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流入900%増!これだけ変わる、Google検索順位と流入数の関係

11位→2位で流入900%増!これだけ変わる、Google検索順位と流入数の関係

こんにちは、SEO担当の齊藤です。
日頃サイトの順位変動を追っていると、ほんの少し順位が上がっただけでとても嬉しいものです。
ですが同時に、「この順位上昇でどれだけユーザーの目につきやすくなったんだろう?」とも思います。

そこで今回は、実際のデータを元にGoogle検索順位と流入数の関係について調査してみました!
例えば、検索結果の1ページ目と2ページ目で流入数にどれだけ差が開くのでしょうか?
そして、同じ1ページ目でも上部と下部で流入数はどれだけ違うのでしょうか?

Google検索順位が及ぼすサイト流入数への影響

下図は、弊社で運営しているあるメディアの、流入数の変化とあるキーワードでの順位を照らし合わせたものです。
このキーワードは月間平均検索数が約10万程度の一般用語で、8位までが1ページ目に表示され、9位は1ページ目と2ページ目を行き来し、10位以下はほぼ2ページ目に表示されます。

GAP20160816

11位→2位で流入数900%増!

グラフを見ると、8位から2位に順位が上昇すると共に流入数が跳ね上がっていることが分かります。
そこで調べたところ、2位表示と11位表示の流入数の差はなんと9倍!
多くのユーザーは検索結果の2ページ目までたどり着く前に離脱してしまうことが分かります。

同じ1ページ目でも、上部と下部で3倍違う!

それでは、同じ1ページ目表示の2位と8位では、流入数にどれほどの違いが生じるのでしょうか?
その差は3倍!1日にして流入数が300%も増加したことになります!
つまり、ユーザーは2ページ目どころかファーストビューだけで離脱してしまう可能性が高いことが伺えます。

CTRは2位で22.7%、11位で8.1%に

CTRを算出したところ、2位で22.7%という結果になりました。
これは2014年に英NetBoosterが発表した、2位表示時の平均CTR15.09%という数字を大きく上回っています。
更に、8位で11.5%、9位で10.8%、11位で8.1%と全体的に2014年のデータよりも高いCTRとなりました。
当然ながら、順位が下がるほどCTRも下がっていきます。

(参考:One Click Curve to Rule them all from NetBooster_UK)

上位表示だけが流入数を増やす手段ではありませんが、もしも上位表示で流入数を増やす場合、
1ページ目表示で満足することなく、より上位を目指す必要があるようです。

PCとスマートフォン、デバイスから見る流入数増減

先ほどのグラフをPCとスマートフォン(SP)に分けてみました。青色がPC、オレンジ色がSPです。

GAP20160816_2

このサイトはデバイスの流入比がPCとSPで2:8であるため、このような結果になりました。
こうして見ると改めて、圧倒的にPCよりもSPからの流入が多いことが分かります。
ちなみに、PCからの流入数だけを抽出してグラフ化すると下図のようになります。

GAP20160816_3

SP同様、2ページ目表示ではほとんど流入が無く、1ページ目に表示されるようになってから徐々に増加し、2位表示で一気に流入数が伸びています。
今回のケースでは、PCとSPの流入数の変化にそれほど大きな違いはありませんでした。

ですが、キーワードによっては「PCとSPで同じように順位が変動しているのに、流入数の推移が全然違う!」ということがあります。一体なぜでしょうか?

要チェック!PCとSPで1ページ目掲載件数が異なる場合あり

Googleの検索結果はPCとSPで、表示レイアウトが微妙に異なることがあります。
PCでは1ページ目に8位までしか掲載されないけれど、SPだと9位まで掲載されている!ということがよくあるのです。

実際、今回調査したキーワードではPCは9個、SPは10個のサイトが1ページ目に表示されています。
今回は11位→9位へのランクアップだったためPCとSPで流入数の変化に大きな違いは出ませんでしたが、
もし11位→10位というランクアップだった場合、SPでは1ページ目なのにPCではまだ2ページ目にいる!ということが起き、
デバイス間で流入数に大きな差が生まれたかもしれません。

つまり、勘違いしやすいのですが「10位圏内に入っている」=「1ページ目に表示されている」ではないのです!
そのため、サイトにとって重要なキーワードはいったい何位から確実に1ページ目掲載なのか、チェックしておく必要がありそうです。

検索上位を目指せばいい?上位表示できなければ意味がない?

少々脱線しましたが、ほんの僅かな順位の差で ここまで流入数が違う!ということがお分かりいただけたかと思います。
「じゃあ、とにかく上位を目指していけばいいんだな!」「じゃあ、上位に表示出来なければSEOは意味がないんだな!」と思われた方、ちょっと待ってください!

本当に大切なのは「上位表示させること」ではない

たとえ上位に表示されて流入数が900%増加しても、流入先のサイトに魅力がなければユーザーはすぐに離脱してしまいます。いくらSEO対策をしてサイトに人を集めたとしても、その中身がユーザーに響かなければ、本当の目標を達成したとは言えません。
本当の目標とは、サイトを見たユーザーにアクションを起こしてもらうことです。ブランディングサイトならサイトや商品をユーザーの記憶に残すことです。
そのためには質の高いコンテンツを配信し、ユーザーのためになるようなサイト作りをすることが何より重要です。

まとめ

今回の調査結果をまとめると、以下のようになります。

  • 検索結果の2ページ目と1ページ目では、1ページ目のほうが多く流入数を獲得できる
  • 1ページ目のなかでも下部(10位~5位)と上部(5位~1位)では、上部のほうが多く流入数を獲得できる
  • PCとSPで1ページ目に掲載されるサイトの数が違う場合があるため、順位だけではなく実際の検索結果も要確認

SEO対策は「何が目的なのか」という目線を忘れず、効果的に集客を図っていきましょう!

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