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Googleサーチコンソールのブランドクエリフィルターとは?機能や使い方を解説

Googleサーチコンソールのブランドクエリフィルターとは?機能や使い方を解説

Googleサーチコンソールの新機能として、新たに「ブランドクエリフィルター」が追加されました。

この機能を利用すると、これまで手動で行っていたブランドクエリの仕分け作業をAIが自動化し、分析の精度向上と工数削減が期待できます。
さらに、ブランド・非ブランド別の検索傾向を手軽に比較できるため、ユーザーの検索行動をより深く理解することも可能です。

本記事では、ブランドクエリフィルターの概要や活用方法、具体的な設定方法までわかりやすく解説します。

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Googleサーチコンソールのブランドクエリフィルターとは

2025年11月20日、Googleサーチコンソールへ追加された「ブランドクエリフィルター」は、ブランド名に関連する語句のみを抽出することができる機能です。

ブランドクエリフィルターの機能

ブランドクエリフィルターは、Googleサーチコンソール上でAIが検索キーワードをブランド・非ブランドに自動分類してくれる機能です。

従来は正規表現を使って手動で設定する必要があり、ブランド名の揺れをすべて網羅できなかったり、複雑な条件を作成する手間がかかったりと、運用面での負担が大きい点が課題でした。

ブランドクエリフィルターを使えば、こうした設定作業が不要になり、ワンクリックでブランド・非ブランドの検索パフォーマンスを比較できます。

そのため、日々のレポート作成や分析を大幅に効率化でき、担当者の作業時間を削減できるのが大きなメリットです。

Googleサーチコンソールでの設定手順

Googleサーチコンソールでは、「検索結果のパフォーマンスレポート」からブランドクエリフィルターを設定できます。

操作もシンプルで、下図のように「ブランド」または「ブランド以外」を選択するだけです。

Googleサーチコンソールでの設定手順

(引用:Search Console にブランドクエリ フィルタを導入 | Google Search Central Blog | Google for Developers

このフィルターは、Web検索・画像検索・動画検索などすべての検索タイプに対応しており、表示回数・クリック数・CTR・掲載順位などの主要指標も同様に確認できます。

「ブランド」を選択すると、ブランド名や関連商品に関する検索クエリが表示され、「ブランド以外」を選択すると、それ以外の検索ワードを抽出できます。

なお、本機能は段階的に展開されているため、ユーザーによってはブランドクエリフィルターがまだ表示されていない場合があります。

ブランドクエリフィルターを使用するメリット

ブランドクエリフィルターを使用するメリット1
ブランド名での検索は、すでに自社や製品への関心が高いユーザーによる流入が大半です。

Googleサーチコンソールでブランドクエリをフィルタリング(除外)すれば、知名度に依存しない「コンテンツ力による純粋な検索流入」を正確に測定できます。これにより、SEO施策が潜在顧客に届いているか、より実態に近い効果検証が可能になります。

さらに、分析情報の概要(サマリー)画面等に新しく追加された「流入割合の内訳」カードにより、ブランド・非ブランドの比率が一目で把握でき、サイト全体の流入構造やブランド認知度の状況も素早く確認できるようになりました。

ブランドクエリフィルターを使用するメリット2

(引用:Search Console にブランドクエリ フィルタを導入 | Google Search Central Blog | Google for Developers

ブランドクエリフィルターを使用する際の注意点

ランドクエリフィルターは便利な機能ですが、AIによる自動判定という性質上、精度のブレや利用条件などの制限があります。 活用する際は、以下の3つのポイントに注意しましょう。

AIによる判定は完璧ではない(誤分類の可能性)

本機能は正規表現のような厳密なルールではなく、AIが文脈に応じて「ブランドに関連するか」を判断します。そのため、誤字脱字が含まれるクエリや、稀にブランドと無関係な語句まで分類されてしまう可能性があります。あくまで傾向把握のためのツールとして捉えましょう。

トップレベルのプロパティでのみ利用可能

本機能は、ドメイン全体を管理する「トップレベルのプロパティ」でのみ動作します。 ディレクトリ単位(例:example.com/blog/)や、サブドメイン(例:shop.example.com)のプロパティでは現在使用できないため、表示されない場合はプロパティの種類を確認してください。

十分なデータ量の蓄積が必要

AIが正確に分類を行うためには、学習材料となるデータが必要です。 そのため、一定以上の検索クエリと表示回数(インプレッション)が蓄積されているサイトでのみ機能が有効化されます。開設したばかりのサイトやアクセスが少ないサイトでは、メニューが表示されない場合があります。

ブランドクエリフィルターの具体的な活用方法

Googleサーチコンソールでブランドクエリフィルターを活用すれば、ユーザーがどのように検索しているのかをより深く理解できます。
ここでは、具体的な活用方法を紹介します。

SEOにおける指名検索の最適化

ブランドクエリフィルターにより、自社の指名検索キーワードの流入数や順位を把握することができます。
表示されているランディングページ(LP)の不備や順位が上がっていないキーワードを効率的に発見できるので、改善ポイントを早く特定しやすくなります。

ブランド認知度の確認

Googleサーチコンソールでブランドフィルターを使えば、広告やPR施策の前後で指名検索の変化を数値で把握できます。

広告施策後のブランド認知向上の効果を明確に評価できるようになるので、広告がどの程度の成果につながったのかを判断しやすくなります。
費用対効果を測るうえでも欠かせない指標となるでしょう。

新規顧客獲得の機会の発見

非ブランドクエリを分析すると、潜在顧客が使っているキーワードを把握できます。
ブランドの認知がまだ低い場合は、特に改善の余地があるポイントです。
CTRが低い、順位が低いキーワードを見つけることで、潜在顧客を新規顧客獲得へとつなげるチャンスになるでしょう。

ブランドクエリフィルターでパフォーマンスを伸ばす方法

ブランドクエリフィルターでパフォーマンスを伸ばす方法
Googleサーチコンソールのブランドクエリフィルターを活用することで、検索データからパフォーマンスを伸ばすことが可能になります。
ブランドの現状を客観的に把握し、成果につながる施策を整理していきましょう。

パフォーマンスレポートを活用

ブランド/非ブランドごとに表示回数・クリック数・CTR・平均掲載順位を比較できるため、ブランド名が「どの程度検索されているか」や「どの位置に掲載されているか」を正確に把握できます。

これにより、検索需要が少ない場合や順位が伸びていない場合に、どの切り口で改善を進めるべきかを検討するためのヒントとして活用できます。

データをもとにした戦略的な施策

Googleサーチコンソールでブランドクエリフィルターを活用することで、自社ブランドの認知度を把握できます。
ブランド名での検索需要が多い場合は、一定のファン層が形成されている証拠であり、最新情報や新製品情報など、ブランドに紐づくコンテンツが有効です。

一方、ブランド名での検索が少なく、関連語句での検索が多い場合は、ブランド認知が十分に浸透していない可能性があります。
このようなケースでは、関連語句から新規顧客を獲得する施策を検討することが重要です。

新規ユーザーにアプローチする際は、疑問点や不安を解消するコンテンツが効果的です。また、ターゲットに合わせて切り口を調整した戦略的な情報設計も求められます。

AI時代におけるブランドクエリフィルターの重要性

生成AIによる回答(AI Overview等)が検索結果に表示されるようになった現在、一般的なキーワード(非ブランドクエリ)でのWebサイトへの流入は減少傾向にあります。ユーザーの疑問が検索画面上で完結してしまうためです。

一方で、ユーザーが特定の企業やサービスを求めて検索する「指名検索」は、AIに代替されない強固なアクセス源といえます。 つまり、ビジネスが健全に成長しているかを測るには、全体のアクセス数ではなく、「指名検索がどれだけ増えているか」を正確に見極める必要があります。

ブランドクエリフィルターを活用し、AIの影響を受けやすい「非ブランドクエリ」と、信頼の証である「ブランドクエリ」を明確に区別して評価することは、これからのWebマーケティングにおける必須の習慣となるでしょう。

まとめ

Googleサーチコンソールのブランドクエリフィルターは、ブランド名に関連する検索クエリをAIが自動的に分類してくれる機能で、設定に手間がかからず、分析の効率と精度を大きく向上させます。

AIが検索結果に回答を返す時代では、指名検索はブランドの信頼度を示す重要な指標となります。
信頼されるブランド作りのためには、既存顧客との関係を深めつつ、新規顧客への認知拡大を図る情報発信が欠かせません。

ブランドクエリフィルターを活用することで、こうした取り組みの成果を可視化し、戦略的な改善につなげることが可能です。

今回の機能を効率的に使いこなすことで、検索エンジンとユーザー双方から選ばれるブランド作りを加速させていきましょう。

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