漫画LPの配信によりCVRを約1.7倍成果改善!

ご提案時の状況

「防犯商材の購入を検討しているがまだ自分事化に至っていない準顕在層」に対し、通常の訴求ではCVRが伸び悩んでいたクライアント様。特に検索広告やディスプレイ広告においてはクリックこそあるものの、購入・申し込みには至らないケースが多く、コンテンツ訴求の見直しが必要とされていました。

そこで、ユーザー自身の不安や生活シーンに結びつけやすい「ストーリー形式」の漫画LPを提案。“防犯”という非日常的なテーマを「日常に潜む不安」として描くことで、ユーザーの意識変容を狙いました。

課題解決のプロセス

まず、「通常LP」と「漫画LP」の2パターンを制作し、検索広告(非指名KW:フレーズ一致)でABテストを実施。

漫画LPの内容としては、ストーリー仕立てで防犯意識を喚起する構成を採用。読み進めるに連れて自分事化を醸成する構成によって、共感とともにユーザーの行動喚起を促しました。特に、まだ購入検討段階に至っていない検討度が浅いユーザーに向けても、「なぜ防犯が必要なのか?」を自然に伝えることでニーズの顕在化を図る設計としました。

▼配信ターゲット

ファネル図:潜在的な不安を抱えている準潜在層がターゲット

成果

漫画LPが優位となり、CVRは通常LP対比で約1.7倍に改善。

生活必需品とは異なる防犯商材において、“今必要な理由”をストーリーで語ることが、準顕在層の自分事化と購買意欲の引き上げに寄与した結果と考えられます。

漫画LPでCVR1.7倍

デジタルアイデンティティの担当者からのコメント

今回の施策では、漫画LPというストーリー形式を取り入れることで、準顕在層の感情に寄り添い自然にニーズを引き出すことに成功。通常LPと比べてCVR約1.7倍という成果を実現しました。

本事例のポイントは、“商品やサービスを説明する”のではなく、“ユーザー自身が気づく”ストーリーの体験を提供した点にあります。

従来のLPではアプローチが難しかったターゲット層に対し、共感・想像を通じて自分事化を促すことで、より深いエンゲージメントを生み出せたことが成果の背景です。

特に、検討度が低いユーザーへのアプローチ施策として、漫画LPは再現性の高い有効的な施策となる可能性があります。

課題
サービス
支援期間 2019年~

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