2023年10月公開のGoogle新メニューDemand GenでCPA63%抑制!

ご提案時の状況

今回ご紹介する大手家電メーカー様は、継続して広告運用代行を行なっているクライアント様で、EC経由の購入が昨年比較130%超えるなどの成果を上げている状況でした。

当時の課題だったのが掃除機やヘアドライヤーなどの主力商品です。業界内でシェア上位を獲得しているものの、掃除機においてはシェアトップのダイソンに認知度の面で遅れをとっている状況でした。

そこで、商品認知と売上アップに向け、Google広告のDemand Gen施策をご提案いたしました。

解決する課題

課題としては大きく2つ。

  1. 商戦期に向けたTVCMの実施に合わせ、新たなWEB広告施策による商品の認知拡大
  2. 家電量販店や公式オンラインショップにおける掃除機の目標販売台数の達成

これら2つの課題を解決する施策として、Googleプロダクトの中で配信面の拡大に寄与するDemand Genをご提案しました。

実施内容

GDNで設定しているターゲティングと同じ設定にて、Demand Genで静止画・動画を配信。クリエイティブもGDNと同じ条件で入稿し、コンバージョン最大化の入札戦略を用いており、コンバージョンポイントは全国の家電量販店の店舗検索ページ到達で設定。

成果

GDNと比較し、CVRが2.2倍、CPA63%抑制に成功いたしました。

CTRも3.8倍となり、YouTubeのタイムラインやYouTube動画など、GDNよりも視認性が高く、クリックされやすいと推測されます。

  • CTR:0.6%→2.3%(約3.8倍に上昇)
  • CVR:2.5%→5.5%(約2.2倍に上昇)
  • CV数:70件→430件(約6倍に上昇)
  • CPA:2,000円→550円(約63%抑制)

デジタルアイデンティティの担当者からのコメント

Demand  Genは従来のファインド広告から、さらに配信面や機能が追加された新しい広告メニューです。本施策のご提案時には、まだDemand Genを活用した実績は、他クライアント様も含めてほとんど社内にない状態でした。

しかし、「認知拡大」と「売上増加」の両立が課題である今回のようなケースでは、Demand Genは有効と考え、新しい施策としてご提案し、見込み通り、成果に繋げることができました。

Demand Genから利用可能になった動画クリエイティブも、Youtubeインストリーム配信よりも低いCPCでクリックを促すことができました。適切な動画クリエイティブを配信することでCV獲得にも貢献が認められたため、認知獲得から比較検討、購入へとユーザーに行動を促すことで大きな成果に繋がりました。

課題
サービス
支援期間 2020年7月=2023年12月(3年5ヶ月)

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