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プレミアム広告(純広)をうまく活用することで、運用型広告だけでは得られない成果を得られる可能性があります。
本記事では、プレミアム広告の概要から活用方法、弊社でプレミアム広告を出す理由まで解説します。
プレミアム広告(純広)サービスとは
Yahoo!JapanやMSNなどの大手ポータルサイト、日経や朝日新聞デジタルなど新聞社メディア、mixiやamebaなどCGM、富裕層、女性、ゴルフ、FXなどターゲット・ジャンルに特化した専門メディアなど、インターネットの世界には多くのメディアが存在します。
さらにはtwitterやFacebookが台頭し、ユーザーの接触メディアは多岐に渡り、インターネットメディア全体の接触時間は長くなっています。
純広告とは、数多あるメディアの中から、自社サービスのターゲットが多く閲覧しているであろうメディアを抽出し、一定期間、定められた料金を支払い広告掲載をすることを指します。
(リスティング広告やDSP配信などと対比して純広告と呼ばれることがあります)
純広告の場合は特定のメディアの特定の広告枠に、特定期間広告が掲載されるため、例えば営業活動やPRの場で、広告掲載をアピールすることも可能です。
また、性別や年齢でセグメントしたデモグラフィックターゲティングや、検索キーワードや閲覧サイトの履歴に基づく行動ターゲティングなどの配信機能を備えているメディアも存在します。
Yahoo!Japanのように、1ヶ月で約2億ものブラウザが閲覧するサイトに広告掲載することで、企業価値、商品・サービスブランド向上の一助も担います。
プレミアム広告(純広)はこのような方にオススメします
商品・サービスの認知拡大を図りたい
大手ポータルや新聞社サイト等は、圧倒的に閲覧者数が多いだけでなく、社会的信用力も高いため商品・サービスの認知促進に効果的です。
また、表現力豊かなクリエイティブ配信が可能であることも純広告の魅力の一つです。
リスティング広告の効果が頭打ち
リスティング広告の競争環境は激化、かつ、検索数自体が伸び悩んでいるため、顕在層のみへのアプローチでは難しい状況かもしれません。
ターゲットユーザーの設計をした上で、検索はしていないがニーズがあるであろうユーザーが、 多く閲覧している、長く滞在しているメディアを選定して広告を掲載します。
プレミアム広告は他メディアと連携して活用する
リアル・プロモーションとの連動
メディア純広告は、リアルでのプロモーションとの連携にも効果があります。
テレビCMや交通広告、店頭キャンペーンと連動して、接触効率の高いメディアに出稿することで、リアルからウェブサイトへ遷移しようとするユーザーの行動を補完することができます。
- 日常的に接触のあるメディアを使ったリマインド
- ターゲットとなるユーザーにとって接触頻度の高いメディアでの既視感・親近感の植え付け
- リアルでは接点を持てなかったユーザーとの接点構築
テストマーケティングによるメディア効率化
プロモーションの効果は、クリエイティブの内容の他、配信タイミングやフリークエンシー(接触頻度)よっても大きく変わってきます。
多角的な検証が可能なGoogleディスプレイ広告や第三者配信を活用することで、最適なタイミング(時間や曜日)、頻度、クリエイティブ内容、メディア、配信地域を検証してから、本格的なプロモーションに投資する流れを取ることが出来ます。
リマーケティングの併用
メディア純広告は短期間での出稿であることが多く、接触効果は最大化できますが一定期間で落ち着いてしまいます。リマーケティングを併用することで、そのメディア純広告でつくった接触を起点として、継続的なコミュニケーションを取ることが可能になります。
直接的な効果だけでなく、間接的な効果も見て運用を最適化
直接的な成果獲得以外にも、SEOやリスティング広告など他メニューへの間接的な効果や閲覧による効果が見込めます。単体での効果だけではなく、全体への影響を考えた運用を実施します。
弊社で純広を出す理由
プランニングのポイントは数値には表れないメディアの特性をいかに理解しているか
純広告の場合、効果を上げるために必要な要素はプランニング・クリエイティブ・効果検証であり、この3つがすべてといっても過言ではありません。
プランニング段階で重要なのは、以下の通りです。
- ターゲットのユーザーのアイデンティティ設計
- 数値には表れないメディアの特性理解
- アイデンティティ設計
ターゲットとなり得るユーザーをデモグラフィック属性(性別・年代・在住地域・職種など)だけでなく、どのようなニーズ、悩みや目的を持っているか、どのような情報や行動を求めているか、といった視点で整理します。 - 数値には表れないメディアの特性理解
メディアデータというのは主に「PV○○、男性○○%、主な年齢層は○○代」といった概要データのことを指します。
実際にアイデンティティ設計で設計するものは、「趣味はゴルフがメインで週末やお小遣いはほとんどそれに費やすサラリーマン」といった詳細なユーザー像です。
こういったケースでは、メディアの基礎データだけでは不十分で、「天気」や「地図」(←ゴルファーが気にする)のコンテンツが充実しているメディアはどのメディアか?といった、メディアの特性まで把握していることが重要になってきます。
細分化コミュニケーションと視点を変えたクリエイティブ表現
クリエイティブにおいて重要なのは、細分化コミュニケーションと視点を変えたクリエイティブ表現です。
先述の通り、ユーザーアイデンティティは詳細に設定するため、コミュニケーションもそれに応じて細分化されていきます。各ユーザー毎、コミュニケーション毎にクリエイティブを作成していくことが重要です。
また、クリエイティブ検証を繰り返していると勝ちパターン、といった訴求が見えてきます。
しかし、長い間特定のパートナーと取り組んでいると、提案する側も過去の成功から脱却できずに、視点を変えたクリエイティブが生まれにくくなることがあります。当事者は視点を変えているつもりでも、変え切れていないという状況に陥ってしまうため、注意が必要です。
純広告の効果が頭打ちになっている、または、ずっと同じようなクリエイティブに偏っているという時は、まったく新しいパートナーからの提案を受けてみることも推奨します。
効果検証
純広告の効果検証をクリエイティブのみにフォーカスしているケースが多々あります。
もちろんクリエイティブは大きな要因の一つですが、それだけではありません。
例えば、検証の概念として、
- メディア、広告枠の選定は正しかったのか?
- 配信の時期は正しかったのか?
- フリークエンシー(接触頻度)は適切か?
- 何か特異なニュースはなかったのか?
- 何か特異なメディア事情はなかったのか?
- 自社コンテンツに何か特異はなかったのか?
- 他メディアの広告と比較して何が違うのか?
- そもそものユーザーアイデンティティは正しかったのか?
Etc・・・。
挙げればキリがありませんが、そもそもこういった要素を検討せずに、原因をクリエイティブに寄せ、ひたすらバナーをブラッシュアップしているケースをよく見かけます。
効果が伸び悩んでいるケースでは、検証からやり直し、再プランニングしてみることを推奨します。
まとめ
いかがだったでしょうか。
プレミアム広告は運用型広告よりも幅広いユーザーに配信するからこそ、よりしっかりと企画をして改善を繰り返していく必要があります。
弊社ではプレミアム広告を含むさまざまな広告の施策や運用をおこなっているため、なにかお悩みがございましたらぜひ弊社にご相談ください。
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