設定したバナー、広告文に対してGoogle/Yahoo!の機械学習が、過去のパフォーマンスに基づき、複数の画像と広告文から最適な組み合わせを予測し表示します。そのため、広告主は時間をかけずにユーザー・広告枠にあった広告を出すことが出来ます。

表示回数・クリック率の向上

上記の通り、レスポンシブディスプレイ広告は画像や広告文が自動で最適化され、様々なサイズの広告枠に表示されます。そのため、掲載面が広がり、表示回数が向上します。
また、過去のパフォーマンスに基づき複数の画像と広告文から最適な組み合わせを予測し表示するため、ユーザーに合わせた広告が配信でき、クリック率の向上も見込めます。

動的リマーケティングとの併用

動的リマーケティング(※)を配信されている方は、レスポンシブ ディスプレイ広告でも動的リマーケティングを利用することが可能です。あらかじめ指定したアセットとフィードで入稿した情報を組み合わせることで、より最適なバナーをユーザーごとに表示します。

※動的リマーケティングとは、過去にサイトに訪れたユーザーごとにクリエイティブを動的に表示することができます。通常のリマーケティングでは過去にサイトに訪れたユーザーに対して指定した広告を表示します。

レスポンシブディスプレイ広告のデメリット

続いて、レスポンシブディスプレイ広告のデメリットについて説明します。

審査に通りにくい

広告文が酷似していたり、特定キーワード(最上級表現、薬事法に触れるキーワードなど)が使用されていると審査落ちする可能性が高くなります。   

分析がしづらい

最終的に複数登録している広告文の中で成果の高い組み合わせは分かりますが、その組み合わせごとの詳細なパフォーマンス数値はわかりません。そのため、成果が良かった理由を特定することが難しいです。

レスポンシブディスプレイ広告の入稿規定

ここまでレスポンシブディスプレイ広告のメリット・デメリットについて説明してきましたが、ここからは実際の入稿規定について説明します。

画像・動画

<画像>

素材名 最小画像サイズ 最大ファイル 入稿可能数
横長(必須) 横縦比 1.91:1
推奨 1200×628
Google ~5120 KB
Yahoo! ~3MB
最低2個
最高15個まで
スクエア(必須) 横縦比 1:1
推奨 300×300
スクエアロゴ(省略可能) 横縦比 1:1
推奨 180×180
   1200×1200
最大5個まで
横長ロゴ(Googleのみ) 縦横比4:1
推奨 512×128
   1200×300

<動画>

素材名 推奨アスペクト比 最大動画時間 入稿可能数
動画 16:9,1:1 Google 30秒以内
  Yahoo! 60秒以内
5個まで

広告見出し・説明文

形式 個数 文字数 掲載
短い広告見出し 1~5個 <Google>
半角 30文字以下
<Yahoo!>
半角20文字以下
長い広告見出しが収まらない小さな広告スペースの場合、 1 行目に表示される。説明文とともに表示される場合とされない場合がある。
長い広告見出し
(Googleのみ)
1個 全角45文字、
半角90文字以下
広告枠が大きな場合、短い見出しの代わりに広告の最初の行に表示される。説明文とともに表示される場合とされない場合がある。長い見出しが広告に表示される場合、表示できる長さは表示されるサイトによって異なり、表示しきれない場合は末尾に省略記号(…)が表示される。
説明文 1~5個 全角45文字、
半角90文字以下
広告見出しに加えて表示することで、ユーザーに行動を促す。
広告見出しの後に表示されることがあり、表示される長さは、掲載先のサイトによって変わる。表示しきれない場合は、末尾に省略記号(…)が表示される。

レスポンシブディスプレイ広告の入稿方法

続いて、レスポンシブディスプレイ広告の入稿方法について説明したいと思います。
Googleレスポンシブディスプレイ広告の入稿フローは下記のとおりです。

  1. Google広告の管理画面にログインする。
  2. レスポンシブディスプレイ広告を入稿したいアカウントにログインする。
  3. 「広告と広告表示オプション」タブへ移動し、「+」ボタンを押して「+レスポンシブ ディスプレイ広告」を選択。
  4. 自社ブログ_レスポンシブディスプレイ広告_文中①

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  5. 広告を入れたいキャンペーン・広告グループを選択する。
  6. 画像、ロゴ、動画、広告見出し、説明文、最終ページURL、表示URL(任意)、URLオプション(任意)をそれぞれ入力して保存し完成。
  7. 自社ブログ_レスポンシブディスプレイ広告_文中③

レスポンシブディスプレイ広告の運用ポイント

バナー、広告文、遷移先の一貫性

レスポンシブディスプレイ広告に限った話ではありませんが、広告と遷移先(LP)の関連性が薄いとユーザーは離脱しやすくなってしまいます。そのため、広告の内容と遷移先(LP)のファーストビュー(最初に目に入る部分)が繋がっているかどうかは配信前に確認しましょう。

PDCAを回す

広告配信が開始されたら、広告の管理画面から掲載結果の確認をし、成果の改善をしていきましょう。
成果の良い広告があれば、そのアセットを回し、成果が悪ければ、広告文やバナーを差し替え改善を行いましょう。

ターゲティングの設定

レスポンシブディスプレイ広告はあくまで広告フォーマットの1つです。ターゲティングと組み合わせることで効果を最大限に発揮します。特に、リマーケティングを始めとした確度の高いターゲティングは積極的に組み合わせるようにしましょう。

配信面の精査

成果につながらない配信面も存在します。配信面ごとの広告成果を定期的に確認し、成果の悪い配信面は除外をしましょう。

まとめ

レスポンシブディスプレイ広告は設定したアセットにおいて、いろいろな組み合わせを自動で最適化していきます。機械学習によって、画像と広告文の最適な組み合わせを自動で検証してくれることが強みです。
一方で、ユーザーの感情などを加味して、新しい画像やテキストを自動で生成することはできません。そのため、人間の手が必要となります。

弊社では、レスポンシブディスプレイ広告などを始め、広告運用からクリエイティブの制作まで一気通貫で行っています。
ぜひ、広告運用代行についてご興味がありましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。

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