悩めるWEB担当者様のための最新ノウハウをお届け

【2016年9月最新版】PCのGoogle Chromeで位置情報を偽装してローカライズされた検索順位を取得する方法

【2016年9月最新版】PCのGoogle Chromeで位置情報を偽装してローカライズされた検索順位を取得する方法

こんにちは。SEOチームの金子です。
夏も終わりに差し掛かり、肌寒い日が増えてきました。季節の変わり目ですが、お身体に気をつけてください。

ところで、みなさんは検索結果のローカライズという現象をご存知でしょうか?
去る2014年末、「ベニスアップデート」と呼ばれる検索エンジンアルゴリズムのアップデートが行われました。
これにより、主に、地域に根ざしたビジネス(飲食店やアミューズメントパークなど)に関連するキーワードにおいて、検索者の現在地によって検索結果が大きく変わるようになりました。

ベニスアップデートやローカルSEOについて詳しくはこちらの記事をご覧ください!
ベニスアップデートで対応必須!今行うべき3つのローカルSEO

地域に根ざしたビジネスを行っている方であれば気になるところだと思いますが、
一般的なSEOツールだと、そのSEOツールが置いてあるサーバーの場所によって順位が大きく変動してしまったり、
東京本社で働いている方が大阪支社での順位状況をチェックしたいといった場合に対応できなかったりと、
いろいろと困ることがあると思います。

そこで今回は、Google Chromeを使って位置情報を偽装(エミュレーション)して、
自分が調べたいエリアでの順位を調べる方法をご紹介したいと思います。

※「偽装」という言葉を使っていますが、決して悪いことをしているわけではありません!!Google Chromeの標準機能を使った健全な方法で行います。

Google Chromeを使った位置情報の偽装(エミュレーション)方法

キャプチャを交えてご紹介します。

1.Google Chromeのデベロッパーツールを開く

Google Chromeのデベロッパーツールを開く_1

Windowsの場合「右クリック→検証」もしくは「Ctrl + Shift + I」または「F12」で開きます。
Macの場合は「右クリック→検証」「Command + Option + I」で開きます。

※開いた時、デフォルトだと画面右側にデベロッパーツールが表示されます。見にくいなと感じる方は一番右から二番目のボタン(点が縦に3つ連なっているマーク)をクリックし、「Dock side」を調整することができます。左から「別ウィンドウ」「下に表示」「右側に表示」です。

デベロッパーツールの表示位置変更

2.コンソールを開く

「Show console」を開く

画面右から二番目のボタン(点が縦に3つ連なっているマーク)をクリック(またはEscキーを押下)し、「Show console」をクリックします。
すると、画面の下側からニュルっとパネルが出てきます。

「Sensors」を選択

次に、画面下から出てきたパネルの一番左にあるボタン(点が縦に3つ連なっているマーク)をクリックし、「Sensors」を選択します。
すると、「Sensors」タブが出現します。

3.位置情報を入力する

「Sensors」を開いた画面

中に「Geolocation」という項目があるので、プルダウンから「Custom location…」を選択します。
すると「Latutude」(緯度)と「Longitude」(経度)を入力する画面が出てくるので、それぞれ入力します。

「Custom location..」を選択

緯度と経度は下記ツールで取得できますのでご安心を!
Find Postal Address of any Location on Google Maps

「Type City, ZIP or Address Here…」のところに日本語で地名を入れると、地図が移動します。
フキダシ部分に「Latitude」「Longitude」が表示されているので、それを上記の部分にコピペします。

住所を入れれば緯度と経度が出て来る

4.リロードして反映!

緯度と経度を入力したら、現在開いているページをリロードしてください。するとすでに位置情報が偽装された形で表示されます。

偽装された検索結果を調べる場合は、アドレスバーに調べたいキーワードを入力するだけです。

下記は、位置情報を福岡県福岡市に偽装して「水族館」と調べたところです。
福岡と東京における「水族館」キーワードの順位状況の違い
東京都渋谷区で調べた時と大きく異なっていることがわかります。

また、一度設定すると、新規タブを開いても設定が反映されます。
解除する場合は、先ほどの「Geolocation」の項目を「Custom location…」から「No override」に変更すればOKです。

これで調べることができます!あとは調べてキャプチャを取るなり、Excelでメモを取るなり…自由自在です!

これまではGoogleトップページの「設定」から変えることができていたのですが、その機能が廃止されてしまったので非常に困っていました。
これからはこの方法で調査ができそうです!

関連記事