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イベント・特設ページに配慮したいSEO的ルール

イベント・特設ページに配慮するべきSEO

私がご紹介します

Mutsumi Kobayashi

kobayashiMutsumi

2006年よりSEOコンサルタントとして活躍。デジタルアイデンティティSEO div.manager。金融、不動産、EC、アパレル、通信サービス、人材など業界・業種を問わず経験豊富。プログラマー資格を保有し、クライアントのシステム部と綿密に連携したコンサルティングを得意とする。直近は新規事業立ち上げ、自社メディア運営に携わるなど、組織強化や新規サービス開発にも従事。Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)保有者。

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こんにちは!
突然ですが、今日は何の日かと言えば!2月22日!猫の日です。
かくいう私は大の猫好き。
今日は猫の日と言うことで、あちこちで猫の日イベントが開催されておりまして。
私もイベントに行こうと、イベント名で検索をかけてみると・・・
去年のページが1位に表示され、今年のページはどこにも見受けられない。
にゃんてことだ!
これじゃイベントいけない!
取り乱しましたが、これは何も猫の日に限ったことではなく、よく見られる光景かと思います。
そのたびに「SEO的配慮がなされてない!」と、担当者に連絡を取りたくなったりしているのです。
猫の日だけでなく、毎年発生するイベントはバレンタインやホワイトデー、入学式や卒業式、クリスマスなどなど、とにかく沢山あり、毎年集客をするんだから、SEO的に配慮したルール設計をしていくことは、とても大事なのです。
毎年、クリスマス時期間近になってから、「クリスマス」KWであげたいと要望を出してくるクライアントさんもいるものです(汗)
SEOは即効性のある施策ではありません、継続性や、さまざまな要素の積み重ねによって効果を出せる施策です。
特に、昨今のGoogleアルゴリズムでは権威性など、リンクはもちろん、ページウェブ上での言及(人気や評判)を指標としているため、イベントページに関してもSEO配慮がなされていないと、いつまでたっても評価されないという事態に陥ってしまいます。
ではどうすればよいのでしょうか。
今回は、イベント・特設ページに配慮したいSEO的ルールについてまとめてみたいと思います。

検索エンジンはURLでページを判断している

当たり前のことですが、検索エンジンはURLでページを判断しており、リンクや言及と言った評価も、URLに紐付きます。
私たちが一般社会において、誰かを評価するとき、その人の中身や、肩書き、年齢、他の人からの評価などなど、さまざまな要素で評価するのと同様に、
検索エンジンもページを評価する際、そのURLの中身(コンテンツ)、肩書き(ページの権威性)、年齢(ページ年齢)、他の人からの評価(リンクや言及)を見て判断するのです。
そのため、毎年実施するイベントのURLを変えてしまっていては、評価をリセットしていることになり、ゼロからのスタートとなってしまうのです。
イベント名で検索した際に、去年のページが上位表示される理由はそこにあります。
では具体的にイベントページや特設ページにおいてはどのようなルールを設定した方が良いのかをご紹介したいと思います。

イベント・特設ページに配慮するSEOポイント

1.URLは変更しない

なんといっても重要なのはこれで、URLの永続性を担保することです。
先に述べたとおり、URLを変更してしまうと、ゼロからのスタートになるため、評価が蓄積されるために、又同じくらいの時間がかかってしまうのです。

2.イベント終了後もページは削除しない

URLを同じにしていても、イベント終了後にページを削除(404 Not Found)し、翌年アップしていては評価が蓄積されません。
ただし、ユーザーへの配慮として、ページ上部などに、「このイベントは終了しました。またのご来訪をお待ちしております。」などの記載はしておくべきです。

3.配置ディレクトリを定めておく

URLは変更しないにも通じますが、配置するディレクトリは運営上定めておくと便利です。
たとえば今回の猫イベントであれば/cat-event/などが望ましいでしょう。
わかりやすいディレクトリがユーザーにも検索エンジンにも良いといえます。

4.過去のイベントページをアーカイブする際は別ディレクトリへ

過去のイベントページも何らかの理由があって残しておきたい場合もあると思います。
その場合は、/cat-event2014/、/cat-event2013/のように新規で別ディレクトリを作成し、格納すると良いでしょう。
URL永続化の観点上、必ず/cat-event/には最新のファイルを上書きするようにします。
最低限上記の項目を守ることで、イベント名で検索を書けた際に去年のページが上位表示されて今年のページが出てこない!なんて事はなくなるはずです。

4.終了後は見せたくないイベント・キャンペーンページの対応

上記では毎年必ず実施されて、デジタル資産を蓄積したい場合のお話をしましたが、それとは逆に、今回限りのキャンペーンで、キャンペーン終了後は表示させたくないと言ったケースも存在すると思います。
そんな時は、unavailable_afterタグを設置しておくと良いでしょう。
unavailable_afterタグはコンテンツの内容に有効期限があるイベントやキャンペーンのページなどに設置しておくことで、指定した日時以降は検索結果に出てこないようにすることができるタグです。
設置方法は簡単で、イベントやキャンペーンページのmeta部分に記述するだけ!
猫の日限定イベントが仮に本日の2015年2月22日だったとして、翌日には検索結果から表示させたくない場合は下記のようになります。

<META NAME=”GOOGLEBOT” CONTENT=”unavailable_after: 23-Feb-2015 10:00:00 JST”>

イベントページは内容によって対応方法もさまざまですが、運営時にはどういう方針にするのか決めておくと良いですよね。

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