ご提案時の状況
今回ご紹介するMAツールベンダー様は創業から急成長を続け、BtoC向けMA市場では売上金額シェア上位を誇るお客様です。
広告運用ではリスティング広告・SNS広告などの獲得施策をメインに、リード数の拡大を目指して運用しておりました。
当時は年1回実施されるお客様主催のリアルイベントの集客において、マーケター・事業責任者をターゲットにLinkedin広告を運用しておりましたが、CPM・CPCが他媒体比較で2倍ほどに上昇しており、CPAが目標に達しないことが課題でした。
そこでLinkediinを使用しているユーザーは狙いたいターゲットと一定一致しているという仮説の下、Linkediinでのターゲティング拡大をご提案いたしました。
実施内容
Linkedin広告にて、配信ターゲットを拡大して配信。
当初ターゲティングを複数組み合わせて配信していましたが、CPC・CPMが上昇し、CPAの悪化が見られたため、配信ターゲットをエリアのみに変更し、オーディエンスボリュームを拡大して配信しました。
成果
施策実施後、CPCが約60%改善、CPMが約50%改善、CPAが約40%改善となりました。
配信サイズ拡大に伴う媒体学習の効率化により、CVR低下幅以上にCPC・CPMが抑制されたことで、CPAが改善されたと考えられます。
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デジタルアイデンティティの担当者からのコメント
媒体におけるターゲティングを活用してCVユーザーの質を高めることは重要である一方で、媒体とサービス・商材の相性によってはターゲティングを外すことがCPA改善・CV母数の増加につながるという興味深い結果になりました。
今後はオーディエンスを広げた中でもより質の高いユーザーへコミュニケーションできるよう、クリエイティブで入口を狭めるなどの施策を課題として取り組んで行きたいと思います。
課題 | |
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サービス | |
支援期間 | 2021年11月〜 |