03
昨年スタートダッシュ賞を受賞されましたが、働く上で意識していることを教えてください。
日頃から意識している「自責思考」と「諦めない姿勢」が評価されたんじゃないかなと思っています。
自分が関わることで上手くいかないことがあったら、人のせいにしたり環境のせいにしたりせず、自分の責任だと考えることは常に意識しています。こういう考え方を大切にすることで、問題解決に向けて自分から動けるようになりました。
どんなに難しい課題に直面しても、絶対に諦めないって決めて、最後までやり抜くことを大事にしてきました。なぜ上手くいかないのかを自分なりに言葉にして、必要な対策を明確にしてから行動するようにしています。これを繰り返すことで、自分自身の成長を感じられたし、周りの人たちにも認めてもらえたんじゃないかなと思います。
とはいえ、まだまだ課題はたくさんあります。例えば、周りの人に協力を求める行動力や、レギュレーションに関する知識が足りないと感じています。これからは、今の姿勢をさらに磨きながら、自分の課題も克服して、会社全体にもっと大きな影響を与えられるような成果を出していきます。
04
入社後一番大変だった時期はいつですか?そしてどのように乗り越えましたか?
入社後、最も大変だった時期は、入社直後の2か月間と架電プロジェクト立ち上げ初期の2か月間でした。
やることがいっぱいで大変というよりも、明確な目標が設定されている中で、自分自身が計画を立て、行動を起こさなければ何も進まないという状況が、結構大きなプレッシャーでした。
その中で乗り越えられたのはとにかく決断と行動を繰り返しつつ、先輩に壁打ちし続けたからだと思っています。
悩みに埋もれて行動しないよりも、どのように進めるべきか、何をすべきかを即決断し、実際に行動に移すようにしていました。
それでも上手くいかないときは、「自分はこう考えているのですが、先輩ならどうしますか?」というように、具体的な質問を先輩方に投げかけました。そして、いただいたアドバイスは必ず実践してみるようにしました。
実践してみた後は必ずフィードバックを求め、それを次のアクションに活かしました。これにより、漠然とした不安や悩みを、具体的で解決可能な課題に変換することができました。
このように常に行動し、フィードバックを得て、改善するというサイクルを回し続けることで、徐々に自信をつけていきました。また、先輩方の知見を積極的に取り入れることで、自分一人では気づかなかった視点や解決策を学ぶことができ、乗り越えられたんだと思います。
05
これからどのような人材になっていきたいか教えてください。
私はこれから、努力と成長の過程を明確に示せるロールモデルとなる人材になっていきたいです。
具体的には、自身の苦労や試行錯誤を通じて成長した経験を活かし、入社された方の道標となる存在になることがまず通過点ですね。
そして、着実に結果を積み重ね、最終的には経営陣と共に会社の方向性を決定できる立場に立ちたいと思っています。
このようなキャリアパスを実現することで、キャリアプランを描くときに、自分もこの道を参考に歩けば山頂にたどり着ける、と思ってもらえる環境づくりに貢献したいと考えています。
私は自分自身が非常に不器用で、成長に多くの時間と努力を要するタイプだと自覚しています。周囲には、私の何十倍、何百倍も効率的に仕事をこなし、急速に成長できる方々がいることも認識しています。しかし、この特性を弱点ではなく強みに変えていきたいと考えています。
即座にそのような優秀な方々と肩を並べることは難しいですが、私自身が苦労しながらも成長し、最終的に彼らと同等の成果を上げられるようになるまでの過程を示すことで、努力家で成長意欲のある仲間や後輩たちに道筋を示せる人材になりたいと思っています。