定量的なデータに基づくサイトのUI改修で、ユーザーの課題を解決しコンバージョン率を向上

ご相談のきっかけ

特定のライフスタイルや属性に向けた金融サービスを提供しているお客様です。

サイトのサービスページにおけるユーザーへの効果的な情報提供とコンバージョン率(CVR)の向上に課題感を持ち、UI改善と情報の整理方法を中心にご支援させていただきました。

課題解決のプロセス

お客様のサービスページではメリット情報が多く掲載されている一方で、ユーザーが自分に合った情報を見つけられず途中で離脱するケースが多く発生していました。これに対して、ユーザーが必要な情報をスムーズに取得できるよう、UI改善と情報整理の見直しを行いました。

実施内容

・UI改善

従来の単調な情報提供方法を変更し、アコーディオン式メニューを導入して情報を階層化。これにより、ユーザーが自分に必要なメリットを迅速に選択できるようになり、情報の網羅性を保ちながらも、ユーザーが必要な情報をスムーズに取得できるようになりました。

・CTAボタンの内包

各メリットに対してCTAボタンをアコーディオン内に内包。これにより、ユーザーが自分にとって重要なメリットに対して検討が深まったタイミングで、即座にアクションに導けるようになり、従来のCTA設置方法よりも、検討確度の高いタイミングで効果的なコミュニケーションが取れるようになりました。


成果

・CVRの向上

UI改善と情報整理により、ユーザーが情報を理解しやすくなったことで納得感が高まり、CVRの改善幅が約1.13%向上しました。

・滞在時間の増加

ユーザーがメリットをじっくり確認するようになり、コンテンツの平均滞在時間が約10秒増加しました。

・ターゲットセグメントの強化

情報提供方法を改善したことで、特定のターゲット層に対してより効果的にアプローチできるようになりました。

実績イメージ画像

デジタルアイデンティティの担当者からのコメント

CVR改善には、流入してくるユーザーの特徴やインサイトをしっかりと踏まえた設計とデザインが不可欠です。

お客様のサイトでは、ユーザーに十分な情報を提供しようとする想いから多くの情報を掲載していましたが、GAのデータから推察されるユーザーのインサイトに基づくと、それが逆効果になっていた可能性があると考えました。そこで、定量分析から得られた仮説と弊社の金融に関する知見を活かした改善施策を提案させていただいた結果、見事に成果を上げることができました。

課題
サービス

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