ご相談のきっかけ
実店舗とECサイト両方お持ちのファッション・アパレルブランドのお客様です。
これまでBIGキーワード(「スーツ」のように検索するユーザーが多い単一のキーワード)で1位に表示できていたのが、ある時期から3位以下に下落してしまい、サイトへの流入が減少したことをきっかけにご相談いただきました。
課題解決のプロセス
お客様のサイトには、大きく分けて「サイトが検索エンジンに最適化されていない」「ユーザーの集客につながるコンテンツが少ない」という2つの課題がありました。
商品の販売をおこなうECサイトとは別に、商品にまつわる情報を発信するオウンドメディアが存在したため、「ECサイトで獲得すべきキーワード」と「オウンドメディアで獲得すべきキーワード」を切り分けて下記施策を実施しました。
- ECサイトとオウンドメディア両方で内部施策を実施
- ECサイトのユーザビリティ改善施策を実施
- オウンドメディアの既存コンテンツをリライト
- オウンドメディアに新規コンテンツを追加
コンテンツ制作については、SEOを加味した構成を作成し、ライティングをお客様側で実施いただき、原稿作成後に再度弊社にてチェックする体制で進行。どんなポイントに注意してライティングすべきかのフィードバックも随時おこないました。
実施内容
- 商材に紐づくキーワードのニーズ調査
- 競合サイトの順位・ランクインURL調査
- 競合サイトの取り組み、優位性調査
- 本体ECサイトのSEO施策ご提案
- オウンドメディアサイトのSEO施策ご提案
- 検索ニーズに基づくテーマ案・構成案のご提案
- コンテンツからECサイトへの遷移リンクご提案
- SEO観点からのコンテンツチェック、改善案ご提案
ECのみ、メディアのみではなく全体を通して「SEOに強いサイト」を作るべく施策をご提案・実施いたしました。
まずは内部施策にてサイトの最適化を実現した後、当時コンテンツマーケティングを実施している競合が少なかったため、優位性を高めるためにもコンテンツに関する取り組みを推し進めてまいりました。
お客さまに実施いただいたこと
- 内部施策の実施(サイト反映)
- コンテンツ構成案のご確認
- コンテンツのライティング、サイト反映
成果
施策開始から1年で、ECサイトの自然検索経由流入は2.6倍、オウンドメディアは3.2倍と大幅に流入を増やすことができました。
デジタルアイデンティティ担当者からのコメント
競合が多く、Amazonや楽天などのモールも上位争いに加わる中、結果的に多くのキーワードで上位表示を達成できました。コンテンツと親和性が高いキーワードが多いこともあり、施策を進める中で特にオウンドメディアの集客力が高まっていったため、途中からECサイトへの送客やCV数アップのためのご提案を増やすなど、お客様のニーズを満たせるよう状況に応じてご対応いたしました。
課題 | |
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サービス |