企業戦略におけるコーポレートアイデンティティや、ビジョン・ミッション・バリュー(以下、総称してCI)の設計は、その企業が集団としてどのように成長していくのか、また市場における差別化を図る上で唯一無二となる必要不可欠な要素です。
企業として伝えたい想いや世界観、目指したい姿を貴社と一緒になって掘り下げ、CIを設計したり、またCIに基づき、WEBサイトや広告クリエイティブをはじめとしたビジュアルデザインや、そもそもの戦略策定に活用できるガイドラインを制作・ご提供いたします。
よくあるお悩み
アイデンティティデザインに関するよくあるお悩みは以下の通りです。
- どのようにCIを設計すればよいのかわからない
- ビジネス展開に合わせて新たに策定したい
- ロゴから全部作り変えたい
- CIはあるがサイトのデザインに反映されていない
- サイトリニューアルでいきなり手を動かし始めて失敗した
- 施策すべてに反映するコンセプトブックやデザインガイドラインをつくりたい
アイデンティティデザインとは
新たな事業を展開する、採用に大きく力を入れる、ブランディングやマーケティング戦略を見直したい、サイトリニューアルを実施したいといった大きく会社や施策の方針を変えるタイミングでは、その前提となる情報を整理して、CIやVI、それに基づくデザインガイドラインも一緒に見直すことを推奨します。
背景や目的、想いを言語化して、戦略や施策の方針となるコンセプトを固めることで全員が同じ視点をもって行動していくこと、一貫したコミュニケーションを展開することで社内の一体感を醸成したり、顧客からのブランド世界観や商品・サービスの理解を深めることににつながるためです。
必要な情報・データを整理・分析し、施策に反映できるレベルまでCIやCIに基づくコンセプト・デザインガイドラインなどを策定することを弊社ではアイデンティティデザインと呼称しています。
アイデンティティデザインの特徴
- 成功するための事前プロセス
- 想いだけでなくデータももとに形づくる
- 本質的なチームビルディングができる
- 柔軟なご支援内容と施策に活用できるアウトプット(成果物)
1. 成功するための事前プロセス
CIやロゴ、デザインガイドラインなどを制作する際、いきなり手を動かし出すのではなく、事前に整理すべき情報など、踏んでおかないといけないプロセスが多々あり、その事前準備が重要です。
- 背景・目的の整理
- KPIや目標
- データの収集と解析
- 商品サービスの情報整理(競合との比較・USPなど含む)
- ターゲットと狙うべき態度・心理・行動の変容
など
貴社の目的に合わせて、必要なプロセスと進行方法をご提示します。
2. 想いだけでなくデータからも導き出す言語の明確化
弊社の考えるアイデンティティデザインとは、想いの言語化をするだけではなく企業全体のビジネスを俯瞰し策定することで、企業そのものに一体感・連帯感の醸成を図ります。
企業全体の分析/解析や、市場における企業のポジション、社会貢献などを俯瞰的かつ多角的視点でとらえ言語や情報要素を導き出していきます。
そのデータから導き出した言語を想いとかけ合わせながら、最適化を実施して最終的なCI策定を実施します。
3. 本質的なチームビルディングができる
アイデンティティデザインでは一部の想いや目的だけで策定するのではなく企業にとって必要な想いを明確化させることで、その企業に集まる全体の本質を言語化・ビジュアル化します。
そのためにプロジェクトメンバーだけではなく、各部署のキーパーソンや代表的な社員メンバーなどを巻き込み、いろいろな視点でインタビューやディスカッション、データの収集をおこないます。
そうすることで全体の情報が整理されるだけでなく、部署を横断した連携や情報共有の文化や体制づくりの契機が生まれ、企業全体の連帯感が高まり、本質的なチームビルディングにつながります。
部署間を横断して人員を巻き込む進み方やプロジェクト進行も弊社がリードしていきますので安心してお任せください。
4. 柔軟なご支援内容と施策に活用できるアウトプット
CIの言語化だけではなく、ビジュアルアイデンティティ(以下、VI)の策定なども可能です。
VIとは、CIから導き出すトーン&マナーなどの視覚的な意思の統一表現となります。
トーン&マナーだけでなく、企業のアイコンとなるロゴの策定、制作など、さまざまなご支援が可能です。また広告戦略やサイトリニューアルなどマーケティング施策に活用できるレベルのコンセプトブックやデザインガイドラインも制作可能です。
プロジェクト体制は、言語化のスペシャリストだけでなく、ビジネス全体戦略設計をおこなうコンサルタントや、アートディレクターなどをアサインし貴社の抱える悩みや課題に合わせて柔軟な支援体制を構築し、貴社ならではのアイデンティティのデザインを実施します。
弊社のアイデンティティデザインの流れ
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- プロジェクトキックオフ
- 貴社のご要望をヒアリングの上、プロジェクトの成果物を確定し、プロジェクトメンバーの選定、進め方・社内の巻き込み方のご説明、キックオフミーティングで関係者へのプロジェクト説明をおこないます。
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- 想いの明確化
- 背景・目的のヒアリングや、プロジェクトに必要なメンバーのインタビューなどにより、企業に集まる想いを徐々に言語化・ビジュアル化していきます。
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- データの明確化
- 貴社内の必要な情報・データを収集したり、市場調査や競合調査を実施してデータを集約。データを分析/解析、整理しながら言語化・ビジュアル化してきます。
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- 言語・ビジュアルの明確化
- 明確化した想い、調査から分析/解析したデータをもとに最終的な言語・ビジュアル化を実施していきます。
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- アウトプットの制作
- 貴社の目的にあわせて活用しやすい形で成果物を制作します。実際のCIやロゴの制作、その前提となるコンセプトをまとめた資料の制作、マーケティング施策やWEBサイトに反映するためのデザインガイドライン、コンセプトやデザインガイドラインに基づく実際のデザインなど、柔軟に対応可能です。
事例・実績
業種・業界・toB・toCを問わずさまざまなお客様のご支援をしております。以下では実績をご紹介します。
某コンサルティングファーム様
事業拡大におけるホールディングス化など企業全体のビジネス転換に際して、コーポレートアイデンティティの設計からビジョン・ミッション・バリュー、行動指針の策定を実施させていただきました。
策定したCIからビジュアル・アイデンティティの策定し、企業のアイコンとなるロゴの制作、WEBサイトのフルリニューアルのためのビジュアルデザインを実施させていただきました。
よくある質問
サービスの費用感が知りたいです。
策定する内容により費用感は変わるがため、まずは一度お問い合わせいただきまして、ご希望をおうかがいいさせていただければお見積り差し上げます。
策定期間はどのくらいですか?
ヒアリングから調査/分析/解析を実施し言語の明確化まで4-6ヵ月くらいが目安となります。
ロゴだけ変更したいなど部分対応も可能ですか?
はい、もちろん可能です。貴社のリクエストに合わせた柔軟なご支援対応が可能です。