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SEO・SEM・リスティング広告の違いについて

電球

SEO・SEM・リスティング広告という単語を聞いたことがある・知っているという方も多いのではないでしょうか。この3つの単語は、それぞれマーケティングにおいて非常に重要な役割を担っていますが、すべて意味が異なります。
本記事では、SEO・SEM・リスティング広告の違いについて分かりやすく解説します。

SEOとSEMの違い

最初に、検索エンジンマーケティングを行う上でよく聞かれる「SEO」と「SEM」という言葉の違いをご紹介します。

ウェブマーケティングに携わると、SEOやSEMといった言葉をよく耳にしますが、実際、その違いが何なのか理解していない方も多いかと思います。

SEMとは「Search Engine Marketing」の略称であり、検索エンジン上のマーケティングの総称です。リスティング広告やSEOを駆使して、ユーザを集客し、ログ解析、効果測定等のツールを利用して効果検証を行う、一連の流れを意味しています。そのため、SEOをSEMと並列した言葉だと考えている方もいるかと思いますが、それは間違いです。

SEOはSEMのマーケティング手段のひとつであり、SEMはSEOやリスティング広告を含む上位的概念であると言えます

それでは、「SEO」と「リスティング広告」の違いは何でしょうか?

   

SEOとリスティング広告の違い

SEOとリスティング広告は、ともに検索エンジン上で行うマーケティング手段です。
それぞれの特徴を、簡単に以下の表でまとめています。

項目 SEO リスティング広告
費用 コンサルティング費+サイト改修等の費用 クリック課金+運用コンサルティング費
即効性 低い 高い
持続性 高い 低い
クリック率 上位表示されれば高くなる 低い傾向
ABテスト 不可 可能
掲載順位 コントロール不可 多少のコントロール可
ターゲティング ほぼ不可 可能

ここでは主にSEOとリスティング広告の「費用」「クリック率」「コントロール性」「細かい運用」の違いについてご紹介します。

   

費用

リスティング広告は、検索結果に表示される有料の広告枠であり、広告の出稿費用がかかり、クリックされると費用がかかります。一方、SEOはクリックされても費用はかかりませんが、サイト内改修や新規コンテンツの作成などへの費用が必要であり、現状のサイトの状態により費用が上下します。

   

クリック率

リスティング広告もSEOも上位に表示されればされるほど、クリックされます。ただし、リスティング広告よりも広告ではない検索結果を好んでクリックするユーザーも存在するため、クリック率はSEOの方がリスティング広告よりも高い傾向にあります。

   

コントロール性

リスティング広告では予算や入札額などの設定を変更できるため、ある程度順位をコントロールすることができます。一方、SEOでは、順位は検索エンジンのアルゴリズムによって決められるため、自ら順位をコントロールすることはできません。

   

細かい運用

リスティング広告はオークション制で表示位置が変わるため、競合状況によって変動します。そのため、入札額の変更など日々細かい運用が求められます。一方、SEOでは、サイト内改修を行ったからと言ってすぐに表示順位に反映されることは少ないため、リスティング広告のような細かい運用は必要ありませんが、競合上位サイトの状況やサーチコンソール・Googleアナリティクス等によって得られる解析データを用いて、継続的にサイトをブラッシュアップしていく必要があります。

   

SEOとリスティング広告の使い分け

SEOとリスティング広告で成果を上げるためには、それぞれの特徴を活かした施策が必要です。通常、SEOとリスティング広告を柔軟に組み合わせて成果を最大化していくという取り組みが取られます

   

短期間で成果を出す必要がある場合

リスティング広告はSEOと違い自らコントロールができる部分が多く、即効性があります。
短期間に成果を出す必要がある場合は、リスティング広告を使用して流入数・CV数を増やしましょう。

   

中長期的な出す必要がある場合

SEOは施工に手間や時間がかかり、短期間ではなかなか成果はみられませんが、適切なSEO施策を行い、良質なコンテンツを作成すれば、安定して大きな成果を得られる可能性も高いため、中長期的な成果を求める場合に向いています。
また、リスティング広告からの流入数・CV数をもとにキーワード選定を行うことで、より効果的なSEO施策が行えます。

   

コンテンツの量による使い分け

コンテンツの量(サイト内のページ数)によってもSEOとリスティング広告の使い分けが変わってきます。

コンテンツ量が少ない場合は、リスティング広告での集客をおすすめします。コンテンツ量が限られていると、検索エンジンからの評価を得ることが難しく、SEO施策だけで集客が成功する可能性は低いでしょう。
一方でコンテンツ量が多い場合、サイト内のSEO対策をしっかり行うことで上位表示が狙うことができ、十分な集客ができるでしょう。

まとめ

本記事では、SEO・SEM・リスティング広告の違いについて解説しました。それぞれの違いをしっかりと理解し使い分けることで、効果的にマーケティングをおこなっていきましょう。
また弊社では、SEO・SEM対策のサポートやリスティング広告の製作・運用をおこなっております。なにかお悩みがございましたらぜひ弊社にご相談ください。

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